KING OF TIME × freee・マネーフォワード給与連携ガイド|勤怠から給与計算を自動化

KING OF TIMEとfreee人事労務・マネーフォワードクラウド給与との連携方法を解説。勤怠データを給与計算に自動反映する手順と注意点を網羅。

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KING OF TIME × freee・マネーフォワード給与連携ガイド|勤怠から給与計算を自動化

KING OF TIMEとfreee人事労務・マネーフォワードクラウド給与との連携方法を解説。勤怠データを給与計算に自動反映する手順と注意点を網羅。

KING OF TIMEで集計した勤怠データをfreeeまたはマネーフォワードクラウド給与に連携することで、給与計算を自動化できます。本記事では2種類の連携パターンを詳しく解説します。

1. KING OF TIME × freee人事労務の連携

freee人事労務はKING OF TIMEのOEMパートナーとして「freee勤怠管理Plus」を提供しており、連携という形ではなく一体化した製品として利用できます。

freee勤怠管理Plus(KING OF TIMEベース)の特徴

KING OF TIMEの打刻・集計エンジンを内包しながら、freee人事労務・freee給与とシームレスに統合されています。

KING OF TIMEを別途契約している場合は、CSV連携でfreee給与に勤怠データを取り込む形になります。

CSV連携の手順(KING OF TIME → freee給与)

①KING OF TIMEの勤怠集計レポートをCSVでダウンロード → ②freee給与の「勤怠インポート」機能でCSVを取込 → ③給与計算を実行 → ④給与明細を確認・確定。月次の締め処理に合わせて実施します。

2. KING OF TIME × マネーフォワードクラウド給与の連携

マネーフォワードクラウド給与はKING OF TIMEとのCSV連携に正式対応しています。勤怠集計データをCSVで出力し、マネーフォワード給与の「勤怠CSV取込」機能で給与計算に反映できます。

連携ステップ 内容
1. 締め処理 KING OF TIMEで月次の勤怠を締め、集計確定
2. CSV出力 KING OF TIMEから「給与連携CSV」をダウンロード
3. 項目マッピング確認 CSVの列(残業時間・休日出勤等)とMF給与の項目を対照確認
4. MF給与に取込 マネーフォワード給与の勤怠CSV取込機能でインポート
5. 給与計算実行 取込データに基づいて給与計算を実行・確認

3. 注意点とよくある設定ミス

連携時の注意事項

CSV項目の対応漏れ:KING OF TIMEのCSV出力項目と給与ソフトの項目が一致しない場合、手動マッピングが必要。初回に必ず全項目を確認する。

残業の計算基準の差異:KING OF TIMEの残業計算ルール(月60時間超・深夜等)と給与ソフトの残業単価設定が一致しているかを確認する。

有休の自動付与タイミング:KING OF TIMEで有給を自動付与している場合、給与ソフト側の有給残日数と乖離しないよう定期的に突合する。

4. 年間スケジュール管理

KING OF TIME 給与ソフト
毎月末 勤怠締め・集計確定・CSV出力 勤怠CSV取込・給与計算実行・明細確定
6月 (作業なし) 住民税更新・変更届処理
10月 (作業なし) 社会保険料率更新(定時決定後)
11〜12月 年末勤怠確認・有給残日数確認 年末調整処理

KOT × 給与連携で「月末締めの手作業ゼロ」を実現する

KING OF TIME(KOT)の勤怠データを freee 人事労務 / MF クラウド給与に連携することで、月末締めから給与計算 → 振込までの工数を 80% 以上削減できます。ただし連携設計を誤ると「結局 CSV エクスポート → 手動修正」になります。

連携の主要パターン

パターン 連携方式 強み
KOT → freee 人事労務 API 公式連携 自動同期、freee 人事労務側で給与計算完結
KOT → MF クラウド給与 API 公式連携 自動同期、MF 給与側で計算 → MF 会計連携
KOT → 給与奉行クラウド CSV 連携 奉行ユーザーの標準
KOT → 弥生給与 CSV 連携 弥生ユーザー向け
KOT → SAP / Oracle HCM API / CSV 大企業向け

KOT × freee 人事労務 連携の設計

連携設定の手順

  1. KOT 管理画面で「freee 連携」設定、freee 側の API トークン取得
  2. 従業員マスタの紐付け(KOT と freee の従業員 ID 対応)
  3. 勤怠項目(労働時間・残業・深夜・休日)のマッピング
  4. 給与計算前のテスト計算(3ヶ月分)で整合性検証
  5. 本番運用:毎月の締め日後に自動連携

連携対象データ

  • 月次の労働時間集計
  • 残業時間(時間内・時間外・深夜・休日)
  • 有給取得日数・残日数
  • 遅刻・早退・欠勤日数
  • 各種手当・控除(KOT 設定済みのもの)

KOT × MF クラウド給与 連携の設計

連携の流れ

  1. KOT の月末締め処理 → 勤怠データ確定
  2. MF クラウド給与 API 経由で勤怠データ取込
  3. MF 給与で給与計算 → 賃金台帳作成
  4. MF クラウド会計に給与仕訳投入
  5. 銀行振込(FB データ)出力 → 銀行振込実行
  6. 給与明細を MF 給与から従業員に電子配信

運用ポイント

  • KOT 締め日と MF 給与の処理タイミング合わせ
  • 修正発生時の再連携フロー(差分のみ or 全件再投入)
  • 異常値検知(前月比 ±30% など)でアラート

連携で詰まる5パターン

1. 従業員マスタの不整合

KOT と給与システムで従業員 ID が異なり、自動連携で紐付け失敗。対策:従業員番号を共通キーに、入退社処理を両システムで同期。

2. 勤怠項目のマッピングミス

KOT の「深夜残業」が MF 給与の「深夜割増」に正しく対応せず、給与額がずれる。対策:項目マッピング表を作成、テスト計算3回で検証。

3. 締め日と支給日のタイミング

KOT 締め日と給与計算タイミングがずれて、給与計算後に遅刻入力が発生し再計算。対策:締め日確定後の修正は次月反映の運用ルール、緊急修正は手動対応。

4. 中途入社・退職者の処理

月途中の入退社で日割計算がずれる、退職金計算で過去データ参照不可。対策:入退社処理の手順マニュアル、退職金計算は手動 or 別システム。

5. 修正・差し戻しの管理

給与計算後に勤怠修正が発生、給与の遡及修正が複雑化。対策:「確定」「修正中」のステータス管理、差し戻し履歴の保持。

給与システム別の連携深度

  • freee 人事労務:◎ KOT 公式連携、双方向同期、自動同期スケジュール
  • MF クラウド給与:◎ KOT 公式 API 連携、シームレス
  • SmartHR + 給与計算外注:◎ SmartHR 経由で給与計算サービス(やよい・SOCIA 等)
  • 給与奉行クラウド:○ CSV 連携が主流、自動化はパートナー支援
  • 弥生給与・PCA 給与:△ CSV 中心、自動化は限定的

業種別の連携活用パターン

  • IT・SaaS:KOT + MF クラウド全スイート、リモート対応
  • 建設・現場業務:KOT GPS 打刻 + 給与奉行(工事原価計算連携)
  • 飲食・小売(多店舗):KOT シフト + freee 人事労務、店舗別損益
  • 医療・介護:KOT 複雑シフト + 業界特化給与システム
  • 製造業:KOT 変形労働 + 給与奉行 + ERP 連携
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連携費用の現実

  • KOT 公式連携(freee / MF):基本機能内、追加料金なし
  • 初期設定支援:パートナーに依頼で 30〜150万円
  • CSV 連携の自動化:iPaaS(Zapier / Make)で月数万円、または社内 PowerShell スクリプト
  • カスタム API 開発:複雑要件で 100〜500万円

5年TCO 試算(中堅 100名規模)

項目 金額レンジ
KOT 5年ライセンス(100名) 180〜360万円
freee 人事労務 / MF 給与 5年 600〜1,500万円
連携設定・初期設計 50〜250万円
5年運用・改修 200〜500万円
5年TCO 1,030〜2,610万円

KOT × 給与システム連携の本質

KING OF TIME(KOT)と給与システムの連携は、勤怠管理と給与計算の業務分断を解消する組織変革プロジェクトです。「勤怠は KOT、給与は別システム、連携は手作業」状態の組織が圧倒的多数で、これを自動化することで経理・労務担当の月末作業を 60〜80% 削減できます。投資対効果が最も明確に見える業務統合の1つです。

主要給与システム別の連携深度

給与奉行クラウド連携:業界デファクト

KOT + 給与奉行クラウドは、中堅企業(年商50〜500億)の標準解です。両者は CSV 連携 + API 連携の2方式が提供され、月次給与計算で勤怠データを自動取り込みできます。連携プラグイン料は KOT 側で月額1〜3万円、給与奉行クラウド側は標準機能内。「奉行ユーザーの中堅企業では、KOT との連携が業界の標準業務」として確立しています。

連携実装は、(1) KOT 締め日後に勤怠データを CSV エクスポート、(2) 給与奉行クラウドに取込、(3) 手当・控除・社保計算後の給与確定、という流れ。月次の手作業時間が、従来の20〜40時間から3〜5時間に削減できます。

マネーフォワード給与連携

KOT + MF クラウド給与は、API 公式連携が提供されており、リアルタイム同期に近い運用が可能です。MF クラウド人事労務スイート全体での運用と組み合わせると、勤怠 → 給与 → 会計 → 銀行振込の自動連動が実現します。年商10〜200億の中堅企業で、MF スイート利用組織の標準解です。

freee 人事労務連携

KOT + freee 人事労務は、API 公式連携が提供されています。ただし、freee 人事労務には勤怠管理機能も含まれており、シンプル運用なら freee 単体で十分な組織が多い。「複雑シフト・GPS 打刻・現場業務」が必要な組織のみ、KOT + freee の組み合わせを選びます。

SmartHR + 各種給与システム連携

SmartHR の人事 DB を中核に、KOT + 給与システム(奉行・MF・freee)を連携する構成が、年商100〜500億の中堅企業で広がっています。SmartHR の入退社処理 → KOT に従業員自動登録 → 勤怠データ → 給与システム、の業務連動で、年間1,000時間規模の業務時間削減が実現します。

弥生給与・PCA 給与連携

弥生給与・PCA 給与(オンプレ版・クラウド版)との連携は、CSV エクスポート連携が主流です。リアルタイム連携は限定的ですが、月次バッチ運用なら十分機能します。中小企業(年商10億以下)で、伝統的な業務システムを利用している組織で標準的な選択です。

連携実装の運用ルール

従業員マスタの同期

KOT と給与システムで従業員マスタが食い違うと、連携時に「該当従業員が見つかりません」エラーが頻発します。「給与システムを従業員マスタの正本にし、KOT に同期する」運用が標準です。入退社時の処理を給与システム → KOT の一方向で行うことで、整合性が維持できます。

勤怠項目のマッピング

KOT の集計項目(労働時間・残業時間・深夜時間・休日時間・有給日数等)と、給与システムの項目を1対1で対応させるマッピングテーブルが必須です。「KOT の労働時間集計 → 給与の勤務時間」「KOT の残業時間 → 給与の時間外手当計算」のマッピングが曖昧だと、給与額がずれる原因になります。

締め日と支給日のタイミング

KOT 締め日と給与計算タイミングの調整が、運用設計の重要論点です。「KOT 月末締め → 翌月3日に確定 → 給与計算 → 翌月25日支給」のようなフローを明文化し、修正発生時の手順も決めておく必要があります。

修正・差し戻しの管理

給与計算後に勤怠修正が発生した時、遡及修正の手順が組織で曖昧だと、給与の二重計算・誤計算が発生します。「次月反映」を原則とし、緊急修正のルールを明確化することが、運用品質を維持する鍵です。

業種別の連携活用パターン

製造業(交代制・工場勤務)

製造業では、KOT の複雑シフト管理 + 給与奉行クラウドの組み合わせが標準です。2交代・3交代の自動計算、深夜・休日割増の正確な計算、変形労働時間制への対応が、業界の要件です。連携実装 100〜400万円、5年連携運用コスト 200〜600万円が典型的です。

建設業(直行直帰・GPS 打刻)

建設業では、KOT の GPS 打刻 + 給与奉行クラウド + 建設業特化原価管理の3システム連携です。現場別の労務費を工事原価に按分する処理が業務の中核で、KOT のデータが原価計算の根拠になります。連携実装 200〜600万円。

医療・介護(24時間運営)

医療・介護では、KOT + 業界特化給与システム(医療事務・介護事務)の連携が現実的です。夜勤・宿日直・呼出待機の手当て計算が業界特化機能を必要とし、汎用給与システムでは対応困難な場面があります。連携実装 150〜500万円。

小売・飲食(多店舗・シフト制)

小売・飲食では、KOT のシフト管理 + 給与奉行クラウド or freee 人事労務の組み合わせ。多店舗の本部統制、店舗別の労務費可視化、深夜・休日割増の正確計算が業務の中核です。連携実装 100〜400万円。

IT・SaaS(フレックス・在宅)

IT・SaaS では、KOT の PC 打刻 + MF クラウド給与 + Slack 通知の組み合わせ。客観的記録の確保(働き方改革対応)、裁量労働制の運用、フレックスタイム制が業務の特徴で、シンプル連携で十分です。連携実装 50〜200万円。

連携で詰まる典型 5パターン

従業員マスタの不整合

KOT と給与システムで従業員 ID・氏名・部署が食い違い、連携エラーが頻発する失敗。従業員マスタの一元化と、入退社処理の一方向同期を、連携実装の最初に設計すべきです。

勤怠項目のマッピングミス

KOT の集計項目を給与システムに誤マッピングし、給与額が想定と数万円ずれる失敗。マッピングテーブルの事前作成 + テスト計算3回での検証が必須です。

締め日タイミングの不整合

KOT 締め日と給与計算タイミングがずれ、月末締め後に発覚した遅刻・残業の処理で再計算が発生する失敗。「締め後の修正は次月反映」原則の組織への徹底が必要です。

中途入社・退職者の処理

月途中の入退社で日割計算がずれる、退職金計算で過去データ参照不可、という失敗。入退社処理の手順マニュアル化、退職金は手動 or 別システムでの対応が現実的です。

修正・差し戻しの管理

給与計算後の勤怠修正で、遡及修正の運用が組織で曖昧になる失敗。「確定」「修正中」「差し戻し」のステータス管理と、差し戻し履歴の保持が、運用品質維持の鍵です。

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よくある質問

KING OF TIMEとfreee給与はどのように連携しますか?

KING OF TIMEから勤怠集計CSVをダウンロードし、freee給与の勤怠CSV取込機能でインポートするのが基本的な連携方法です。freee勤怠管理Plus(KING OF TIMEのOEM)を使うと、より一体化した連携が可能です。

KING OF TIMEとマネーフォワードクラウド給与は正式連携していますか?

はい。マネーフォワードクラウド給与はKING OF TIMEとのCSV連携に正式対応しています。KING OF TIMEの勤怠集計CSVをマネーフォワード給与の所定フォーマットに合わせてインポートします。

KING OF TIMEの残業データを給与計算に反映するには?

KING OF TIME側で月次締め後に集計レポート(残業時間・深夜残業・休日出勤等)をCSVで出力し、給与ソフトの勤怠CSVインポート機能で取り込みます。残業単価の設定は給与ソフト側で行います。

会計・経理DX

freee・マネーフォワードの導入から、AI仕訳・請求書自動化・銀行連携まで一貫対応。経理工数を大幅に削減し、月次決算を早期化します。

AT
aurant technologies 編集

上場企業からスタートアップまで、数多くのデータ分析基盤構築・AI導入プロジェクトを主導。単なる技術提供にとどまらず、MA/CRM(Salesforce, Hubspot, kintone, LINE)導入によるマーケティング最適化やバックオフィス業務の自動化など、常に「事業数値(売上・利益)」に直結する改善実績多数。

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