Salesforceパートナーコミュニティの費用と設定|代理店に見せる範囲の決め方

パートナーコミュニティはExperience CloudのPartner Centralで作る代理店向けサイトです。PRMは1メンバー月3,000円(年間契約)。代理店に見せる範囲を決めるロールと共有設定、設定の順番をまとめました。

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この記事の要点

  1. パートナーコミュニティは、Experience Cloud の「Partner Central」テンプレートで作る代理店向けのサイトです。代理店の担当者には Partner Community のライセンスを割り当て、リードや商談を見たり登録したりしてもらいます。
  2. 代理店向けの価格は、Partner Relationship Management が1メンバー月3,000円、Partner Ecosystem Management が6,000円(どちらも年間契約)で、Sales Cloud とは別に買うアドオンです。
  3. 代理店に見える範囲は、パートナーのロール・外部組織の共有設定・スーパーユーザーで決まります。ロールの数は、最初の代理店のユーザーを作る前に決めてください。

代理店の人に、どこまで見えるか(架空の例)

代理店10社・各社3人(責任者1人と担当者2人)の会社(説明のための架空の会社です)

チャネルマネージャー自社の社員。代理店の取引先の所有者
見える範囲担当する代理店のユーザーが持つデータが、ロール階層で積み上がって見える
やること代理店の取引先とユーザーを作り、登録された案件を確かめる
A社の責任者Partner Central のサイト。スーパーユーザー
見える範囲A社の担当者2人が持つリード・商談・ケース・カスタムオブジェクト
見えないものB社〜J社のデータ(外部組織の共有設定を「非公開」にした場合)
A社の担当者Partner Central のサイト
見える範囲自分が持つレコードと、自分に共有されたレコード
やることリード受信箱で引き受け、案件を登録する

出典:Salesforce ヘルプ「パートナーユーザーロール」、「ポータルスーパーユーザーアクセスの付与」、「外部組織の共有設定の概要」

Salesforce のパートナーコミュニティは、Experience Cloud で作る代理店向けのサイトです。代理店の担当者は社外のユーザーとしてログインし、自社から渡されたリードを引き受けたり、自分で見つけた案件を登録したりします。代理店の担当者に割り当てるのは Partner Community のライセンスで、Partner Cloud の価格ページでは「Partner Relationship Management」が1メンバー月3,000円(年間契約)です。

当社は、Salesforce などの営業の仕組みを入れるところから、ほかのシステムとつなぐところまでを手伝っています。2026年9月に Salesforce の新しいエディションが出て、社内側のエディションの選び方が変わったので、代理店向けのサイトの費用と設定をここで整理します。この記事が答えたいのは、価格の先にある「代理店の担当者に、どこまで見せるか」です。顧客向けのサイト(Customer Community など)、リベートを扱う Channel Revenue Management、構築の作業費は扱いません。

例は、代理店10社を通して売っている会社1社で通します。各社に責任者1人と担当者2人、合わせて30人の代理店の人がサイトを使います(説明のための架空の会社です)。

パートナーコミュニティは、Partner Central のテンプレートで作るサイト

Experience Cloud のサイトを作るとき、テンプレートの1つに「Partner Central」があります。ヘルプの説明では、チャネル販売のワークフロー用に設計されたテンプレートです。リードの配布・商談の登録・マーケティングキャンペーンを設定でき、トレーニングや販促の資料の共有と、レポートでのパイプラインの追跡もできます(Salesforce ヘルプ「Experience Cloud サイトの作成」)。

このテンプレートでサイトを作るには、Partner Community のライセンスを1つ以上買う必要があります。社外のユーザーのライセンスのうち、リード・商談・キャンペーンの欄に権限が書かれているのは Partner Community と Channel Account だけで、Customer Community・Customer Community Plus・External Apps は空欄です(Salesforce ヘルプ「Experience Cloud ユーザーライセンス」)。代理店に案件を登録してもらうなら、この2つのどちらかになります。ライセンスの種類の全体は、Salesforce のライセンスの種類と費用で書いています。

代理店向けの製品は、価格ページでは「Partner Relationship Management」(PRM)と「Partner Ecosystem Management」(PEM)の2つです。ヘルプによると PRM は Partner Community のライセンスを販売する SKU の1つで、買ったあと[設定]の[組織情報]には、SKU の名前ではなくライセンスの名前(Partner Community)が表示されます。比較表で差が出るのは、次の行です(Partner Cloud の価格)。

Partner Cloud の比較表で差が出る主な行(2026年10月14日確認。価格は1メンバー月額・年間契約)
比較表の行PRM(3,000円)PEM(6,000円)
案件登録・リードの振り分け含む含む
マーケティング開発資金(MDF)含む含む
チャネル管理コンソール・スコアカードと多層アクセス含む含む
カスタマイズ可能なレポートとダッシュボード含む含む
シングルサインオン(顧客IDアクセス管理)含む含む
インセンティブ報酬・B2B紹介・Loyalty Management無し含む
パートナー追跡用のイネーブルメント・アプリ内ガイダンス無し含む
パートナー向け取引先プラン購入可能含む
カスタムオブジェクト10100
APIコール数/日1メンバー200回(1ログイン10回)1メンバー1,000回(1ログイン400回)
データストレージ1メンバー5MB(1ログイン1MB)1メンバー45MB(1ログイン20MB)
ファイルストレージ無し1メンバー1.5GB(1ログイン600MB)

例の会社のように、案件の登録とリードの振り分け、販促費(MDF)の申請までなら PRM で足ります。代理店への報奨金(インセンティブ報酬)や紹介への報酬をサイトで見せたい、代理店を育てるプログラム(イネーブルメント)をサイトに組み込みたい、という場合は PEM が必要です。

費用は、代理店の人数か、入る日数で決まる

例の30人に PRM を割り当てると月90,000円、PEM なら月180,000円です。どちらも年間契約なので、1年では108万円と216万円になります。

代理店の30人の1か月のライセンス料

1メンバー月額 × 30人。価格ページに税抜・税込の表示が無いので、消費税は足していない

PRM(3,000円)90,000円
PEM(6,000円)180,000円

出典:Salesforce「Partner Cloud の価格」(2026年10月14日確認)。金額は当社の計算

メンバー単位のほかに、ログイン単位でも買えます(価格ページの質問と答えの欄に、それぞれのログイン価格もあると書かれています)。Sales Cloud の価格ページのアドオンの欄には PRM が「1,200円~/ユーザー/月」と出ていますが、同じ欄の米国版は「1ログイン/月 10米ドルから」で、ログイン単位の始値です(米国の Sales Cloud の価格)。ログイン単位では、毎月使うログインの数を買い、代理店の人がその日に初めて入ったときに1ログインを使います。同じ日に何度入っても1つで、超過は契約開始日から12か月単位で計算されます(ヘルプ「Experience Cloud ユーザーライセンス」)。例の30人が毎日のように入るならメンバー単位、月に数日しか入らない人が多いならログイン単位も見積もりで比べてください。

人数ではなく代理店の社数で数える Channel Account のライセンスもあります。ライセンスを割り当てた代理店の取引先ごとに最大40人のパートナーユーザーが付き、ユーザーの枠はプールされます(同じヘルプ)。例の10社なら10社分です。Channel Account の円の価格は、日本語の価格ページでは見つかりませんでした。

代理店向けのライセンスだけでは動きません。Partner Cloud は Sales Cloud とは別に買うアドオンで、標準の Sales Cloud の契約に加えて買う製品だと、価格ページの質問と答えの欄に書かれています。価格ページの注にも「Sales CloudまたはCRMのライセンスが必要です」とあり、案件を承認する社内のチャネルマネージャーには、Sales Cloud のライセンスが別に要ります。また、この記事で引いたパートナー向けのヘルプは「使用可能なエディション」を Enterprise・Performance・Unlimited・Developer と書いていて、2026年9月に出た新しいエディション名(Core など)との対応は、開いたページの中には書かれていませんでした。社内側のエディションと合わせて見積もりで確かめてください。Partner Cloud には無料トライアルが無く、ワークショップや Sandbox で試すよう案内されています。構築の作業費は公開の価格が無いので、この記事では書きません(導入を頼む会社の選び方は、Salesforce の導入支援会社の選び方と費用で書いています)。

代理店に見せる範囲は、ロール・共有設定・スーパーユーザーで決まる

代理店の取引先で最初のパートナーユーザーを作ると、その取引先のロール階層が自動で作られます。ロールは「パートナーユーザー」「パートナーマネージャー」「パートナーエグゼクティブ」の3つで、上へ積み上がり、最後は取引先の所有者(通常はチャネルマネージャー)につながります。パートナーユーザーは、組織の共有モデルに関係なく、階層で自分より下のユーザーが持つデータや共有されたデータを参照・編集できます(Salesforce ヘルプ「パートナーユーザーロール」)。

ただし、ヘルプの中でも書き方が分かれています。2022年春(Spring ’22)のリリース以降の新しい組織では「取引先ロールの最適化」が最初から有効です。この場合、ユーザーが1人だけの取引先にはロールが作られず、2人目を有効にした時点でロールが作られて、全員が一番下のロールに付きます。1人目は取引先の所有者につながる共有の個人ロールに入り、ロールで共有したレコードが、同じ個人ロールにつながるほかの代理店にも見えることがあります(ヘルプ「取引先ロールの最適化によるパフォーマンスと拡張性の向上」)。例の会社でも、担当者が1人の代理店があるなら、ロールで共有しているレコードがほかの代理店に見えないかを確かめます。

代理店の1社に作られるロールと、見えるデータ

ロールは最大3段。ヘルプは1つに減らし、スーパーユーザーで補うことを勧めている。新しい組織では、ユーザーが2人目になった時点で作られる

社内チャネルマネージャー

代理店の取引先の所有者

担当する代理店のユーザーが持つデータが積み上がって見える

ロール3パートナーエグゼクティブ

ロール名の例:「A社 パートナーエグゼクティブ」

下のマネージャーとユーザーのデータを参照・編集できる

ロール2パートナーマネージャー

ロール名の例:「A社 パートナーマネージャー」

下のユーザーのデータを参照・編集できる

ロール1パートナーユーザー

ロール名の例:「A社 パートナーユーザー」

自分のデータと、共有されたデータ

出典:Salesforce ヘルプ「パートナーユーザーロール」、「デジタルエクスペリエンスの設定」、「取引先ロールの最適化によるパフォーマンスと拡張性の向上」

ロールの数は、[設定]の[デジタルエクスペリエンス]|[設定]にある「パートナーのロール数」で決めます。ここで後から数を増やしても、すでに作った代理店の取引先には効きません(ヘルプ「デジタルエクスペリエンスの設定」)。ヘルプは、ロールの数を1つに減らし、ほかのパートナーユーザーのデータを見る必要がある人にスーパーユーザーのアクセスを付けることを強く勧めています(ヘルプ「パートナーユーザーロール」)。

例の会社でロールを1つにすると、A社の責任者と担当者は同じ段に並びます。責任者に担当者2人の案件を見せるには、責任者にスーパーユーザーのアクセスを付けます。先に[設定]の[デジタルエクスペリエンス]|[設定]で[パートナースーパーユーザーアクセスを有効化]を選び、責任者を登録した取引先責任者のページのメニューから[スーパーユーザーアクセスを有効化]を選びます。見える範囲は、その人の権限のレベルに従います(参照だけの権限なら参照だけ)。スーパーユーザーで見えるようになるのは、ケース・リード・カスタムオブジェクト・商談だけで、スーパーユーザーがほかの人にスーパーユーザーを付けることはできません(ヘルプ「ポータルスーパーユーザーアクセスの付与」)。

B社〜J社のデータを A社に見せないためには、外部組織の共有設定を使います。社内のユーザーと社外のユーザーで、オブジェクトごとに別の既定のアクセス権を決められ、たとえば社内は「公開/参照のみ」、社外は「非公開」にしておき、必要なレコードだけを別の機能で共有します。社外のアクセス権を社内より広くすることはできません。対象には取引先・取引先責任者・リード・商談・キャンペーン・ケース・カスタムオブジェクトなどが含まれます(ヘルプ「外部組織の共有設定の概要」)。

取引先責任者には、もう1つ注意があります。デジタルエクスペリエンスを有効にすると、社外のユーザーの取引先責任者のレコードは、取引先責任者の社外の既定のアクセス権が「非公開」でない限り、同じ取引先の社外のユーザー全員に見えます(ヘルプ「デジタルエクスペリエンスの有効化」)。例の会社なら、A社の3人の連絡先が互いに見えることになります。それで困らないかを先に決めておきます。

設定は、戻せない2つを先に決めてから進める

ヘルプの設定タスクの一覧は、組織の準備(チャネルマネージャー、代理店の取引先とユーザー、ロール、スーパーユーザー)を、サイトの作成より先に置いています(ヘルプ「Partner Central を使用したパートナーサイトの作成 — 設定タスク」)。準備の中に、あとから戻せないものが2つあります。デジタルエクスペリエンスは一度有効にすると無効にできません(ヘルプ「デジタルエクスペリエンスの有効化」)。パートナーのロール数は、前の節のとおり、作ったあとの代理店には効きません。

パートナーコミュニティを作る順番

ヘルプの設定タスクの順を、例の会社で使う部分に絞ったもの

1

チャネルマネージャーを決める

  • 代理店の取引先とユーザーを作る社内の人
  • プロファイルか権限セットで PermissionsManagePartners 権限

2

デジタルエクスペリエンスを有効にする

  • [設定]→[デジタルエクスペリエンス]|[設定]
  • 一度有効にすると無効にできない

3

見せる範囲を決める

  • パートナーのロール数、スーパーユーザー
  • 外部組織の共有設定

4

代理店とユーザーを作る

  • 取引先で[パートナーとして有効化]
  • 取引先責任者で[パートナーユーザーを有効化]

5

サイトを作り、メンバーを足す

  • [すべてのサイト]→[新規]→ Partner Central
  • ワークスペースの[管理]|[メンバー]

6

案件の登録を作り、有効化する

  • リードの配布と商談の登録を設定
  • [管理]から有効化。お知らせメールは設定しだい

出典:Salesforce ヘルプ「設定タスク」、「チャネルマネージャーロールの設定」、「Experience Cloud サイトユーザーの作成」、「サイトの有効化」

チャネルマネージャーは、代理店の取引先とユーザーを管理する社内のユーザーです。ヘルプは、チャネルマネージャーが担当する代理店の取引先をすべて作ることを勧めています。そうすると代理店のユーザーは自動でチャネルマネージャーの下に入り、そのデータがチャネルマネージャーに積み上がって見えます(ヘルプ「チャネルマネージャーロールの設定」)。

代理店の人のユーザーは、代理店の取引先で[パートナーとして有効化]を選び、その取引先の取引先責任者で[パートナーユーザーを有効化]を選んで作ります。ユーザーのレコードで Partner Community のライセンス、プロファイル、ロールを選びます。サイトをまだ有効にしていないときは[パスワードをリセットしてユーザーにすぐに通知する]を外しておくと、有効にする前にパスワードが届くのを防げます(ヘルプ「Experience Cloud サイトユーザーの作成」)。

サイトは[すべてのサイト]の[新規]から Partner Central を選んで作り、作った時点では「プレビュー」の状態です(ヘルプ「Experience Cloud サイトの作成」)。ワークスペースの[管理]|[メンバー]で代理店の人のプロファイルか権限セットを足すと、そのプロファイル・権限セットを持つ人がサイトに入れるようになります(ヘルプ「Experience Cloud サイトへのメンバーの追加」)。お知らせメールを有効にしていれば、サイトを有効化したときにメンバーへお知らせメールが届きます(送らない場合はログイン情報を別に伝えます)。Lightning のサイト(Aura・LWR)では、URL とログインを使えるようにするには、サイトの公開も要ります(ヘルプ「サイトの有効化」)。サイトのページの作り込みは、Experience Cloud の記事で書いています。

案件の登録とリードの配布は、リードの設定を組み合わせて作る

ヘルプは、会社がリードを集めて代理店に渡すことを「リードの配布」、代理店が見つけた案件を会社に登録することを「商談の登録」と呼んでいます。商談の登録では、チャネルマネージャーが、登録された案件がほかの代理店とぶつかっていないかを確かめます。ヘルプはこれを、代理店が案件を登録し、その見返りをメーカー側が出すプログラムとして説明しています。登録が済んだ案件は、ほかの代理店や自社の営業が取り合わないという取り決めです(Salesforce ヘルプ「リードの配布と商談の登録」)。Salesforce が自動で締め出すわけではなく、取り決めを Salesforce の上で守らせるのが、次の承認のワークフローと共有の設定です。

代理店の担当者が案件を登録してから、登録済みになるまで(例の会社)

A社の担当者サイトの[簡易作成]から案件を登録
登録用のリード商談の登録用のリードレコードタイプで記録
チャネルマネージャー承認のワークフローで確かめる
登録済みほかの代理店・自社の営業は取り合わない取り決め

承認を Salesforce で回すなら、社内側に承認プロセスが要る(Sales Cloud では Core 以上)

出典:Salesforce ヘルプ「Partner Central での商談の登録の設定」、「Sales Cloud の価格」の比較表

商談の登録は、専用の機能を1つ入れるのではなく、標準の仕組みを組み合わせて作ります。ヘルプの手順は、商談の登録のプロセス、ページレイアウト(チャネルマネージャーにだけ見せる項目を分けられる)、代理店が送る案件を記録するリードのレコードタイプ、サイトの[簡易作成]ボタンに置くグローバルアクション、商談のカスタマイズ、承認のワークフローの順です(ヘルプ「Partner Central での商談の登録の設定」)。Sales Cloud の比較表では承認プロセスは Pro Suite に無く Core 以上に含まれるので(Sales Cloud の価格)、例の会社のように承認を Salesforce で回すなら、社内側のエディションも合わせて選びます。

リードの配布も、標準の仕組みを組み合わせて作ります。ヘルプが示す作り方の1つは次のとおりです。リードのプロセス、代理店を加えたリードのキュー、ページレイアウト、レコードタイプ、割り当てルールを作り、割り当てルールでリードをキューに入れると、代理店の人はサイトの「リード受信箱」から自分の分を引き受けます(ヘルプ「Partner Central でのリードの配布の設定」)。例の会社なら、自社のサイトに来た問い合わせを地域で振り分け、A社のキューに入れる使い方になります。

販促費の扱いには「市場開発資金(MDF)」があります。予算を作り、代理店ごとに資金を割り当て、代理店が使う前に資金をリクエストし、使ったあとに資金を要求する、という4つの段階で回します。リクエストと要求は、チャネル取引先マネージャーが承認か却下をします(ヘルプ「市場開発資金」)。代理店をブロンズ・シルバー・ゴールドのようなレベルに分け、レベルごとにサイトの見え方や資料へのアクセスを変える「チャネルプログラムとレベル」もあります(ヘルプ「チャネルプログラムとレベル」)。代理店への報奨金(インセンティブ報酬)は、前の表のとおり PEM にだけ含まれます。

まず、代理店ごとに「誰が、誰の案件を見るか」を表にする

見積もりやサイトの作り込みの前に、代理店ごとに使う人を書き出し、それぞれが自分の案件だけを見るのか、同じ代理店のほかの人の案件も見るのか、月に何日くらい入るのかを1枚の表にしてください。例の会社なら、10社×3人の表になります。その表から、パートナーのロール数とスーパーユーザーを付ける人、外部組織の共有設定、メンバー単位かログイン単位か、PRM で足りるかが決まります。そうすれば、戻せない設定を決めてから作り始められます。

代理店に見せる範囲の決め方や、案件の承認・リードの振り分けを社内の営業の運用とつなぐ整理は、当社の営業DX支援で一緒に進められます。社内側のエディションの選び方は、Salesforce のライセンスの種類と費用で書いています。

価格・機能・手順は、2026年10月14日に Salesforce の日本語の価格ページとヘルプで確かめたものです。価格とパッケージは変わることがあります。

CRM・SFA導入・活用支援

Salesforce・HubSpot などのCRM/SFAを規模や運用体制に合わせて選定し、設計・構築、部門をまたぐデータ連携、社内で改修・運用できる内製化までを支援します。

AT
aurant technologies 編集

上場企業からスタートアップまで、数多くのデータ分析基盤構築・AI導入プロジェクトを主導。単なる技術提供にとどまらず、MA/CRM(Salesforce, Hubspot, kintone, LINE)導入によるマーケティング最適化やバックオフィス業務の自動化など、常に「事業数値(売上・利益)」に直結する改善実績多数。

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