LINE Works × kintone連携ガイド2026|業務通知・承認フローを自動化
LINE WorksとkintoneをIPaaSで連携してkintoneの案件通知・承認フローアラート・レコード更新通知をLINE Worksへ自動送信する方法を解説。費用・手順も詳しく紹介します。
目次 クリックで開く
LINE Works × kintone連携ガイド2026
業務通知・承認フロー・アラートを自動化
kintoneのデータ管理能力とLINE Worksの高い開封率を組み合わせることで、重要な業務通知を見逃さない仕組みが構築できます。製造・建設・サービス業の現場で特に効果を発揮します。
LINE Works × kintone連携の活用シーン
- 案件進捗通知:kintoneの案件ステータスが「受注確定」に変わったらLINE Worksの営業グループへ即時通知
- 承認フローアラート:kintoneの稟議・発注承認が滞っている場合に承認者のLINE Worksへリマインド
- 現場報告受信:LINE Worksで入力した現場報告をkintoneの日報アプリに自動登録
- 在庫アラート:kintoneの在庫管理アプリで在庫が閾値以下になったらLINE Worksで発注担当者に通知
- 顧客クレーム対応:kintoneでクレームレコード登録時にLINE Worksの対応チームへ即時エスカレーション
連携の技術概要
LINE Works APIはBot APIとMessage APIを提供しており、指定のトークルームやユーザーへのメッセージ送信が可能です。kintone側はRESTful APIとWebhookを持っており、レコード操作イベントを外部URLへPOSTできます。この2つをIPaaSで接続するのが最もシンプルな構成です。
Make(旧Integromat)を使った連携手順
業務カテゴリ別 LINE Works通知シナリオ × kintoneアプリ構成 × Make設定ポイント 早見表
前のセクションでMakeを使った連携手順の概要を解説しましたが、「自社の具体的な業務にどのkintoneアプリとLINE Works通知を組み合わせるか」の設計は、業務の種類によって異なります。設備点検と受注管理では必要なkintoneアプリのフィールド構成も、LINE Worksへの通知タイミングも全く変わってきます。以下の表は、LINE Works×kintone連携で頻出する業務カテゴリ別の設計指針をまとめたものです。
| 業務カテゴリ | kintoneアプリの推奨構成 | LINE Works通知のトリガーと内容 | Make設定のポイント |
|---|---|---|---|
| 設備点検・巡回報告 (現場作業員→本部) |
点検記録アプリ(設備ID・点検日時・結果・写真添付・異常フラグ)。kintoneモバイルアプリで現場からスマホ入力を実現 | 「異常フラグ=あり」でレコードが保存された瞬間にMakeが検知→LINE Works担当マネージャーグループに「設備ID:〇〇で異常が報告されました。詳細はkintoneで確認」と即時通知 | MakeのkintoneモジュールでWebhook(レコード追加・更新)を設定してトリガー。フィルタ条件で異常フラグ=trueのみ通知するよう絞り込む。LINE Worksモジュールはチャンネルメッセージ送信を使用 |
| 案件・受注管理 (営業→バックオフィス) |
案件管理アプリ(顧客名・案件名・金額・ステータス・担当者)。ステータスフィールドで「見積提出→受注→納品→請求」の進捗を管理 | ステータスが「受注」に変更されたタイミングでMakeが起動→バックオフィス・経理の LINE Worksチャンネルに「〇〇社から受注確定。金額:〇〇万円。担当:〇〇」と通知。経理への請求書作成依頼と連動させる | ステータス変更トリガーはMakeのkintoneモジュール(レコード更新Webhook)で「ステータス=受注」フィルタを設定。LINE Worksの送信先は直接指定またはチャンネルIDで設定 |
| 勤怠・シフト管理 (店舗→本部) |
シフト申請アプリ(スタッフ名・希望日時・シフト区分・承認ステータス)。本部で複数店舗のシフトを一元管理 | 承認完了時に担当スタッフのLINE Worksに「〇月〇日のシフトが確定しました」と個別通知。未承認のシフト申請が48時間経過した場合に店長LINE Worksにリマインド通知 | 承認ステータス変更のWebhookをトリガーに設定。個別通知はkintoneの「作成者」またはカスタムフィールド(LINE Works ID)を使いMakeのLINE Worksモジュールで送信先を動的に指定する |
| 顧客サポート・問い合わせ対応 (受付→担当者アサイン) |
問い合わせ管理アプリ(顧客名・問い合わせ内容・カテゴリ・対応状況・担当者・期限)。Webフォームからの自動登録も設定 | 新規問い合わせレコード作成時に担当者のLINE Worksに「新規お問い合わせ:〇〇様より。カテゴリ:〇〇。期限:〇〇日まで」と即時通知。期限超過アラートをMakeで定期チェック | Webフォーム→kintone自動登録はkintoneのフォーム機能またはkintone Webhookを使用。期限超過チェックはMakeのScheduleトリガーで毎朝9時にkintoneをポーリングして未解決+期限超過レコードを検索する |
この表で最も導入効果が実感しやすいのが「案件受注時のバックオフィス連携通知」です。営業が受注確定のステータスをkintoneで更新するだけで、経理・バックオフィスに即時LINE Works通知が飛び、請求書作成の着手が自動化される流れは、「受注情報の伝達遅延による請求遅延」という典型的なバックオフィス課題をほぼゼロにできます。kintone×LINE Worksの連携を始める際は、この1シナリオから着手することを推奨します。
メッセージ設計のポイント
LINE Worksのメッセージは「FlexMessage」形式を使うと、カード型の見やすいレイアウトが作れます。kintoneのレコードURLも埋め込んでおくと、受信者がワンタップでkintoneの詳細画面を開けるため対応が素早くなります。
導入費用の目安
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| LINE Works スタンダードプラン | 540円/ユーザー/月 |
| kintone(5ユーザー〜) | 1,500円/ユーザー/月 |
| Make(Basicプラン) | 月約1,400円 |
| 初期連携設定代行 | 10〜30万円 |
kintone業務アプリ・プラグイン活用のご相談
kintoneでの業務アプリ設計や、帳票・連携・自動化を補うプラグインの活用を支援します。現場の運用に合わせたアプリ構成や他システムとの連携まで、具体的な形でご提案します。
よくある質問
LINE公式アカウント支援
LINE公式アカウントの配信設計からCRM連携、LINEミニアプリ開発まで。顧客接点のデータを統合し、LTVと売上を上げるLINE活用を実現します。