HubSpot vs Pipedrive 徹底比較【2026年版】費用・機能・営業管理での選び方

HubSpotとPipedriveを2026年版で徹底比較。機能8項目比較表・費用比較・ユーザー数別TCO比較・向いている会社の条件・移行コストをわかりやすく解説します。

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HubSpot vs Pipedrive 徹底比較【2026年版】費用・機能・営業管理での選び方

HubSpotとPipedriveはどちらも中小企業に人気の高いCRMツールですが、その性格は大きく異なります。2026年版の最新情報をもとに、機能8項目の比較表・費用比較・ユーザー数別TCO比較・向いている会社の条件・移行コストを詳しく解説します。「シンプルに営業パイプラインを管理したい」のか「マーケティングから営業まで一体化したい」のかによって、最適な選択肢は異なります。本記事では、貴社の状況に合った答えを見つけるためのガイドを提供します。

HubSpotとPipedriveの基本プロフィール

HubSpot CRM

2006年にマサチューセッツ工科大学の研究者によって創業されたHubSpotは、インバウンドマーケティングの先駆者として知られています。2026年現在、CRM・マーケティング自動化・セールス自動化・カスタマーサービス・CMS(Webサイト管理)を統合したオールインワンプラットフォームへと進化しています。無料CRMからProfessional・Enterpriseまで幅広いプランを持ち、中小企業から中堅企業まで幅広く採用されています。

Pipedrive

2010年にエストニアで創業されたPipedriveは、「営業担当者が使いたくなるCRM」をコンセプトに設計されたビジュアルパイプライン管理ツールです。ドラッグ&ドロップで直感的に操作できる営業パイプラインビューが特徴で、シンプルさと使いやすさを重視しています。現在では世界100,000社以上が利用しています。

機能8項目 比較表(2026年版)

比較項目 HubSpot(Sales Hub Professional) Pipedrive(Professional) 優位
パイプライン管理 高機能・複数パイプライン対応 直感的・ビジュアル重視 使いやすさはPipedrive
メール自動化 非常に充実(シーケンス・ワークフロー) 基本的なシーケンス HubSpot
マーケティング機能 Marketing Hub統合(LP・ブログ・SEO) Campaigns(限定的) HubSpot
AI機能 Breeze AI(充実) AI email writer(基本的) HubSpot
レポート・分析 高度なカスタムレポート シンプルなレポート HubSpot
使いやすさ(営業担当) 高い(ただし機能が多い分複雑) 非常に高い(シンプル) Pipedrive
外部連携 1,000以上のインテグレーション 500以上のインテグレーション HubSpot
カスタマーサポート機能 Service Hub統合 限定的 HubSpot

費用比較(2026年版)

Pipedrive 月額費用(1ユーザー・年払い)

プラン 月額費用(USD) 円換算(約) 主な機能
Essential $14.90 約2,200円 基本CRM・パイプライン
Advanced $27.90 約4,200円 メール自動化・スケジュール
Professional $49.90 約7,500円 AI・レポート・電話連携
Power $64.90 約9,700円 プロジェクト管理・権限管理

HubSpot Sales Hub 月額費用(1ユーザー・年払い)

プラン 月額費用(USD) 円換算(約) 主な機能
Starter $18 約2,700円 基本CRM・メール・会議スケジュール
Professional $90 約13,500円 自動化・予測スコアリング・AI
Enterprise $150 約22,500円 高度カスタマイズ・全機能

ユーザー数別 5年間TCO比較

10ユーザー規模(年払い)

プラン比較 年間ライセンス費用 初期設定費用 5年間総額(概算)
Pipedrive Professional 約90万円 10万〜30万円 約500万円
HubSpot Sales Hub Professional 約162万円 50万〜150万円 約960万円
HubSpot Starter(安価な選択肢) 約32万円 15万〜30万円 約215万円

純粋な営業CRMとしての費用では、Pipedriveが大幅に安価です。HubSpotはマーケティング機能を含めた場合の価値が高まります。

向いている会社の条件

Pipedriveが向いている会社

  • BtoB営業チームで、シンプルなパイプライン管理が主目的
  • マーケティング機能は別のツール(または不要)
  • コスト重視・小規模チーム(5〜20名)
  • 直感的でシンプルなツールを求める非IT人材が多い
  • 特定の業種(不動産・保険など)の典型的な営業フローに合う

HubSpotが向いている会社

  • 営業とマーケティングを統合したインバウンド戦略を推進したい
  • メール自動化・LP作成・SEO管理も同一プラットフォームで行いたい
  • スタートアップ〜中小企業でスケールしながらツールを育てたい
  • 顧客サポート(Service Hub)も統合管理したい
  • AI機能(Breeze AI)を積極的に活用したい

移行コスト:Pipedrive→HubSpotの場合

Pipedriveから HubSpotへの移行を検討している企業向けに、主な移行作業と費用を整理します:

移行作業 費用(外注の場合) 期間
データ移行(コンタクト・商談・活動履歴) 5万〜20万円 1〜2週間
HubSpotの初期設定・パイプライン構築 15万〜40万円 2〜4週間
Eメールテンプレート・自動化ルールの再設定 10万〜20万円 1〜2週間
チームトレーニング 5万〜15万円 2〜5日
合計 35万〜95万円 1〜2ヶ月

導入事例:S株式会社(BtoB SaaS、営業チーム8名)

S株式会社では当初PipedriveのProfessionalプランを利用していましたが、マーケティング自動化の必要性が増したためHubSpot Professionalに移行しました。移行費用は60万円。HubSpot導入後、Marketing HubとSales Hubの連携でマーケティングリードから営業への引き渡しが自動化され、リード対応時間が平均2日から4時間に短縮。半年後の商談成約率が12%から19%に改善しました。

追加解説:2026年DX推進のポイントと補助金動向

2026年は中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進が加速しています。
経済産業省の「DX推進指標」によると、中小企業のDX取組状況は2023年比で1.5倍に増加しており、
クラウドサービス・AIツールの活用が急速に広がっています。

2026年のDX支援施策

  • IT導入補助金(通常枠・デジタル化基盤導入類型):
    中小企業のITツール導入費用を最大75%補助。
    kintone・Salesforce・HubSpotなどのSaaSツールが対象になるケースがあります。
  • ものづくり補助金:
    製造業・サービス業のデジタル設備投資に最大1,250万円の補助。
    基幹システムのクラウド化・AI導入が対象になるケースがあります。
  • 事業再構築補助金:
    ビジネスモデル転換を伴うDX推進プロジェクトに最大1億5,000万円の補助。
    デジタルサービス新規立ち上げや業務システム全体の刷新が対象になるケースがあります。

補助金申請には事前の要件確認・採択後の導入という順序が必要です。
Aurant Technologiesはデジタル化AI導入補助金(旧IT導入補助金)の活用支援を行っており、
申請から導入完了まで一貫してサポートしています。
補助金を活用した場合の実質的な費用負担を試算した上でご提案しますので、
まずはお気軽にご相談ください。

DX推進における現場定着のポイント

どれだけ優れたツールを導入しても、現場に定着しなければ効果は出ません。
DX推進で成功する企業の共通点として、以下の3点が挙げられます。

  • 経営トップのコミット:
    社長・部門長が「このツールを使うことが当社のやり方だ」と明確にメッセージを発信することで、
    スタッフの定着率が大幅に向上します。
  • 「なぜ変えるか」の丁寧な説明:
    新しいツールを「使わされている」と感じるスタッフは使い方が雑になります。
    「このツールでこの業務がこう楽になる」を具体的に示すオンボーディングが重要です。
  • スーパーユーザーの育成:
    社内に「このツールに詳しい人」(スーパーユーザー)を2〜3名育てることで、
    日常的な疑問・トラブルを社内解決できるようになり、定着率が飛躍的に向上します。

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導入検討中の方はお気軽にご相談ください。

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よくある質問(FAQ)

Q. HubSpotとPipedriveの最大の違いは何ですか?

HubSpotはCRM・マーケティング・営業・サポートを統合したオールインワンプラットフォーム、PipedriveはシンプルなセールスパイプラインCRMです。営業管理に特化するならPipedrive、統合活用ならHubSpotが向いています。

Q. PipedriveとHubSpotの費用を比較してください。

Pipedrive Professional月額$49.90(約7,500円)、HubSpot Sales Hub Professional月額$90(約13,500円)。純粋なCRMとしてはPipedriveが安価です。

Q. PipedriveはHubSpotと比べてマーケティング機能は使えますか?

Pipedriveにも基本的なメール機能はありますが、HubSpotのMarketing Hubと比較すると機能は限定的です。本格的なマーケティング自動化にはHubSpotが適しています。

Q. PipedriveからHubSpotへの移行費用はいくらですか?

データ移行・設定・研修込みで外注費用は35万〜95万円が相場です。移行期間は1〜2ヶ月程度かかります。

Q. Pipedriveが向いている会社、HubSpotが向いている会社を教えてください。

Pipedriveはシンプルな営業管理・コスト重視・小規模チームに向いています。HubSpotは営業×マーケティング統合・成長中の企業・AI活用推進企業に向いています。

HubSpotとPipedriveの選定・移行・導入についてご相談はAurant Technologiesまで。貴社の営業プロセスと予算に最適なCRMをご提案します。

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aurant technologies 編集

上場企業からスタートアップまで、数多くのデータ分析基盤構築・AI導入プロジェクトを主導。単なる技術提供にとどまらず、MA/CRM(Salesforce, Hubspot, kintone, LINE)導入によるマーケティング最適化やバックオフィス業務の自動化など、常に「事業数値(売上・利益)」に直結する改善実績多数。

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