LINE WORKSと他システム連携の方法【2026年】Salesforce・kintone・外部APIとの接続設計

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LINE WORKSと他システム連携の方法【2026年】Salesforce・kintone・外部APIとの接続設計

LINE WORKSは国内で広く利用されているビジネスチャットツールですが、「チャットが孤立していて他のシステムと連携できない」という課題を抱える企業が多くあります。CRM・kintone・基幹システムとLINE WORKSを連携することで、通知・承認・情報共有の自動化が実現します。

LINE WORKSと外部システムの連携費用は20万〜150万円が相場で、連携の複雑さや自動化の範囲によって変わります。

LINE WORKSの連携機能:Bot API・Webhook・OAuth

LINE WORKSは開発者向けAPIを公開しており、以下の連携機能が利用できます。

機能 概要 主な活用用途
Bot API 外部システムからLINE WORKSにメッセージを自動送信するBot機能 業務通知、アラート、定期レポート配信
Webhook LINE WORKSでのメッセージ受信・ボタン押下を外部システムに通知 承認フロー、入力受付、コマンド実行
OAuth 2.0認証 LINE WORKSアカウントを使ったシングルサインオン 社内ツールへのLINE WORKS認証ログイン
カレンダーAPI LINE WORKSカレンダーの予定をCRUD操作 商談予定・工程管理との同期
メンバーAPI 組織・メンバー情報の取得・同期 人事システムとの組織情報連携

主要な連携ユースケース

承認フローの自動化

  • kintone・各種業務システムで起票された承認依頼をLINE WORKSに通知
  • 承認者がLINE WORKS上で「承認」「却下」ボタンを押すと業務システムが自動更新
  • 承認結果を申請者にも自動通知
  • 効果:承認のために業務システムを開く手間が不要、モバイルで即時承認

CRM・Salesforce通知の自動化

  • Salesforceの商談ステータス変更・失注・受注をLINE WORKSのグループチャットに自動通知
  • リードが一定スコアに達したらLINE WORKSで担当営業に即時アラート
  • 週次売上サマリーを定時にLINE WORKSに自動投稿

現場作業の報告・入力

  • 建設・製造・介護等の現場スタッフがLINE WORKSで日報・作業報告を入力
  • 入力内容が自動でkintone・基幹システムに転記
  • PCが苦手なスタッフでもスマートフォンから報告できる

在庫・発注アラート

  • 在庫管理システムの在庫数が閾値を下回ったらLINE WORKSに自動アラート
  • 担当者がLINE WORKSで「発注する」ボタンを押すと発注処理が実行

費用相場

連携パターン 費用目安 期間
シンプルBot通知(一方向・定型メッセージ) 20万〜50万円 2〜4週間
双方向連携(通知+承認ボタン) 50万〜100万円 1〜2ヶ月
複数システム統合連携(CRM+kintone+基幹) 100万〜200万円 2〜4ヶ月
AIチャットBot(FAQ自動回答付き) 80万〜180万円 2〜3ヶ月

システム別連携パターン

LINE WORKS × kintone

  • kintoneのプロセス管理(承認フロー)の通知をLINE WORKSに送信
  • kintone JavaScript API + LINE WORKS Bot APIでWebhook連携を構築(費用:30万〜80万円)
  • 既製プラグイン(kintone向けLINE WORKS連携プラグイン)を使う選択肢もあり(費用:月額2万〜5万円)

LINE WORKS × Salesforce

  • Salesforceのプロセスビルダー/Flow → LINE WORKS Bot APIで通知送信
  • Salesforce側でOutbound Messageを設定し、中間のWebサーバーでLINE WORKS APIを呼び出す構成が一般的(費用:50万〜120万円)

LINE WORKS × Google Workspace

  • Googleカレンダーの予定をLINE WORKSカレンダーに自動同期
  • Google Apps Scriptを使ったシンプルな連携で対応可能(費用:10万〜30万円)

LINE WORKS × iPaaS(Zapier/Make)

  • LINE WORKSのZapier/Makeコネクタを使ったノーコード連携
  • ただしLINE WORKSの公式コネクタは機能が限定的で、Webhookの受信には別途エンドポイントが必要

連携ツール・構築方法の選択肢

方法 費用感 技術的難易度 向いているケース
既製連携プラグイン(kintone向け) 月額2万〜5万円 ★ 低 kintone←→LINE WORKS通知に限定
Google Apps Script活用 設定費10万〜30万円 ★★ 中 Google Workspace連携、シンプルBot通知
カスタム開発(Node.js/Python) 50万〜200万円 ★★★ 高 複雑な業務ロジック、複数システム統合
iPaaS(Make等)+ カスタムWebhook 設定費20万〜60万円 + 月額3万〜 ★★ 中 複数ツール間の柔軟な自動化

事例:建設業のkintone×LINE WORKS自動連携

企業概要

従業員80名の建設会社。現場監督がkintoneで工程管理・日報入力をしているが、入力漏れが多い。承認フローも「kintoneに入れたけど上長が見ていない」という状況が続いていた。現場スタッフはLINE WORKSをコミュニケーションに使っているが、kintoneの通知はメールのみで見逃されていた。

実施内容と費用

  • kintoneのレコード作成・更新時にLINE WORKS Botに通知を送る連携を構築
  • 日報未入力の現場監督に毎日17時にLINE WORKSでリマインダーを自動送信
  • 経費申請のkintone承認依頼をLINE WORKSで通知→承認者がLINE WORKSで承認/却下ボタンを押すとkintoneが自動更新
  • 総費用:初期開発60万円 + kintone×LINE WORKS連携プラグイン月額3万円

結果

  • 日報入力率:65% → 94%
  • 経費承認の平均所要時間:3.2日 → 0.5日
  • 「承認が遅い」という現場からの苦情:月10件以上 → ほぼゼロ

CRM×AI・業務自動化

LINE WORKSと業務システムの連携——通知・承認・報告を自動化

kintone・Salesforce・基幹システムとLINE WORKSをBot APIで連携し、承認フローや現場報告を自動化します。まず何を自動化したいかをお聞かせください。

よくある質問

Q. LINE WORKSとLINE公式アカウント(顧客向け)は連携できますか?
直接連携はありませんが、中間サーバーを介して橋渡しは可能です。顧客からLINE公式アカウントへの問い合わせをLINE WORKSグループに自動通知する等の構成(費用30万〜80万円程度)が実例として多いです。
Q. LINE WORKSのBot APIは追加費用がかかりますか?
有料プランに含まれており追加費用はかかりません。ただし月間APIコール数の上限があるため、大量通知の場合は事前に確認が必要です。
Q. LINE WORKSとSlackの連携のしやすさを比較すると?
iPaaSとのネイティブ連携はSlackが豊富です。LINE WORKSはBot APIは充実していますが連携開発にやや手間がかかります。PCが少ない現場スタッフとの連携にはLINE WORKSが向いています。

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よくある質問(FAQ)

Q. 導入費用はいくらですか?

規模・要件により異なりますが、デジタル化AI導入補助金(最大450万円)を活用することで実質負担を大幅に抑えられる場合があります。詳しくはお気軽にご相談ください。

Q. 導入期間はどのくらいかかりますか?

スモールスタートであれば1〜2ヶ月、本格的な構築・移行であれば3〜6ヶ月が目安です。

Q. 中小企業でも導入できますか?

はい。中小企業向けのプランや補助金を活用することで低コストでの導入が可能です。

Q. 導入後のサポートはどうなっていますか?

Aurant Technologiesでは導入から定着まで一貫して支援します。定期フォローアップ・改善提案も対応します。

Q. 他社システムからの移行は可能ですか?

はい。既存データの移行・段階的な切り替えなど、状況に応じた移行計画を立案します。

LINE公式アカウント支援

LINE公式アカウントの配信設計からCRM連携、LINEミニアプリ開発まで。顧客接点のデータを統合し、LTVと売上を上げるLINE活用を実現します。

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aurant technologies 編集

上場企業からスタートアップまで、数多くのデータ分析基盤構築・AI導入プロジェクトを主導。単なる技術提供にとどまらず、MA/CRM(Salesforce, Hubspot, kintone, LINE)導入によるマーケティング最適化やバックオフィス業務の自動化など、常に「事業数値(売上・利益)」に直結する改善実績多数。

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