広告の数字を毎週スプレッドシートに自動で集める|Google・Meta・LINEヤフー広告のレポートを1枚にそろえる前に、列の定義と取り込み方を決める

広告の数字をスプレッドシートに自動で集めるとき、先に決めるのは費用・クリック・コンバージョンの列の定義です。Google・Meta・LINEヤフー広告の定義の違いと、取り込み方の3通り、スプレッドシートで足りる範囲とBigQueryが要る合図を、各社の公式ドキュメントで確かめて整理しました。

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この記事の要点

  1. 広告の数字をスプレッドシートに自動で集めるとき、先に決めるのは取り込み方より、費用・クリック・コンバージョンの列の定義。Google の「コンバージョン」はメインのアクションだけ、Meta の「結果」は目的と設定で中身が変わるので、同じ列名でも数えているものが違う。
  2. 取り込み方は、媒体の定期レポート(メール)、Looker Studio などのコネクタ、スクリプトの3通り。媒体3つ・日別・キャンペーン単位なら、スプレッドシートの上限(2,000万セル)に余裕がある。広告や検索語句の単位まで日別に持つと、上限に近づく。
  3. 壊れやすいのは、権限の持ち主が替わったとき、取り込み元の仕様が変わったとき、月をまたいで数字が動くとき。LINE広告は2026年10月26日に配信が止まるので、取り込み元はLINEヤフー広告で組み、過去の実績は止まる前に保存する。

自動で集める前に、列の辞書を1枚つくる

取り込み方(定期レポート・コネクタ・スクリプト)を選ぶのは、辞書のあと

3つの管理画面Google 広告・Meta 広告・LINEヤフー広告
列の辞書費用・クリック・コンバージョンの定義を1枚に
生データのシート1行が、媒体×日×キャンペーン
週次の集計表毎週、同じ形で見る

辞書が無いまま取り込むと、列名が同じでも数えているものが違う表ができる(当社の整理)

流れは当社の整理。各媒体の列の定義は、本文の出典で確かめたもの(2026年10月6日確認)

広告を複数の媒体で出していて、管理画面の数字を毎週手で写している場合、スプレッドシートへ自動で集めること自体は、各社が用意している機能(定期レポートのメール、Looker Studio のコネクタ、スクリプト)で足ります。先に決めるのは、取り込み方より、費用・クリック・コンバージョンの列の定義です。

定義を決めずに自動にすると、列名は同じなのに、数えているものが違う表になります。Google 広告の「コンバージョン」列はメインのアクションだけで、Meta 広告の「結果」は選んだ目的と設定で中身が変わります。この記事では、その違いを公式のヘルプで確かめて、辞書に何を書くかを先に整理し、そのあとで、取り込み方の3通りと、スプレッドシートで足りる範囲を並べます。

当社には、BigQuery を中心にした構成を書いた広告データ基盤の記事と週次レポートの自動化の記事、Yahoo!広告のレポートを扱ったレポートのテンプレートの記事があります。この記事は、BigQuery を使わない側を扱います。代理店から届くレポートの定義の見方は、月次レポートに入れてもらう項目の記事に書きました。 題名を「LINEヤフー広告」としているのは、LINE広告が2026年10月26日に広告配信と新規作成・編集を止める予定だからです(確認日の10月6日から20日後)。止まったあとの移し替えは、LINE広告の移行の記事にあります。

先に決める:費用・クリック・コンバージョンの、媒体ごとの意味

媒体を横に並べる前に、3つの列に何を入れるかを決めます。ここでは、公式のヘルプで確かめたものだけを並べます。確かめていない欄は、確かめていないと書きました。

「コンバージョン」に入るものは、媒体ごとに違う

同じ列名に並べると、数えているものが揃わない

Google 広告

「コンバージョン」と「すべてのコンバージョン」

  • 「コンバージョン」列は、メインのアクションのコンバージョン(モバイル検索広告の電話を含む)
  • 「すべてのコンバージョン」列は、サブのアクション、パソコン・タブレットからの電話、実店舗への来店、アプリ内操作、ビュースルーなどを足した数

辞書に書くこと:どちらの列を「成果」にするか

Meta 広告

「結果」

  • 選んだ目的と設定で、数える対象が決まる
  • 既定のアトリビューション設定は、クリックから7日間、表示から1日間、エンゲージメントから1日間
  • データが足りないときは、統計モデルで補う結果がある

辞書に書くこと:目的ごとの結果の中身と、アトリビューション設定

LINEヤフー広告

ディスプレイ広告の「コンバージョン数」

  • 測定タグで記録された、成果の件数
  • コンバージョン率、コンバージョンの価値も、同じ測定のデータとして見られる

この記事で未確認:数える窓と重複の扱い。管理画面のヘルプで確かめる

出典:Google 広告ヘルプ「[すべてのコンバージョン] について」、Meta ビジネスヘルプセンター「成果」、LINEヤフー for Business「コンバージョン測定の設定方法」(2026年10月6日確認)

Google 広告の2つの列の違いは、ヘルプが書いています。ビュースルーのコンバージョンは、「すべてのコンバージョン」の列にだけ入り、「コンバージョン」の列には入りません。Meta 広告の「結果」は、ヘルプによると、Meta イベントマネージャで見る件数と、数や種類が異なることがあります。アトリビューションの設定は、こちらのヘルプのとおり、クリックスルー(1日または7日)、ビュースルー(1日)、エンゲージスルー(1日)から選びます。

費用とクリックは、次の表のように、確かめておくことが媒体で違います。

費用・クリックで、媒体ごとに確かめておくこと(出典は本文の各リンク。確かめていない欄は、そう書いた)
列Google 広告Meta 広告LINEヤフー広告辞書に書くこと
費用ヘルプは、キャンペーンの入札単価と予算に、消費税(VAT)を含めないよう書いている。レポートの「費用」列が同じ基準かは、この記事では確かめていない費用の列が消費税を含むかは、この記事では確かめていない同左(確かめていない)消費税を含むか含まないか。請求書の金額と1か月分を突き合わせて決める(当社の整理)
クリック列の定義は、この記事では確かめていない「リンククリック」は、広告内のリンクから、広告主が指定したリンク先へ誘導したクリック・スワイプなどの数。「アウトバウンドクリック」は別の指標列の定義は、この記事では確かめていないクリックに、どの指標を使うか。Meta はリンククリックか、ほかの指標か
アトリビューションの設定—アトリビューションモデルが違う広告セットの結果は、並べて比べると不正確になる—比べてよい範囲(同じモデル・設定のものだけ、など)

Google 広告の費用については、ヘルプが、入札単価と予算に消費税を含めないと書いています。管理画面のレポートの費用が、同じ基準かどうかは、請求書の金額と、1か月分を突き合わせて決めるのが確実です(当社の整理)。

共通の列は、成果を2本に分けて置く案が、取り回しやすくなります(当社の整理)。「コンバージョン(主)」には、Google の「コンバージョン」、Meta の結果(目的を購入や申込にそろえたキャンペーンだけ)、LINEヤフー広告のコンバージョン数を入れます。「コンバージョン(参考)」には、Google の「すべてのコンバージョン」を入れます。辞書は、シートの先頭のタブに置きます。

辞書に書く項目の一覧(シートの先頭のタブに置く)
辞書に書く項目(項目の選び方は当社の整理)
辞書の項目書くこと書く理由
共通の列名シートの列の見出し(例:費用、クリック、コンバージョン(主)、コンバージョン(参考))媒体ごとの列名の違いを、ここで吸収する
元の列媒体ごとに、どの列を入れるか(媒体名・画面の列名)列名が変わっても、元をたどれる
数え方何を1件とするか(購入、申込、電話、来店など)Google の「コンバージョン」と「すべてのコンバージョン」、Meta の目的ごとの結果で、数えるものが違う
日付と窓どの日付で数えるか、アトリビューションの設定Meta は設定で結果の数え方が変わる
消費税と通貨費用に消費税を含むか、通貨請求書と突き合わせる土台になる
取得日その行を、いつ取り込んだか数字が後から動くため、あとで見直したときの手がかりになる

取り込み方は3通り:定期レポート、コネクタ、スクリプト

辞書ができたら、取り込み方を選びます。迷うのは、既製のツール、スクリプト、外注のどれかだと思います。経路は3通りです。

取り込み方は3通り

どれを選ぶかは、辞書で決めた列を、誰がどの頻度で更新するかで決まる

1. 媒体の標準機能

定期レポートを、メールで受け取る

  • Google 広告:ダウンロードから「スケジュール」を選び、毎日・毎週などで送る。形式に Google スプレッドシートも選べる
  • Meta 広告:広告レポートで、週に1回メールで送る定期レポートを作れる
  • LINEヤフー広告:パフォーマンスレポートの「スケジュール」で、指定のメールアドレスに定期的に送る

残る手作業:届いたファイルを、辞書の列に並べ直して、生データのシートへ移す(当社の整理)

2. コネクタ

Looker Studio など、画面の側から接続する

  • Google 広告・Google スプレッドシート・BigQuery には、Google 提供のコネクタがある
  • Meta とLINEヤフー広告は、Google 提供のコネクタ一覧に載っていない。第三者が作ったコネクタを使う形になる

確かめること:提供元、取れる項目、更新の間隔は製品ごとに違う

3. スクリプト

定期的に実行して、シートへ書き込む

  • Google 広告スクリプト:レポートの結果をシートに書き出せる
  • LINEヤフー広告スクリプト:レポートの自動出力と、スプレッドシートとの連携のサンプルがある
  • Meta:Apps Script などから、Insights API を呼ぶ形になる(当社の整理)

決めること:コードの保守と、動かすアカウントの持ち主

出典:Google 広告ヘルプ「レポートの作成、保存、スケジュール設定」、Meta「広告レポートについて」、LINEヤフー for Business「パフォーマンスレポートの便利機能」、Looker Studio「使用可能なコネクタ」、コネクタ・データソース・認証情報について、Google 広告スクリプト AdsApp.Report、LINEヤフー広告スクリプト(2026年10月6日確認)

定期レポートは、いちばん手軽です。Google 広告は、ヘルプによると、形式にExcel、CSV、TSV、PDF、XLSX、XML、Google スプレッドシートを選べます。Meta 広告も、ヘルプの例で、週に一度、自分と同僚にメールで送る定期レポートを作れます。LINEヤフー広告は、パフォーマンスレポートの「スケジュール」で、指定したメールアドレスへ定期的に送れます。ただし、列の並びは媒体ごとの画面で決まります。届いたファイルを辞書の列に並べ直す作業は残ります(当社の整理)。

Looker Studio のコネクタは、画面の側から接続する形です。Google 広告、Google スプレッドシート、BigQuery は、Google が提供するコネクタが一覧にあります。Meta 広告とLINEヤフー広告は、その一覧に載っていません。ヘルプには、第三者が作ったコネクタで、Bing、Facebook Ads、Salesforce などのデータを使えると書かれています。第三者製の場合は、提供元と取れる項目、更新の間隔を、製品ごとに確かめます。Looker Studio の外注費用の記事に、作る側の費用の考え方があります。

スクリプトは、定期的に実行して、シートへ書き込む形です。Google 広告スクリプトは、レポートの結果を、exportToSheetでシートに書き出せます。LINEヤフー広告スクリプトは、LINEヤフー for Businessによると、検索広告とディスプレイ広告(運用型)に対応し、レポートの自動出力と、スプレッドシートとの連携のサンプルがあります。Meta は、Insights API で広告のパフォーマンスのデータを取れます。公式の概要は、利用に、Meta アプリ、ads_read の権限、トラッキングの設定が要ると書いています。

経路ごとの制約を、公式の記載から並べます。

経路ごとの制約(公式の記載のみ。確認日:2026年10月6日)
経路公式に書かれている制約出典
Google 広告の定期レポート個別のアカウントのレポートは、指定したタイムゾーンの午前1時に作られる。クライアントセンター(MCC)のアカウントは午前5時。18か月使われていないレポートは自動で削除されるGoogle 広告ヘルプ
Meta 広告レポートのエクスポート形式は .xlsx か .csv。レポートの期間は、1回のリクエストで最大37か月Meta ヘルプ
Looker Studio の Google 広告コネクタMCC では最大50のサブアカウントまで接続できる。閲覧する人にも、MCC と選んだすべてのサブアカウントへのアクセス権が要る。データの更新は12時間ごとで、変えられないLooker Studio ヘルプ、データの鮮度
Looker Studio の Google スプレッドシートコネクタデータの更新は、15分(既定)・1時間・4時間・12時間から選ぶデータの鮮度
Google 広告スクリプト広告主アカウントのスクリプトは、最大30分まで実行できるGoogle 広告スクリプトの上限
Apps Script1回の実行は6分まで。時間主導のトリガーの合計は、個人のアカウントで1日90分、Google Workspace で6時間。URL Fetch は、個人で1日2万回、Workspace で10万回。時間主導のトリガーは、毎分から月1回まで設定でき、作った人のアカウントの権限で動くApps Script の割り当て、インストール可能なトリガー
Meta の Insights APIMeta アプリ、ads_read の権限、トラッキングの設定(Conversions API か Meta ピクセル)が要る。自社の広告アカウントだけなら、ads_read と ads_management の Standard Access で足りる。他社のアカウントを扱うときは、Advanced Access とアプリのレビューが要るInsights API、認証と権限

LINEヤフー広告には、API もあります。ReportDefinitionServiceで、レポートの定義の取得や追加、ダウンロードができます。API を呼ぶ側の開発が要るので、この記事では、スクリプトの延長とは別に扱います。

スプレッドシートで足りる範囲と、BigQuery が要る合図

Google ドライブのヘルプによると、Google スプレッドシートで作ったスプレッドシートは、2,000万セルまたは100MBまでです。広告のデータは、行が増えます。次の試算は、3つの媒体を日別に、10列で持つ場合の行数から、セルの数を出したものです(当社の試算で、実績ではありません)。

日別に持つと、シートの上限に何割まで近づくか(試算)

行数は「本数×3媒体×365日」、セル数は行数×10列。棒の長さは、セル数(百万セル単位)

キャンペーン100本(3媒体・日別・10列)110万セル
広告1,000本(3媒体・日別・10列)1,095万セル
広告2,000本(3媒体・日別・10列)2,190万セル
スプレッドシートの上限2,000万セル

上限はGoogle ドライブヘルプ「ファイルの上限」(2,000万セルまたは100MB)。本数・列数は、当社が置いた試算の条件で、実績ではない(2026年10月6日確認)

計算は、キャンペーン100本なら、100本×3媒体×365日で109,500行、10列で1,095,000セル(110万セル)です。単位を広告に細かくして1,000本にすると、1,095万セルで、上限の半分を超えます。2,000本にすると、2,190万セルで、上限を超えます。キャンペーン単位で日別に持つ範囲なら余裕があり、広告や検索語句の単位まで日別に持つと、上限に近づきます。

上限だけが合図ではありません。Apps Script の割り当ては、1回の実行を6分まで、時間主導のトリガーの合計を、個人のアカウントで1日90分としています。取り込みが長くなると、ここが先に当たります。

足りなくなる合図

合図の選び方は当社の整理

1

広告や検索語句の単位まで、日別に持ちたくなった

上の試算のように、行が10倍になるとセルが2,000万に近づく

2

取り込みの処理が、Apps Script の1回6分、または1日の合計時間に収まらない

個人のアカウントは、時間主導トリガーの合計が1日90分

3

広告の数字を、受注や顧客のデータと突き合わせたい

シートで結合を続けると、列と関数が増えて追えなくなる(当社の整理)

4

数人が同じシートを更新し、どの更新が何を変えたかを追えなくなってきた

更新の担当を絞れなくなったら、生データを別の場所に置く合図になる(当社の整理)

1つでも当てはまるBigQuery に生データを置く構成を検討する。シートは見る場所に回す。Connected Sheets で取り出せる量は、抽出で50万行まで
どれも当てはまらないスプレッドシートで始めてよい。生データと集計のタブを分けておけば、あとで移せる(当社の整理)

出典:Google ドライブヘルプ「ファイルの上限」、Apps Script の割り当て(2026年10月6日確認)

BigQuery 側に生データを置く構成は、広告データ基盤の記事と週次レポートの自動化の記事に、手順があります。BigQuery から、スプレッドシートへ戻して見る形(Connected Sheets)の抽出は、ヘルプによると、50万行または500万セルまでです。シートは見る場所に回して、生データは BigQuery に置く、という分け方になります(当社の整理)。

壊れやすい所:権限、取り込み元の変更、月またぎ

自動にした取り込みは、止まっても気づきにくいのが難点です。壊れる場所は、データの量より、運用の側にあります。

壊れやすい3か所

3つとも、データの量ではなく、運用の側で起きる

1. 権限

持ち主が替わると止まる

  • Apps Script のトリガーは、作った人のアカウントの権限で動く
  • Looker Studio の Google 広告コネクタは、閲覧する人にも、MCC と選んだサブアカウントへのアクセス権が要る
  • Meta の Insights API には、アプリと ads_read の権限が要る

決めること:誰のアカウントで動かすか。担当が替わるときの引き継ぎ先

2. 取り込み元の変更・終了

取り込み元ごと変わることがある

  • Looker Studio の Google 広告コネクタは、オークション分析フィールドを2024年9月23日から使えなくした
  • LINE広告は、2026年10月26日に広告配信と新規作成・編集が止まる予定。2027年3月末ごろに提供が終わる予定
  • LINE広告のAPIも、2027年3月に提供が終わると、LINE広告のお知らせが案内している

決めること:取り込み元の一覧と、終了・変更の連絡を見る担当

3. 月またぎ・あとから動く数字

同じ週でも、取った日で数字が変わりうる

  • Meta の結果は、既定でクリックから7日間、表示から1日間などの成果を数える
  • アトリビューションモデルが違う広告セットの結果は、並べて比べると不正確になる

決めること:直近の何日分を毎週取り直して上書きするか。取得日の列

出典:Apps Script トリガー、Looker Studio Google 広告コネクタ、Meta Marketing API 認証、Meta アトリビューション、LINE広告の機能停止・配信終了スケジュール、移行ガイド、LINE Developers LINE広告のお知らせ(2026年10月6日確認)。決めることは当社の整理

取り込み元の項目が変わることは、Looker Studio の Google 広告コネクタで、2024年9月23日にオークション分析フィールドが使えなくなった例があります(ヘルプ)。取り込み元の終了は、LINE広告がちょうど当たっています。LINEヤフー for Business の案内では、2026年10月26日(月)に、新規作成・編集と広告配信が止まります。そのあとも一定期間は、管理画面で数字を確認できますが、具体的な終了日時は後日公表と書かれています。移行ガイドには、2027年3月末に完全に終了する見通しと、過去のレポートのデータは移行の対象外とあります。LINE広告の列をシートに持っている場合は、止まる前に過去の実績を保存し、取り込み元をLINEヤフー広告へ替えます。移し方は、移行の記事にあります。

月をまたぐ数字の動きは、月次レポートの記事に、Google 広告の遅れて入るコンバージョンを含めて書きました。シートの側では、取得日の列を持ち、直近の何日分を毎週取り直すかを決めておくと、あとで数字が動いても、どの時点のものか分かります(当社の整理)。

毎週の点検(短い手順にしておく)

点検の分け方は当社の整理

1

行の数

  • 媒体と日が、欠けずに入っているか
  • 3媒体×直近7日分なら、媒体ごとに7日分の行があるか

2

合計の突き合わせ

  • 媒体ごとに、費用とコンバージョンの合計を、管理画面と見比べる
  • ずれたら、辞書の「消費税」「日付と窓」から疑う

3

取得日と失敗の通知

  • 取得日の列で、最後に書き込んだ日を見る
  • Apps Script は、トリガーの実行でエラーが出ると、メールで知らせる

4

月初の取り直し

  • 前月分を、数日あけてもう一度取る
  • Meta の7日間の窓などで、前月の数字が動きうるため

出典:Apps Script インストール可能なトリガー、Meta「成果」(2026年10月6日確認)

点検は、行の数、合計の突き合わせ、取得日と失敗の通知、月初の取り直しの4つです。Apps Script のヘルプによると、トリガーの実行でエラーが出たときは、メールで通知が届きます。通知が届く宛先が、作った人のメールアドレスになる点は、持ち主が替わるときに見直します。

外注するなら、先に渡すもの

取り込みを外注する場合も、先に決めるのは辞書です。見積りの前に、列の定義書、見たい画面、権限の持ち主、過去の実績をそろえておくと、依頼の範囲がぶれません。

外注するときに渡すもの

渡すものは、見積りの前にそろえる(当社の整理)

1

列の定義書(辞書)

  • 共通の列名と、媒体ごとの元の列
  • 数え方、日付と窓、消費税、取得日

2

見たい画面

  • 毎週、誰が、何を決めるために見る表か
  • 管理画面の合計と突き合わせる数字

3

権限と持ち主

  • 各媒体の閲覧権限を、誰が出すか
  • 失敗したときに、誰に連絡が行くか

4

過去の実績

  • LINE広告の過去の実績は、止まる前に保存したものを渡す

取り込み方の3通りのうち、どれで作るかは、外注先と一緒に決めて構いません。聞いておくのは、動かすアカウントの持ち主と、失敗したときに誰が気づくかです。Looker Studio の画面づくりの費用の考え方は、外注費用の記事にあります。Google の「コンバージョン」とMetaの「結果」のように、列の中身を決める作業が、外注の前にいちばん時間がかかる部分になりやすい、と当社は読んでいます(当社の整理)。

広告の数字の取り込みと列の定義の整理は、Aurant Technologies のマーケティングデータのページから相談できます。

LINE運用・伴走支援

LINE公式アカウントの友だち獲得の設計、セグメント配信・ステップ配信・リッチメニューの構築、自動応答、CRM/MAや基幹データとの連携までを支援します。

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上場企業からスタートアップまで、数多くのデータ分析基盤構築・AI導入プロジェクトを主導。単なる技術提供にとどまらず、MA/CRM(Salesforce, Hubspot, kintone, LINE)導入によるマーケティング最適化やバックオフィス業務の自動化など、常に「事業数値(売上・利益)」に直結する改善実績多数。

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