LINE公式アカウントの料金プランの選び方|3プランの違いと、月の配信通数で見る境目

LINE公式アカウントの料金プランは月額0円・5,000円・15,000円(税別)の3つで、違いは無料で送れる通数(200・5,000・30,000通)と、超えて送れるかどうかです。通数の数え方と、月の通数ごとのプランと料金の早見表、月の途中でプランを変えるときの扱いをまとめました。

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この記事の要点

  1. プランは月額0円・5,000円・15,000円(税別)の3つ。使える機能はどれも同じで、違うのは1か月に無料で送れる通数(200通・5,000通・30,000通)と、それを超えて送れるかどうか。
  2. プランは月の配信通数(1回に送る人数×月の回数)で選ぶ。200通まではコミュニケーション、5,000通まではライト、それより多ければスタンダード。スタンダードでも30,000通までは月額だけで送れる。
  3. 10月1日の改定で変わるのは、スタンダードプランの追加メッセージの単価と上限。月額と無料の通数は変わらないので、プランの境目は改定の前後で同じ。請求額が増えるのは月8万通(追加メッセージ5万通)を超えて送るアカウント。

月の配信通数で決まるプラン(税別)

月の通数=1回に送る人数×月の回数(例:1,000人に月4回なら4,000通)。使える機能はどのプランも同じ

月200通までコミュニケーション・月額0円
201〜5,000通ライト・月額5,000円
5,001〜30,000通スタンダード・月額15,000円だけ
30,000通を超えるスタンダード+追加メッセージの料金(1通3円以下)

コミュニケーションとライトは無料分を超えて送れない。続けて送るにはプランを上げる

10月の改定で請求額が増えるのは、月8万通(追加メッセージ5万通)を超えて送るアカウント

出典:料金プランのページ、改定のお知らせ

LINE公式アカウントの料金プランは、コミュニケーションプラン(月額0円)、ライトプラン(月額5,000円)、スタンダードプラン(月額15,000円)の3つです(税別)。使える機能はどのプランも同じで、違うのは月額と、1か月に無料で送れるメッセージの通数(200通・5,000通・30,000通)と、それを超えて送れるかどうかです。無料分を超えて送れるのはスタンダードプランだけで、超えた分には追加メッセージの料金がかかります(LINEヤフー for Businessの料金プランのページ)。

プランは、1か月に送るメッセージの通数で選びます。通数は1回の配信で送った人数を配信の回数分だけ足したもので、1,000人に月4回送れば4,000通です。月200通まではコミュニケーションプラン、5,000通まではライトプラン、それより多ければスタンダードプランになり、スタンダードプランでも30,000通までは月額の15,000円だけで送れます(料金プランのページ)。

2026年10月1日の料金改定で変わるのは、スタンダードプランの追加メッセージの単価と上限です。月額と無料で送れる通数は変更の対象に入っていないので(改定のお知らせ)、プランの境目は改定の前後で同じです。改定で請求額が増えるのは月8万通(追加メッセージ5万通)を超えて送るアカウントで、新旧の単価と通数ごとの金額は10月の料金改定の解説にまとめています。

コミュニケーション・ライト・スタンダードの違い

3つのプランの月額と、無料で送れる通数、それを超えたときの扱いを並べると次のようになります。

プランコミュニケーションライトスタンダード
月額(税別)0円5,000円15,000円
無料で送れる通数(1か月)200通5,000通30,000通
選ぶ目安(月の通数)200通まで201〜5,000通5,001通から
無料分を超えたら送れない送れない追加メッセージで送れる(1通3円以下)
無料分を使い切ったときの1通あたり-1円0.5円

日本のLINE公式アカウントの料金です(税別)。出典は料金プランのページ。1通あたりは月額を無料の通数で割った値で、同じページの比較図の金額と一致します。料金プランは国・地域ごとに異なります(LINE Developers)。

アカウントを開設した時点ではコミュニケーションプランになっていて、ライトプランかスタンダードプランを使うには開設後にプランを変えます(料金プランのページ)。初期費用はかかりません。コミュニケーションプランとライトプランで無料分を使い切ると、その月はそれ以上メッセージを配信できず、続けて送るにはプランを上げる必要があります(料金プランのよくある質問)。

通数の数え方と、数えないメッセージ

通数は「メッセージを送った回数」×「送った友だちの数」で数えます。1回の配信には吹き出しを3つまで入れられ、3つ入れても1人あたり1通です(料金プランのページ)。たとえば1,000人に1回送れば1,000通、同じ1,000人に月4回送れば4,000通、条件で絞った1,200人に月2回送れば2,400通です。

通数に入るのは、メッセージ配信(絞り込み配信とステップ配信を含む)と、Messaging APIの「Push API」「Multicast API」「Broadcast API」「Narrowcast API」で送ったメッセージです。LINEチャットでのやりとり、応答メッセージ、あいさつメッセージ、Messaging APIの「Reply API」での返信は数えません(料金プランのページ、LINE Developers)。問い合わせへの返信や自動応答が中心で、友だち全員へのお知らせはほとんど送らないアカウントなら、コミュニケーションプランのままで足りることもあります。

通数に数えるもの、数えないもの

通数=メッセージを送った回数×送った友だちの数。吹き出しを3つまで入れても1人あたり1通

通数に数える

メッセージ配信とAPIでの送信

  • メッセージ配信(絞り込み配信・ステップ配信を含む)
  • Messaging APIのPush・Multicast・Broadcast・Narrowcast

通数に数えない

チャット・応答・あいさつ・返信

  • LINEチャットでのやりとり
  • 応答メッセージ、あいさつメッセージ
  • Messaging APIのReply APIでの返信
  • ブロックしている友だちの分(配信されない)

出典:料金プランのページ、LINE Developers

ブロックしている友だちには、メッセージは配信されません(料金プランのページ)。Messaging APIでも、ブロックしているユーザーなど実際には届かない宛先は通数に数えないと説明されています(LINE Developers)。友だちの数から通数を見積もると、ブロックしている人の分だけ実際より多めになります。

実際に送った通数は、管理画面の「設定」>「利用と請求」>「ダッシュボード」で確かめられます(利用と請求のマニュアル)。

通数を抑える方法も、この数え方から決まります。1回の配信には吹き出しを3つまで入れられるので、同じ相手に同じ日に送る内容は1回の配信にまとめたほうが通数は少なくなります。友だちからの問い合わせに応答メッセージやチャットで返す分は通数に入りません。反対に、ステップ配信で送るメッセージも1通ずつ数えるので、段数が多いほど、友だちが増えるほど通数が増えます(料金プランのページ)。送る相手そのものを絞る絞り込み配信のやり方は、セグメント配信の解説にまとめています。

月の配信通数で見るプランの境目

プランの境目は、月の通数で200通、5,000通、30,000通です(料金プランのページ)。1回の配信で届ける人数と、月に送る回数の組み合わせごとに、どのプランになり、月にいくらかかるかを表にしました。全員に送るなら友だちの数(ブロックしている人を除く)、絞り込むなら絞った後の人数を、1回に送る人数として見てください。

表は横にスクロールできます。

1回に送る人数月1回月2回月4回月8回
100人コミュニケーション100通0円コミュニケーション200通0円ライト400通5,000円ライト800通5,000円
500人ライト500通5,000円ライト1,000通5,000円ライト2,000通5,000円ライト4,000通5,000円
1,000人ライト1,000通5,000円ライト2,000通5,000円ライト4,000通5,000円スタンダード8,000通15,000円
2,500人ライト2,500通5,000円ライト5,000通5,000円スタンダード10,000通15,000円スタンダード20,000通15,000円
5,000人ライト5,000通5,000円スタンダード10,000通15,000円スタンダード20,000通15,000円スタンダード40,000通45,000円うち追加10,000通
10,000人スタンダード10,000通15,000円スタンダード20,000通15,000円スタンダード40,000通45,000円うち追加10,000通スタンダード80,000通165,000円うち追加50,000通

各マスは上から、プラン名、月の通数、月の料金(税別)です。月の料金は、プランの月額と、スタンダードプランで30,000通を超えた分の追加メッセージ料金(1通3円)を足した額で、当社で計算しました。表の範囲は追加メッセージが5万通以下なので、9月までの単価でも10月からの単価でも金額は同じです。月額と通数は料金プランのページ、単価は同じページの単価表と改定のお知らせによります。

コミュニケーションプランの200通は、1回に100人へ送るなら月2回、200人なら月1回で使い切ります。ライトプランとスタンダードプランの境目を1回に送る人数で見ると、月4回送る場合、ライトプランは1回あたり1,250人まで、スタンダードプランは7,500人までが無料分に収まります(料金プランのページの比較図)。同じ計算で、月2回なら2,500人と15,000人、月8回なら625人と3,750人です。

無料分に収まる、1回に送る人数

全員に送るなら友だちの数(ブロックしている人を除く)、絞り込むなら絞った後の人数で見る

月200通まで

コミュニケーション

  • 月1回なら200人まで
  • 月2回なら100人まで

月5,000通まで

ライト

  • 月2回なら2,500人まで
  • 月4回なら1,250人まで
  • 月8回なら625人まで

月30,000通まで

スタンダード

  • 月2回なら15,000人まで
  • 月4回なら7,500人まで
  • 月8回なら3,750人まで

月4回の人数は料金プランのページの比較図、ほかは同じ計算

表の中で5,000通ちょうどになる組み合わせ(2,500人に月2回、5,000人に月1回)は、ライトプランの無料分をすべて使い切ります。ライトプランは5,000通を超えて送れないので、月の途中で友だちが増えて最後の配信が収まらなくなると、その配信を送るにはプランを上げることになります(料金プランのよくある質問)。

30,000通を超えると、スタンダードプランの月額に追加メッセージの料金が加わります。月40,000通なら追加メッセージは10,000通で、月額と合わせて45,000円です。LINE Developersの料金プランの例でも、月40,000通を送るにはスタンダードプランで10,000通分の追加メッセージ料金がかかると説明されています。

通数が多い月だけプランを上げる

キャンペーンの月だけ通数が増えるなら、その月だけプランを上げる方法があります。月の途中でプランを上げると、差額を払ってその月から新しいプランになり、無料で送れる通数も差の分だけ足されます。反対に月の途中で下げたときは、その月は元のプランのままで、翌月から切り替わります(料金プランのページ)。

月の途中の変更払う差額(税別)足される無料の通数
コミュニケーション → ライト5,000円4,800通
コミュニケーション → スタンダード15,000円29,800通
ライト → スタンダード10,000円25,000通

ライト → スタンダードの行は、料金プランのページの図と同じ値です。ほかの2行は、差額を払って差分の通数が足されるという同じページの説明に、各プランの月額と無料の通数を当てはめた当社計算です。

公式の図は6月21日にライトプランからスタンダードプランへ上げた例で、差額は日割りではなく10,000円のままです。そのため上げた月に払う額は、月初に払ったライトプランの5,000円と合わせて、スタンダードプランの月額と同じ15,000円になります(料金プランのページ)。キャンペーンが終わって通数が5,000通以内に戻るなら、プランを下げれば翌月からライトプランの5,000円に戻ります。

月の途中でライトからスタンダードに上げた月(公式の図の例)

月初:5,000円ライトの月額を払う
6月21日:差額10,000円スタンダードに上げる。差額は日割りにならず、無料の通数は25,000通増える
その月の合計:15,000円スタンダードの月額と同じ

キャンペーンが終わってプランを下げると、翌月からライトの5,000円に戻る(下げた月は元のプランのまま)

出典:料金プランのページ

プランの変更は、管理画面の「設定」>「利用と請求」>「月額プラン」から行います。事前に支払い方法を登録しておく必要があり、この画面を操作できるのは管理者権限のユーザーだけです。スマートフォンの管理アプリからは支払い関連の操作ができないため、スマートフォンではブラウザ向けの購入画面を使います(利用と請求のマニュアル)。

スタンダードプランで無料分を超えたとき

スタンダードプランで30,000通を超えた分は、追加メッセージとして料金がかかります。追加メッセージを送るには、追加メッセージ数の上限目安をあらかじめ設定しておく必要があり、上限に達すると配信が止まります。ただし上限はあくまで目安で、0にしていても使い方によっては追加料金がかかる場合があります(料金プランのページ)。

追加メッセージの単価

2026年10月1日からの追加メッセージの単価は、1か月の追加メッセージが20万通までは1通3円、20万通を超えた分は1通2.5円です(税別、改定のお知らせ)。この20万通は、月の配信通数から無料分の30,000通を引いた追加メッセージの通数で数えます。お知らせの計算例も、配信見込み20万通の料金を20万通×3円の60万円としていて、無料分の30,000通は差し引いていません。

支払いの時期と方法

月額は月初の前払い、追加メッセージの料金は月末締め・翌月10日頃の後払いです。スタンダードプランで月40,000通送った月は、月初に15,000円、翌月10日頃に追加10,000通分の30,000円を払うことになります(税別)。支払いはクレジットカードで、認証済アカウントなら請求書払いも選べます(料金プランのページ)。認証済アカウントの申請と利用に料金はかかりません(よくある質問)。

スタンダードプランで月40,000通送った月の支払い(税別)

月額は月初の前払い、追加メッセージの料金は月末締め・翌月10日頃の後払い

月初:15,000円月額を前払い
月末追加10,000通分を締める
翌月10日頃:30,000円追加メッセージの料金を後払い

支払いはクレジットカード。認証済アカウントなら請求書払いも選べる

出典:料金プランのページ

プランの料金とは別にかかるもの

運用や構築を代行会社に頼む場合は、LINEヤフーに払うプランの月額と追加メッセージの料金とは別に、代行会社への作業の料金がかかります。代行会社の見積もりを払う先ごとに分けて読む方法は「LINE公式アカウントの運用代行・構築代行の見積もりの読み方」で解説しています。

次の2つは、どのプランを使っていても別に契約できるオプションです(料金プランのページ)。

  • チャットProオプション:月3,000円(税別)。LINEチャットの履歴を5年間保存でき、タグやノートを多く使えるようになります(料金プランのページ)。
  • プレミアムID:アカウントのIDを好きな文字列にするための費用で、今は月100円または年1,200円(税別)です(料金プランのページ)。2026年12月1日以降の購入・更新分からは、月400円または年4,800円(税別)に改定される予定です(プレミアムIDの料金改定のお知らせ)。iOSの管理アプリから買う場合は、価格や条件が異なります。

よくある質問

友だちが増えると、月額料金も上がりますか?

月額はプランごとに決まっていて、友だちの数で変わることはありません。料金に関わるのは送ったメッセージの通数です。コミュニケーションプランとライトプランは無料分を超えて送れず、スタンダードプランは30,000通を超えた分に追加メッセージの料金がかかります。友だちが増えても、送る相手を絞れば通数は増えません(料金プランのページ)。

見積書は出してもらえますか。年払いはできますか?

見積書は発行されません。月額の支払いは月払いだけで、年払いには対応していません(料金プランのよくある質問)。稟議などで金額の根拠が要るときは、ダッシュボードで確かめた直近の通数に月額と単価を当てはめて、自社で算出することになります。

プランを決める前に、直近の通数を確かめる

プランを決めるときは、ダッシュボードで直近の月の通数を確かめ、これから増やす配信(新しいステップ配信やキャンペーンのお知らせなど)の分を足して、200通・5,000通・30,000通のどこに入るかを見ます(利用と請求のマニュアル)。境目の近くで月によって上下するなら、少ない月に合わせたプランを基本にして、多い月だけ上げる方法も選べます。

誰にどの配信を送るかの設計や、友だちの属性に合わせた絞り込み、配信の効果の測り方まで含めて見直す場合は、Aurant TechnologiesのLINE公式アカウントの運用支援をご覧ください。

LINE運用・伴走支援

LINE公式アカウントの友だち獲得の設計、セグメント配信・ステップ配信・リッチメニューの構築、自動応答、CRM/MAや基幹データとの連携までを支援します。

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aurant technologies 編集

上場企業からスタートアップまで、数多くのデータ分析基盤構築・AI導入プロジェクトを主導。単なる技術提供にとどまらず、MA/CRM(Salesforce, Hubspot, kintone, LINE)導入によるマーケティング最適化やバックオフィス業務の自動化など、常に「事業数値(売上・利益)」に直結する改善実績多数。

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