freee vs マネーフォワード クラウド会計 徹底比較【2026年】中小企業向け選び方

freeeとマネーフォワードクラウド会計を費用・機能・使いやすさで徹底比較。中小企業・個人事業主がどちらを選ぶべきかを企業規模・経理体制別に解説する2026年最新版。

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freee vs マネーフォワード クラウド会計 徹底比較【2026年】中小企業向け選び方

「クラウド会計ソフトを導入したいが、freeeとマネーフォワードのどちらを選べばいいのかわからない」——これは中小企業・個人事業主が経理システムを検討する際に必ずと言っていいほど出てくる疑問です。

freeeとマネーフォワードはどちらも2026年現在で国内クラウド会計市場のトップシェアを争うサービスですが、設計思想と強みが明確に異なります。本記事では機能・費用・使いやすさ・外部連携を徹底比較し、企業規模・経理体制別の選び方を解説します。

freeeとマネーフォワードの基本概要

kintone 活用 デモ スクリーンショット
kintone 活用 デモ デモアニメーション

freee会計(freee株式会社)は2013年創業の国内クラウド会計のパイオニア。「会計知識ゼロでも使える」をコンセプトに、仕訳の自動化・確定申告のワンストップ完結を強みとします。個人事業主〜中小企業に幅広く支持されています。

マネーフォワード クラウド会計(株式会社マネーフォワード)は家計簿アプリからスタートし、法人向けバックオフィス全体のSaaS群を展開。会計・請求書・経費・給与・勤怠など複数サービスの連携が強みで、成長企業〜中堅企業に強みを持ちます。

機能比較表

機能 freee会計 マネーフォワード クラウド会計
自動仕訳・AI学習 高精度AI自動仕訳、学習機能あり 自動仕訳対応、金融機関連携が豊富
請求書作成 freee請求書(別サービス、連携可) マネーフォワード クラウド請求書(連携可)
経費精算 freee経費精算(連携可) マネーフォワード クラウド経費(連携可)
給与計算 freee人事労務(連携可) マネーフォワード クラウド給与(連携可)
確定申告・法人申告 確定申告(青色・白色)・法人税申告に対応 確定申告・法人申告に対応
複数会社管理 追加費用で対応 上位プランで複数事業所管理対応
インボイス・電子帳簿保存法対応 対応済み 対応済み
銀行・カード連携数 約3,000以上 約2,500以上

費用比較(2026年)

プラン freee会計 マネーフォワード クラウド会計
個人事業主向け最安プラン スターター:月額1,628円(年払い) パーソナル:月額1,430円(年払い)
法人向けスタンダード スタンダード:月額4,378円〜(年払い、従業員数による) スモールビジネス:月額2,618円(年払い)
法人向け上位プラン アドバンス:月額7,678円〜(年払い) ビジネス:月額4,378円(年払い)
会計事務所向け freeeアカウンティング(要見積り) MFクラウド会計Plus(要見積り)

※ 価格は2026年4月時点。消費税込み。プラン詳細は各公式サイトでご確認ください。

使いやすさ比較(UI・モバイル対応・会計知識不要度)

freeeの特徴

  • 「収入・支出」という直感的な概念で仕訳を自動生成(複式簿記の知識不要)
  • 確定申告書類をウィザード形式で完成させられる(個人事業主に人気)
  • モバイルアプリでレシート撮影→経費登録が簡単
  • デザインがシンプルで初心者でも迷いにくい

マネーフォワードの特徴

  • 複式簿記に慣れた経理担当者に馴染みやすいインターフェース
  • 仕訳帳・総勘定元帳など会計帳票の視認性が高い
  • 金融機関・クレジットカードの連携数が豊富でデータ取込が速い
  • 複数サービス(給与・経費・請求書)のデータが自動連携される

外部連携の違い

連携先 freee マネーフォワード
kintone連携 APIで連携可(外注費:30万〜80万円) APIで連携可(外注費:30万〜80万円)
Salesforce連携 公式コネクタあり APIで連携可
Shopify連携 公式アプリで対応 APIで連携可
楽楽精算・Concur 連携対応 連携対応
給与系SaaS連携 freee人事労務と自動連携 MFクラウド給与と自動連携

どちらを選ぶべきか:企業規模・経理体制別

freeeがおすすめのケース

  • 個人事業主・小規模法人(従業員〜20名程度)で経理担当者がいない
  • 確定申告を自分で行いたい個人事業主・フリーランス
  • 経理の知識なしにクラウド会計を始めたい創業初期の会社
  • freee給与・freee人事労務と一括で人事・給与を管理したい

マネーフォワードがおすすめのケース

  • 経理担当者がいて複式簿記での管理をしたい
  • 従業員20名超で請求書・経費・給与を連携させたい成長企業
  • 複数拠点・グループ会社の連結管理が必要
  • 顧問税理士がマネーフォワードを使っている(連携がスムーズ)

追加解説:2026年DX推進のポイントと補助金動向

2026年は中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進が加速しています。
経済産業省の「DX推進指標」によると、中小企業のDX取組状況は2023年比で1.5倍に増加しており、
クラウドサービス・AIツールの活用が急速に広がっています。

2026年のDX支援施策

  • IT導入補助金(通常枠・デジタル化基盤導入類型):
    中小企業のITツール導入費用を最大75%補助。
    kintone・Salesforce・HubSpotなどのSaaSツールが対象になるケースがあります。
  • ものづくり補助金:
    製造業・サービス業のデジタル設備投資に最大1,250万円の補助。
    基幹システムのクラウド化・AI導入が対象になるケースがあります。
  • 事業再構築補助金:
    ビジネスモデル転換を伴うDX推進プロジェクトに最大1億5,000万円の補助。
    デジタルサービス新規立ち上げや業務システム全体の刷新が対象になるケースがあります。

補助金申請には事前の要件確認・採択後の導入という順序が必要です。
Aurant Technologiesはデジタル化AI導入補助金(旧IT導入補助金)の活用支援を行っており、
申請から導入完了まで一貫してサポートしています。
補助金を活用した場合の実質的な費用負担を試算した上でご提案しますので、
まずはお気軽にご相談ください。

DX推進における現場定着のポイント

どれだけ優れたツールを導入しても、現場に定着しなければ効果は出ません。
DX推進で成功する企業の共通点として、以下の3点が挙げられます。

  • 経営トップのコミット:
    社長・部門長が「このツールを使うことが当社のやり方だ」と明確にメッセージを発信することで、
    スタッフの定着率が大幅に向上します。
  • 「なぜ変えるか」の丁寧な説明:
    新しいツールを「使わされている」と感じるスタッフは使い方が雑になります。
    「このツールでこの業務がこう楽になる」を具体的に示すオンボーディングが重要です。
  • スーパーユーザーの育成:
    社内に「このツールに詳しい人」(スーパーユーザー)を2〜3名育てることで、
    日常的な疑問・トラブルを社内解決できるようになり、定着率が飛躍的に向上します。

会計SaaSの選定・連携構築のご相談はこちら

freee・マネーフォワードのkintone連携、外部システム連携の要件定義から初回無料でご相談いただけます。

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よくある質問

Q. freeeとマネーフォワードどちらがいいですか?
会計知識がなく一人で経理を完結させたい個人事業主・小規模法人にはfreeeが向いています。既存の経理知識があり複式簿記での管理を重視する場合、または規模が大きく複数拠点・複数会社の管理が必要な場合はマネーフォワードが向いています。
Q. freeeからマネーフォワードへの乗り換えの費用・手間はどのくらいですか?
データの移行には仕訳データのCSVエクスポート・インポートが必要で、過去データの整合性確認に数日〜数週間かかります。外部サービスとの連携(請求書・経費精算等)の再設定も必要です。乗り換え支援を外注する場合の費用は10万〜30万円程度です。
Q. 税理士との連携はfreeeとマネーフォワードどちらが便利ですか?
税理士との連携はどちらも対応していますが、税理士事務所が使い慣れているツールに合わせることが最もスムーズです。マネーフォワードは会計事務所向けの専用プランがあり、顧問税理士が既に使っているケースが比較的多いです。
Q. インボイス制度・電子帳簿保存法にはどちらも対応していますか?
はい、freee・マネーフォワードともにインボイス制度(適格請求書等保存方式)および電子帳簿保存法(電子取引データ保存・スキャナ保存)に対応済みです。どちらも法令改正に合わせて随時アップデートされます。

会計・経理DX

freee・マネーフォワードの導入から、AI仕訳・請求書自動化・銀行連携まで一貫対応。経理工数を大幅に削減し、月次決算を早期化します。

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aurant technologies 編集

上場企業からスタートアップまで、数多くのデータ分析基盤構築・AI導入プロジェクトを主導。単なる技術提供にとどまらず、MA/CRM(Salesforce, Hubspot, kintone, LINE)導入によるマーケティング最適化やバックオフィス業務の自動化など、常に「事業数値(売上・利益)」に直結する改善実績多数。

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