Salesforce Pardot(Marketing Cloud Account Engagement)費用・活用ガイド【2026年版】
Salesforce Pardot(現Marketing Cloud Account Engagement)の費用・プラン比較・リードスコアリング設定・Salesforce本体との連携・外注費用を2026年版で解説。
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PardotSalesforceマーケティングオートメーション費用2026年版
本ページで解説する「Pardot」は、正式名称が「Marketing Cloud Account Engagement」に変更され、
さらに2026年現在は 「Agentforce Marketing」 に統合・移行が進んでいます。
機能・料金体系は継続されますが、製品名で情報を検索される際はご注意ください。
Salesforce Pardot(Marketing Cloud Account Engagement)費用・活用ガイド【2026年版】
この記事でわかること:Pardot(現Marketing Cloud Account Engagement)の概要・名称変更について、Growth/Plus/Advanced費用比較、リードスコアリング・ナーチャリング設定、Salesforce本体との連携方法、外注費用相場を2026年版で解説します。
「Pardotを導入したいが費用が高すぎる」「PardotとHubSpotどちらが自社に向いているか」「Pardotの名前が変わったと聞いたがどう違うのか」。こういった疑問を持つ方に向けて、本記事では2026年最新情報でPardotの全貌を解説します。
PardotとMarketing Cloud Account Engagementについて


名称変更の経緯
2022年4月、SalesforceはPardotの名称を「Marketing Cloud Account Engagement(MCAE)」に変更しました。製品の機能・内容は変わらず、UIや設定画面も基本的に同じです。
ただし、2026年現在も多くの企業・エンジニアが「Pardot」という名前を使い続けており、検索・問い合わせ時には「Pardot」で通じることがほとんどです。本記事でも「Pardot(MCAE)」として記載します。
Pardotは「BtoB企業向けのSalesforce統合型マーケティングオートメーション」です。HubSpotと異なりWebサイト構築・CMS機能は持ちませんが、Salesforce CRMとの連携が最も深く、営業・マーケティングの分断を解消するツールとして設計されています。
Pardot(MCAE)費用プラン比較【2026年版】
| プラン | 月額費用(目安) | コンタクト数 | 主な機能 |
|---|---|---|---|
| Growth | 150,000円〜 | 10,000 | 基本的なMAとCRM連携 |
| Plus | 250,000円〜 | 10,000 | 高度なレポート・ABテスト |
| Advanced | 500,000円〜 | 10,000 | 予測リードスコアリング・AI機能 |
| Premium | 要見積もり | 75,000 | 全機能+専任サポート |
Growthプランの主要機能
| 機能カテゴリ | Growth | Plus | Advanced |
|---|---|---|---|
| メールマーケティング | ○ | ○ | ○ |
| ランディングページ | ○ | ○ | ○ |
| フォーム | ○ | ○ | ○ |
| リードスコアリング | ○(基本) | ○(高度) | ○(AI予測) |
| エンゲージメントプログラム(ナーチャリング) | ○ | ○ | ○ |
| ABテスト | × | ○ | ○ |
| カスタムレポート | △(基本) | ○ | ○(高度) |
| Einstein AI(予測スコアリング) | × | × | ○ |
| APIアクセス | ○ | ○ | ○(拡張) |
リードスコアリングの設定方法
リードスコアリングは「見込み客がどれだけ購買に近いか」を数値化する仕組みです。Pardotのスコアリング設定では、各アクションに対してポイントを付与します。
| アクション | スコア(例) | 意味 |
|---|---|---|
| フォーム送信(お問い合わせ) | +100点 | 最も購買意欲が高い行動 |
| メール開封 | +5点 | 興味はあるが浅い |
| メール内リンクのクリック | +10点 | 具体的な関心 |
| 製品ページ閲覧(1回) | +10点 | 製品に関心あり |
| 製品ページ複数回閲覧 | +30点 | 購買検討中の可能性高 |
| 料金ページ閲覧 | +50点 | 予算確認段階の可能性高 |
| 90日以上非アクティブ | -50点 | 購買意欲の減退 |
スコアしきい値と営業通知の設定
スコアが100点に達したら、担当の営業担当者にSalesforceのタスクとメール通知を自動送信します。これにより「購買意欲が高まった瞬間」にタイムリーな営業アプローチが可能になります。
ナーチャリング(エンゲージメントプログラム)設定
Pardotのエンゲージメントプログラムは、メールとアクションを組み合わせたビジュアルフロー形式でナーチャリングシナリオを構築できます。
| ステップ | アクション | タイミング |
|---|---|---|
| 1 | ウェルカムメール(業界動向レポート添付) | 登録直後 |
| 2 | メール開封確認→開封者:製品紹介メール | 3日後 |
| 3 | 製品ページ閲覧確認→閲覧者:事例紹介メール | 7日後 |
| 4 | スコア100点到達→営業担当に通知・タスク作成 | 条件達成時 |
| 5 | 未達成(低エンゲージ)→別シナリオへ移行 | 30日後 |
Salesforce本体との連携方法
Pardot-Salesforce連携の主な機能
- 双方向同期:Pardotのプロスペクト(見込み客)とSalesforceのリード・コンタクトをリアルタイム同期
- スコア連携:Pardotのスコアがリード・コンタクトに自動表示
- キャンペーン帰属:どのマーケティングキャンペーンが商談・受注に貢献したかを追跡
- Sales Insightダッシュボード:Salesforce上でPardotのアクティビティ(最近の閲覧・メール開封)を確認
追加解説:2026年DX推進のポイントと補助金動向
2026年は中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進が加速しています。
経済産業省の「DX推進指標」によると、中小企業のDX取組状況は2023年比で1.5倍に増加しており、
クラウドサービス・AIツールの活用が急速に広がっています。
2026年のDX支援施策
-
IT導入補助金(通常枠・デジタル化基盤導入類型):
中小企業のITツール導入費用を最大75%補助。
kintone・Salesforce・HubSpotなどのSaaSツールが対象になるケースがあります。 -
ものづくり補助金:
製造業・サービス業のデジタル設備投資に最大1,250万円の補助。
基幹システムのクラウド化・AI導入が対象になるケースがあります。 -
事業再構築補助金:
ビジネスモデル転換を伴うDX推進プロジェクトに最大1億5,000万円の補助。
デジタルサービス新規立ち上げや業務システム全体の刷新が対象になるケースがあります。
補助金申請には事前の要件確認・採択後の導入という順序が必要です。
Aurant Technologiesはデジタル化AI導入補助金(旧IT導入補助金)の活用支援を行っており、
申請から導入完了まで一貫してサポートしています。
補助金を活用した場合の実質的な費用負担を試算した上でご提案しますので、
まずはお気軽にご相談ください。
DX推進における現場定着のポイント
どれだけ優れたツールを導入しても、現場に定着しなければ効果は出ません。
DX推進で成功する企業の共通点として、以下の3点が挙げられます。
-
経営トップのコミット:
社長・部門長が「このツールを使うことが当社のやり方だ」と明確にメッセージを発信することで、
スタッフの定着率が大幅に向上します。 -
「なぜ変えるか」の丁寧な説明:
新しいツールを「使わされている」と感じるスタッフは使い方が雑になります。
「このツールでこの業務がこう楽になる」を具体的に示すオンボーディングが重要です。 -
スーパーユーザーの育成:
社内に「このツールに詳しい人」(スーパーユーザー)を2〜3名育てることで、
日常的な疑問・トラブルを社内解決できるようになり、定着率が飛躍的に向上します。
Pardot導入外注費用相場【2026年】
| 外注範囲 | 費用相場 | 期間 |
|---|---|---|
| 基本設定+Salesforce連携 | 80〜150万円 | 1〜2ヶ月 |
| リードスコアリング設計・実装 | 30〜80万円 | 3〜6週間 |
| エンゲージメントプログラム構築(3〜5シナリオ) | 50〜150万円 | 1〜3ヶ月 |
| 全体導入(設定+スコアリング+ナーチャリング) | 200〜500万円 | 3〜5ヶ月 |
| 月次運用サポート | 10〜30万円/月 | 継続 |
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よくある質問
Q. PardotとMarketing Cloud Account Engagementは同じですか?
はい、同じ製品です。2022年に「Pardot」が「Marketing Cloud Account Engagement(MCAE)」に名称変更されましたが、機能・内容は同じです。
Q. Salesforce Pardotの料金プランはいくらですか?
Growthプランが月約15万円〜、Plusプランが月約25万円〜、Advancedプランが月約50万円〜(いずれも10,000コンタクト)です。Salesforce本体との合算で費用を検討してください。
Q. PardotのリードスコアリングとHubSpotの違いは?
両者ともページ閲覧・メール開封等にポイント付与しますが、PardotはSalesforce CRMとのシームレスな連携が特徴で、Salesforceの商談データと組み合わせた高度な分析が可能です。
Q. PardotとSalesforceを連携する方法は?
Marketing Cloud Connectorを使って設定します。Salesforceのリード・コンタクトとPardotのプロスペクトを双方向同期できます。設定には管理者権限と1〜2日の設定作業が必要です。
Q. Pardot導入を外注する費用はいくらですか?
基本設定・Salesforce連携・リードスコアリング含む場合で100〜300万円が相場です。デジタル化AI導入補助金(最大450万円)の活用も検討してください。
CRM・営業支援
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