LINEリッチメニュー設計・作成ガイド2026|デザイン・設定・活用事例を徹底解説
LINE公式アカウントのリッチメニューの設計・作成方法を解説。サイズ規定・ボタン配置・デザインのコツ・業種別活用事例・外注費用を2026年版で詳しく紹介します。
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リッチメニューを含むLINE公式アカウント活用の全体像はLINE×業務システム統合の完全ガイドで整理しています。
LINEリッチメニュー設計・作成ガイド2026
デザイン・設定・業種別活用事例を徹底解説
リッチメニューはLINE公式アカウントの「玄関」です。友だちのトーク画面を開いた瞬間に目に入るため、適切に設計するだけで問い合わせ率・予約率・CV率が大きく変わります。
リッチメニューとは?基本仕様
- 表示場所:トーク画面下部(キーボードの上)に常時表示
- ボタン数:最大6ボタン(大サイズ)または3ボタン(小サイズ)
- アクション:URL遷移・テキスト送信・クーポン表示・場所情報・リッチビデオ
- 表示切り替え:複数のリッチメニューを作成し、ユーザーごとに切り替えることも可能
効果的なリッチメニュー設計の原則
1. 最重要アクションを左上に配置
視線は左上から始まるため、「予約する」「お問い合わせ」など最も重要なボタンを左上に配置しましょう。CVに直結するアクションは視覚的に大きく目立たせることが重要です。
2. アイコン+テキストの組み合わせ
文字だけのメニューよりも、直感的なアイコンと短いテキストを組み合わせたデザインのほうがタップ率が高くなります。テキストは4文字以内を目安に簡潔にまとめます。
3. 来訪目的に合わせた設計
| 業種 | 推奨ボタン構成 |
|---|---|
| 美容室・サロン | 予約する / メニュー・料金 / クーポン / Instagram / スタッフ紹介 / アクセス |
| クリニック・医院 | WEB予約 / 診療時間 / アクセス / 問い合わせ / 初診の方へ / お知らせ |
| 飲食店 | 予約する / メニュー / クーポン / テイクアウト / アクセス / お知らせ |
| 不動産・住宅 | 物件検索 / 来店予約 / 無料査定 / お役立ち情報 / よくある質問 / お問い合わせ |
| BtoB企業 | 資料請求 / サービス案内 / 事例紹介 / お問い合わせ / セミナー申込 / 会社概要 |
作成手順(LINE Official Account Manager)
パーソナライズリッチメニューの活用(上級者向け)
LINE Messaging APIを使うと、ユーザーの属性(会員/非会員、購買履歴等)に応じてリッチメニューを自動切り替えできます。会員向けには「マイページ」「ポイント確認」、非会員には「会員登録」ボタンを表示するといったパーソナライズが可能です。
業種別 パーソナライズリッチメニュー 切り替えシナリオ設計早見表
前のセクションで「会員/非会員でメニューを切り替えられる」と紹介しましたが、具体的にどのタイミングで切り替えるか・何をトリガーにするかが決まらないと実装が止まります。切り替えはLINE Messaging APIのlinkRichMenuToUserエンドポイントを呼び出して行います(ユーザーのLINE IDを指定して任意のリッチメニューIDを紐づける方式)。下表は業種ごとの代表的な切り替えシナリオ・トリガー・各メニューの推奨構成をまとめたものです。
| 業種 | 切り替えトリガー | 非会員/来店前メニュー例 | 会員/来店後メニュー例 | 実装の要点 |
|---|---|---|---|---|
| 美容室・サロン | 予約完了 or 会員登録完了 | 予約する / メニュー・料金 / クーポン / Instagram / スタッフ / アクセス | 次回予約 / 来店履歴 / ポイント確認 / クーポン / 担当スタイリスト / お知らせ | 予約システム(MINIMO・Airリザーブ等)のWebhookで予約完了を検知→API呼び出し |
| クリニック・医院 | WEB予約フォーム送信完了 or 初診受付完了 | WEB予約 / 診療時間 / アクセス / 初診の方へ / 問い合わせ / お知らせ | 再診予約 / 検査結果確認 / 処方箋確認 / 服薬リマインド / 問い合わせ / お知らせ | 予約完了メール送信時に同タイミングでMessaging APIを叩く。患者IDとLINE UIDを紐づけるDB設計が前提 |
| EC・小売 | 会員登録完了 or 初回購入完了 | 商品を見る / キャンペーン / クーポン取得 / お気に入り登録 / 会員登録 / お問い合わせ | マイページ / 注文履歴 / ポイント残高 / 再購入 / クーポン / お問い合わせ | ECプラットフォーム(Shopify等)のCustomer作成フックでLINE連携を実行。顧客メールとLINE UIDの名寄せが必要 |
| 不動産・住宅 | 来店予約完了 or 商談開始 | 物件検索 / 来店予約 / 無料査定 / 事例紹介 / よくある質問 / お問い合わせ | 物件提案受け取り / 内見予約 / 書類確認 / 担当者へ連絡 / 契約進捗 / よくある質問 | 来店予約フォーム(kintoneやGoogleフォーム)の送信完了時にMake/Zapierを介してAPI呼び出し |
| BtoB企業 | 資料請求送信 or セミナー申込 or 商談フェーズ昇格 | 資料請求 / サービス案内 / 事例紹介 / セミナー申込 / 問い合わせ / 会社概要 | 専用提案資料 / 担当者への直接連絡 / 見積依頼 / 契約書確認 / 導入事例 / FAQポータル | MAツール(HubSpot等)のコンタクトライフサイクルステージ変更をWebhookで検知→API呼び出し。CRMとのLINE UID紐づけが必須 |
実装上の最大のポイントはLINE UIDと自社顧客IDの名寄せです。友だち追加時点では、そのユーザーが自社のどの顧客なのかをLINE側は知りません。LIFFやLINEログインを経由した際にリダイレクトURLにパラメータを付与してIDを紐づけるか、メールアドレスを入力させて自社DBと照合する設計が一般的です。名寄せが完了していない友だちは、デフォルト(非会員用)のリッチメニューが表示され続けます。「全ユーザーを切り替えた想定で設計したのに半数しか切り替わっていない」という事態を防ぐため、名寄せ完了率をLINE管理画面の「友だち数」と定期的に照合することをお勧めします。
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