広告が効いたかを確かめる方法|配信しない群・地域・止める期間を分けて、広告で増えた分だけを測る
広告の画面や月次報告の成果には、広告が無くても起きた成果が含まれます。広告で増えた分(増分)だけを測る、広告を出さない群・地域・止める期間の比べ方と、前後比較に混ざるもの、測る前に決めること、代理店と自社の分担を、Google 広告ヘルプ・Meta の資料・研究の原文をもとに整理しました。
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この記事の要点
- 広告が効いたかは、広告の画面や月次報告の成果の数字では確かめられない。広告が無くても起きた成果が含まれるため。確かめるのは「増分」、広告を出した群と出さない群の成果の差。
- 比べ方は、広告を出さない群を置く、地域で分ける、広告を止める期間を置くの3通り。媒体の測定機能は、Google 広告がユーザー単位と地域単位、Meta がユーザー単位。止める期間の前後比較は手軽だが、季節・販促・他の施策が混ざる。
- 始める前に、結果で何を決めるか、期間、期間中に他の変更を入れない約束を書く。件数が少なく差が出ない場合は、結論を出さない選択もある。
広告が効いたかを確かめる3通りの比べ方
増分を取り出すほど、手間と、広告を出さない側が逃す成果は大きくなる
1 広告を出さない群を置く
広告が出る人と出ない人に分け、同じ期間で比べる
- Google 広告・Meta の測定機能で行う
- 使うには、媒体の担当者への依頼が必要なことがある
混ざるもの:分け方が無作為なら、季節や販促は両方の群に入る
2 地域で分ける
広告を出す地域と出さない地域に分け、同じ期間で比べる
- オンラインとオフラインの成果を一緒に見られる
- 地域をまたぐ人がいると、差は小さく出る
混ざるもの:地域ごとの違い。分け方で薄める
3 止める期間を置く
広告を止めた期間と、出していた期間を比べる
- いちばん手軽
- 比べる相手は、別の時期の自社
混ざるもの:同じ時期に起きた他のこと
3通りの整理は当社のものです。各媒体の機能と注意は本文の表に出典を付けています(2026年10月4日確認)
広告が効いたかどうかは、広告の管理画面や代理店の月次報告にある成果の数字では確かめられません。それらは、広告に関連づけられた成果の数で、広告が無くても買っていた人、申し込んでいた人が含まれるからです。確かめるのは「増分」、広告があったから増えた成果です。広告を出さない群、地域、止める期間を置いて、同じ期間で比べます。
検索で上位の2本(GMOリサーチ&AI、ジェイアール東日本企画)は、効果測定の指標の定義と、出稿前後の比較を中心に書いています。私たちが2026年10月4日に読んだ範囲では、広告を出さない群を置いて比べる方法は、どちらにも詳しくは書かれていませんでした(後者は、ブランドリフト調査を自社サービスのオプションとして挙げています)。前者には、出稿前に1,000だった訪問数を、広告で2,000に伸ばす目標を立て、2,000を超えたら成果を得られたと判断する例があります。この例では、広告が無くても訪問数が増えたかどうかは分かりません。後者は、季節・トレンド・イベント・他のメディアの影響を把握するよう書いています。この記事は、その先の、広告で増えた分だけを取り出す比べ方を扱います。
扱うのは、広告を出す媒体の測定機能と、自社で設計できる比べ方です。機能を確かめた媒体は Google 広告と Meta で、他の媒体は確かめていません。指名広告(自社名の検索に出す広告)を止めて確かめる手順は指名広告の記事に、成果の定義は広告運用のインハウス化の記事に、問い合わせを GA4 で数える作業の見積もりはGA4 設定の外注費用の記事に書いたので、ここでは繰り返しません。
広告の画面の成果は、広告が無くても起きた成果を含む
広告の画面や月次報告の数字は、コンバージョン数、CPA(広告費÷コンバージョン数)、ROAS(コンバージョン値と費用の比)などです。これらは、広告を見た、またはクリックした人のうち、成果に至った人を数えています。その人が、広告が無くても成果に至ったかどうかは、この数字からは分かりません。すでに買うつもりで自社を探していた人も、広告を経由すれば、広告の成果に数えられます。
このため、報告の指標が良くなったことや、目標を超えたことは、広告が効いた証拠にはなりません。指標が良いのに増分が小さい場合も、指標が平凡なのに増分が大きい場合も、ありえます。どちらなのかは、広告を出さない側と比べないと分かりません。
自社のアカウントで、どの比べ方が使えるかを設計したい場合は、広告運用の支援のページからご相談いただけます。
増分とは。広告があった場合と、なかった場合の差
Google 広告ヘルプは、コンバージョン リフト測定を、オーディエンスを2つのグループに分けた対照実験として説明しています。広告を見たグループと、見なかったグループの成果の差が、広告による「リフト」、つまり増分です(コンバージョン リフト測定について)。広告が無かった場合の成果は、実際には観測できないので、広告を出さない群を置いて、その代わりにします。
増分は、2つの群の差
広告の画面の成果は、左の数字に近い。増分は、右との差だけ
出典:Google 広告ヘルプ「コンバージョン リフト測定について」。左と中央の説明は当社の言い換え(2026年10月4日確認)
報告の数字と増分の数字は、同じ名前の指標でも、分母や分子が違います。Google 広告は、増分1件あたりの費用(iCPA)と、費用に対する増分の収益(iROAS)を、リフト測定の指標として出します。
| 見る数字 | 広告の画面・報告にある数字 | 増分で見る数字 | 違い |
|---|---|---|---|
| 成果の数 | コンバージョン数 | 増分コンバージョン数 | 広告に関連づけられた成果の数ではなく、広告を出した群と出さない群の差 |
| 1件あたりの費用 | CPA(広告費÷コンバージョン数) | iCPA(合計費用÷増分コンバージョン数) | 分母が、広告が無くても起きた分を除いた件数になる |
| 費用に対する成果 | ROAS(コンバージョン値と費用の比) | iROAS(コンバージョン値の増分÷合計費用) | 分子が、広告で増えた成果の金額になる |
地域に基づくリフト測定は、貢献度が割り当てられていないコンバージョンも含めて、キャンペーン全体の費用対効果を見たいときに向く、とヘルプにあります(地域に基づくコンバージョン リフト測定を設定する)。画面の数字は、広告に関連づけられた成果だけを数えるので、増分は小さくなる場合だけでなく、大きくなる場合もあります(当社の読み)。
比べ方は、配信しない群・地域・止める期間
LINE の配信で、配信しない人を残して売上の上乗せを測る場合は「LINE配信で増えた売上の測り方」で解説しています。
比べ方は3通りです。広告を出さない群を置く、地域で分ける、広告を止める期間を置く。上の2つは、媒体の測定機能が分け方を担います。3つ目は、自社で決めて、自社で止めます。先に、確かめた媒体の機能を表にします。
| 測定機能 | 分け方 | 使える範囲(公式の記載) | 公式ページが挙げる注意 |
|---|---|---|---|
| Google 広告 ユーザーに基づく コンバージョン リフト測定 | ユーザーを広告が出る群と出ない群に分ける。広告を出さない割合(ホールドバック)は1〜50% | 動画・デマンド ジェネレーションなどで使える。検索・ショッピング・P-MAX・ディスプレイでは、Google の担当者に問い合わせる。一部のアカウントでは使えない | 期間は最短7日、通常は14日以上。方向性を示す結果にも、予算5,000米ドル超・コンバージョン1,000件超が条件。予算5,000米ドル未満では保存できない。広告を出さない群は、成果を逃す |
| Google 広告 地域に基づく コンバージョン リフト測定 | Google マーケティング エリア(地域の単位)で、広告が出る地域と出ない地域に分ける | 動画・ディスプレイ・検索・ショッピング・アプリ・P-MAX などで使える。担当者への問い合わせが要る。オフラインのコンバージョンも扱える。1つの国をターゲットにする | 地域の分割は比較的ノイズが多く、属性別には分けられない。必要な予算は、ユーザーに基づく測定より多い傾向。実現可能性が「低」の場合は、続けないことが推奨されている |
| Meta リフト調査 (マーケティング API) | 広告を見るアカウントと見ないアカウント(アカウントセンター)を無作為に割り当て、広告を出さない割合(ホールドアウト率)を決める | コンバージョンリフトの測定は現在制限されており、Meta の担当者への問い合わせが要る | 調査を始めたあとは、広告を出す割合は更新できない。調査の終了後に、成果を数える期間を置ける |
広告を出さない群を置く
Google 広告のリフト測定調査は、ユーザーを自動で2つのグループに分ける比較対照テストです。広告が表示されるトリートメント グループと、表示されないコントロール グループで、ブランド認知度、検索数、コンバージョン数の差を見ます(リフト測定調査について)。Meta も、開発者向けの資料で、広告を見るアカウントと見ないアカウントを無作為に割り当て、コンバージョン数などの差を計算する仕組みを説明しています(Meta for Developers「リフト調査」。日本語のヘルプページは読めなかったため、この資料を使いました)。
広告を出さない群は、広告で増えたはずの成果を逃します。Google 広告ヘルプも、この逃した成果を、実施頻度を慎重に決める理由に挙げています。始める前に、測れる見込みを確かめる機能があります。見込みが低いまま始めると、費用をかけて差が出ない結果になりやすくなります。
Google 広告ヘルプの数字を、続けて読む(期間・予算・頻度)
コンバージョンまでが長い場合、14日未満の調査では、増分の件数が17%低く出ることがあるとヘルプにあります(ユーザーに基づくコンバージョン リフト測定を設定する)。食品の注文のように購入までが短い商材は7〜14日の短い調査でもよいが、旅行の宿泊のような高額の商品は14日を超える期間が要る、とも書かれています。調査は、広告を出さない群が成果を逃すため、頻度は慎重に決め、多くの広告主は1年に1〜2回程度、予算の重要な決定の前や、メディア ミックス モデルの結果の仮説を確かめるために行う、という案内です。実現可能性(検出力)の見方も同じページにあり、確実性が90%に届かない場合は、予算の目安が表示されます。この記事に出した数字は、Google 広告の仕様に関する記載で、他の媒体や日本の自社に当てはまる目安とは限りません。
地域で分ける
地域を、広告を出す群と出さない群に分けて、同じ期間で比べます。ユーザーを分ける方法より、広告の画面から見えない成果(店舗での購入など)も比べやすい反面、地域をまたぐ人がいます。一部の人が、広告が出る地域で広告を見て、広告が出ない地域で成果に至ると、2つの群の差が小さくなります。Google 広告ヘルプは、この「汚染」を、地域の単位(Google マーケティング エリア)を選ぶことで抑えるとしています(地域に基づくコンバージョン リフト測定を設定する)。
自社で地域を分ける場合の考え方は、Google の研究者が書いた論文(Vaver・Koehler「Measuring Ad Effectiveness Using Geo Experiments」)にあります。地域を無作為に群へ割り当てること、群で条件を変えない期間(pretest)を置いてから広告を変えること、地域を大きさで分けてから割り当てると、結果の幅が10%以上狭まることがある、と書かれています。地域の数が少ない会社は、差が出ても偶然の範囲かを判断できず、結論が出ない可能性があります(当社の考え)。
広告を止める期間を置く
いちばん手軽なのは、広告を数週間止めて、止める前と比べる方法です。比べる相手が、別の時期の自社になるので、次の節の落とし穴が全部入ります。広告全般を止めると、逃す成果の量も大きくなります(当社の考え)。止める範囲を指名広告に絞る方法は、指名広告の記事で手順を書きました。
前後比較の落とし穴。同じ時期に起きた他のことが混ざる
出稿の前後で数字を比べる方法は、ジェイアール東日本企画の記事も、測定条件を前後で同じにすること、季節・トレンド・イベントなどの外的要因を把握することを挙げています。これを守っても、前後の差には、広告以外の動きが混ざります。
前後の比較に混ざる4つ
前後の差が出ても、4つのどれかで説明できないかを先に見る
季節・曜日
広告と関係なく、時期で成果が動く
- 同じ業界の別の系列や、前の年の同じ時期と並べて見る
記録:比べた期間の日付
販促・セール・値引き
広告と同じ時期に、別の施策が走る
- 施策の開始日と終了日を、広告の変更と同じ表に書く
記録:施策名と日付
広告側の変更
予算・入札・広告文・仕様の切り替えが重なる
- 媒体が自動で切り替える変更も、期間に入るかを確かめる
記録:変更の内容と日付
市場全体の動き
競合や話題で、市場ごと上下する
- 競合や同じ業界の動きと、自社の動きを並べる
記録:見た競合・市場の数字
4つの区分は、ジェイアール東日本企画の記事(季節効果・トレンド・イベント・他のメディア要因・市場の動向)をもとに当社が組み直したものです。見分け方は当社の考えです(2026年10月4日確認)
混ざる量は、実際の検証で確かめられています。eBay は、Bing(当時は MSN)で、自社名を含む検索の広告を止めました。Google では出し続けています。止めた前後だけを比べると、Bing から eBay への総クリックは5.6%減っていました。Google を対照にして、季節の影響を除くと、減ったのは0.529%でした(論文の表の1列目と2列目。NBER 20171の全文)。前後比較のままでは、止めた影響を10倍ほど大きく見るところでした(5.6÷0.529で約10.6倍、当社の計算)。
広告を止めたとき、総クリックはどれだけ減ったか(eBay・Bing の自社名広告)
同じ検証、同じデータ。比べ方で、減った量の見え方が変わった
出典:Blake・Nosko・Tadelis「Consumer Heterogeneity and Paid Search Effectiveness」(NBER 20171、2014年5月)の Table 1 と本文。5.6%と0.529%は、論文の表と本文の数字(2026年10月4日確認)
この結果は、2012年の、世界で知られた会社の自社名の広告の例で、減った大きさそのものは、今の日本の自社に当てはまるとは限りません。見てほしいのは、対照を置く前と後で、同じデータの読み方が変わったことです。
広告を見た人と見なかった人を並べるだけの比べ方にも、似た問題があります。広告を見る人は、もともと買いそうな人であることが多いためです。Gordon らの研究は、Facebook で行った15の広告の無作為化実験の結果と、同じ広告を、見た人と見ない人の比較や、マッチング、回帰で推定した結果を比べています。観察のデータだけから出した推定は、実験の結果と大きく違い、多くは広告の効果を大きく見積もり、一部では小さく見積もりました。半数の研究で、購入の増加率が3倍ずれたと書かれています(MSI Working Paper 18-113。ここで読んだのは、学術誌に載る前の2018年の版)。
広告側の変更も、前後に混ざります。媒体が自動で切り替える変更もその1つです。たとえば、動的検索広告(DSA)は2027年2月に AI Max へ自動で移行される予定で、その日程はDSA の記事にまとめました。比べる期間に、こうした切り替えが入っていないかを確かめます。
測る前に決めて、書いておくこと
広告以外でも、生成AIの導入効果は、使わない班を残して同じように測る前に決めて書いておきます。測り方は「生成AIの導入効果の測り方」で解説しています。
比べ方を選ぶ前に、測る側で決めることが4つあります。どれも、結果を見てから決めると、都合のよい読み方ができてしまうので、始める前に1枚のメモに書きます。
測る前に決めて、書いておく4つ
結果を見てから決めると、都合のよい読み方ができてしまう
1 数える成果
何が起きたら1件か
- 自社のフォーム・電話・CRM の記録で、問い合わせや成約を数える
- 広告の画面の件数だけに頼らない
書く先:代理店と共有する1枚のメモ
2 結果で決めること
数字がどうなったら、何をするか
- 予算を増やす、続ける、減らす、の分かれ目を、結果を見る前に書く
Google の案内:予算の重要な決定の前に実施する
3 期間
成果が出るまでの日数より長く
- 成果までが長い商材は、短い期間だと増分が小さく出る
Google の案内:最短7日、通常は14日以上
4 期間中の約束
大きな変更を入れない
- 広告文・オーディエンス・サイトの大きな変更は、期間が終わるまで待つ
- 起きた出来事は、日付と一緒に書く
Google の案内:予算・入札の変更までにとどめる
出典:Google 広告ヘルプ「ユーザーに基づくコンバージョン リフト測定を設定する」の「コンバージョン リフトを測定する際のベスト プラクティス」と、同ページの質問集。1と2の書き方は当社の整理(2026年10月4日確認)
1つ目の、数える成果は、広告の画面の件数ではなく、自社のフォーム・電話・CRM の記録で数えます。何を1件と数えるかが未定なら、先に広告運用のインハウス化の記事で成果の定義を決めます。GA4 で数える場合は、GA4 設定の記事の点検の順に、今の件数が信用できるかを確かめます。
測れるかどうかは、件数の多さで決まります。Google 広告は、調査を設定するときに、結果の確実性の見込み(検出力)を示し、確実性90%以上を目指すこと、50〜90%の結果は方向性を示す情報として使えることを案内しています。見込みが低いまま続けることは推奨されていません(地域に基づく測定の実現可能性が「低」の場合)。問い合わせや成約が月に数件の会社は、媒体の測定機能の条件に届かないこともあります。その場合は、測定を見送る、期間を延ばす、成果を問い合わせまで手前に広げる(Google は、ページビューやリードフォームのような手前の成果のほうが、リフトが大きく測りやすいと書いています)、のどれかになります。
結果の読み方
差が出なかったことも、結果の1つ。次の機会の設計に使う
確実性は、どの水準か
Google は、確実性90%以上を目指し、50〜90%は方向性を示す情報として使えるとしている
増分1件あたりの費用は、事前に書いた範囲か
iCPA、または iROAS で見る
他に変えたものは無かったか
期間中の変更の記録と照らす
確実性の水準は Google 広告ヘルプ「ユーザーに基づくコンバージョン リフト測定を設定する」から。残りの読み方は当社の考えです(2026年10月4日確認)
代理店に頼む分と、自社が持つ分
増分の測定を、代理店に任せきりにすると、「何を成果とするか」「結果で何を決めるか」を、代理店が決めることになります。逆に、自社がすべて設計しても、媒体の測定機能の利用には、媒体の担当者への依頼が要る場合があります。分担は、次のように分けると、役割が重なりません。
誰が何を持つか
増分の測定は、設定の作業だけでなく、成果の記録を持つ側の準備で決まる
自社
成果の定義と、結果の使い道
- 何を1件と数えるかを決め、自社の記録で件数を持つ
- 結果で何を決めるかと、期間中に変更を入れない期間を、代理店と合意する
渡すもの:成果の記録と、施策の日程
代理店
比べ方の設計と、媒体への依頼
- 群・地域・期間の案と、測れる見込みを示す
- 測定機能の利用を、媒体の担当者へ依頼する
- 期間中の変更を管理し、増分と確実性を報告する
出すもの:設計案と、期間中の変更の記録
媒体
群の分割と、結果の算出
- ユーザーや地域を割り当て、広告を出さない群を作る
- 測れる見込み(実現可能性・検出力)を示す
条件:利用できる範囲は、媒体と契約で異なる
媒体の機能の説明は、Google 広告ヘルプと Meta for Developers の記載から。自社と代理店の分担は当社の考えです(2026年10月4日確認)
月次報告を受け取る側が、代理店に確認するときの文面を、次に置きます。
代理店に送る確認の文面の例
- 月次報告の「コンバージョン数」のうち、広告が無くても起きた分は、どれくらいと見ていますか。確かめたことはありますか。
- 広告を出さない群、地域、止める期間のうち、自社で使えるのはどれですか。使えない理由は何ですか。
- 媒体の測定機能は、自社のアカウントで使えますか。使う場合は、媒体の担当者への依頼を誰が、いつ行いますか。
- 測れる見込み(実現可能性・検出力)は、媒体の画面でどう出ますか。見込みが低い場合は、何を変えれば上がりますか。
- 結果の数字で何を決めるか、期間、期間中に変えないものを、始める前に書面で合意させてください。
広告の効果を確かめることは、設定を変える作業というより、同じ条件で比べる仕組みを作る作業です。Aurant Technologies では、広告運用の支援のページに、広告の打ち手の効き方を確かめる設計を、マーケティングデータの支援のページに、成果の記録と計測を整える作業を載せています。自社の状況を見ながら設計する場合は、どちらのページからも相談を受け付けています。
広告運用支援
Google広告・Meta広告・LINE広告・Yahoo!広告の運用を、GA4やCRMとのデータ連携を土台に立て直します。コンバージョン計測の整備から媒体をまたいだ改善まで、社内で判断できる形で伴走します。
