在庫が倉庫・店舗・ECに分かれているとき、システムに持たせる『在庫の数』は何種類か|引当ルールと納期の答え方を決めてから選ぶ

倉庫・店舗・ECに分かれた在庫を1か所にまとめるとき、システムに持たせる在庫の数の種類は、製品で違います。Shopifyとネクストエンジンの公式の記載をもとに、先に決める引当ルールと納期の答え方、既製の製品で足りるかの見方を整理しました。

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この記事の要点

  1. 拠点ごとに持たせる在庫の数は、Shopifyの公式の分け方だと「手持ち・引き当て済み・利用不可・販売可能・入荷予定」の5つ。ネクストエンジンの公式APIの在庫マスタには9項目ある。製品で数が違うので、数を先に決めるのではなく、次の2つを先に決める。
  2. 1つ目は引当ルール。店舗とECのどちらが先に在庫を取るか、ECに出さずに取り置く数、足りないときに注文を分けるか売り越すか。製品の既定の動きに任せず、自社で決める。
  3. 2つ目は納期の答え方。今日渡せる、他の拠点から移して渡せる、入荷待ちの3通りで、根拠にする数が違う。既製の一元管理製品で足りるかは、この決めごとが製品の設定で表せるかで見る。

拠点ごとに持たせる在庫の数(Shopifyの公式ヘルプの分け方)

画面とECに出すのは「販売可能」。ほかの4つは、その数がどう作られたかを説明するために持つ

数1

手持ち

  • その拠点にある全部
  • 引き当て済み+利用不可+販売可能の合計

使う場面:棚卸しで数える数

数2

販売可能

  • 新しい注文に使える数
  • 引き当て済み・利用不可・入荷予定は含まない

使う場面:ECと店頭に出す数

数3

引き当て済み

  • 未発送の注文などで確保され、売れない数

使う場面:店舗とECのどちらが先に取ったか

数4

利用不可

  • 破損・品質管理・安全在庫などで保留
  • 拠点には置いてあるが売れない数

使う場面:取り置きや不良の置き場

数5

入荷予定

  • 転送や発注で向かっている途中
  • 受け取るまで売れない

使う場面:納期の答え

出典:Shopify ヘルプセンター「在庫状況を理解する」(2026年10月6日確認)。数の分け方は同ヘルプの分類。

実店舗と自社ECの在庫を1か所にまとめるとき、システムに持たせる在庫の数は、拠点ごとに5つに分けられます。Shopifyの公式ヘルプは、在庫を「手持ち」「引き当て済み」「利用不可」「販売可能」「入荷予定」に分けています(在庫状況を理解する)。ネクストエンジンの公式API仕様は、在庫マスタに9つの項目を挙げています(在庫マスタ検索)。製品によって数が違うので、「何個持つか」から入ると、製品の比較表を見ても、何が違うのかが分かりません。

先に決めるのは2つです。1つ目は引当ルールで、店舗とECのどちらが先に在庫を取るか、ECに出さずに取り置く数、足りないときに注文を分けるか売り越すかを指します。2つ目は納期の答え方で、店舗に在庫がないとき、他の拠点から移して渡すと言うのか、入荷待ちと言うのかを指します。この2つが決まると、必要な数の種類は、そこから逆算できます。

この記事は、製品を並べません。Shopifyのヘルプと、ネクストエンジンの公式ページ・公式API仕様に書かれた「数の分け方」と「順番の決め方」を材料にして、決めごとを整理します。公式の記載をそのまま書いた部分と、当社が整理・読み取った部分は、本文で分けて書きます。確認日は2026年10月6日です。

倉庫・店舗・ECに分かれた在庫の現状を一緒に見たい場合は、Aurant Technologies の受発注・在庫管理システムのページから相談できます。

在庫の数は、手持ち・引き当て済み・利用不可・販売可能・入荷予定の5つ

Shopifyの公式ヘルプでは、手持ちは、その拠点にある在庫のすべてで、引き当て済み・利用不可・販売可能の3つの合計です。販売可能は、引き当て済みでも利用不可でもなく、入荷予定も含まない数で、ここがECと店頭で新しい注文に使える数になります。引き当て済みは、未発送の注文や下書き注文で確保され、売れない数です。利用不可は、破損、品質管理、安全在庫、アプリによる確保などで、拠点には置いてあっても売れない数です。入荷予定は、転送や発注で向かっている途中の数で、受け取りが済むまで売れません。

手持ちは、3つの数の合計(公式ヘルプの例)

注文済みで未発送が10個、破損などで保留が6個、すぐ売れるのが4個の場合

手持ち20個
引き当て済み10個
利用不可6個
販売可能4個

出典:Shopify ヘルプセンター「在庫状況を理解する」の例(2026年10月6日確認)

ヘルプの例では、手持ちの20個が、引き当て済み10個、利用不可6個、販売可能4個に分かれています。画面に「在庫20個」と出すと、買える数を20個と読んでしまいますが、買えるのは4個です。ECと店頭に出す数は、手持ちでなく販売可能にします。

ネクストエンジンの公式API仕様には、拠点ごとの在庫の出力例があり、在庫数10、引当数2、フリー在庫数8です(拠点在庫マスタ検索)。名前は違っても、全体の数、注文で確保済みの数、新しい注文に使える数の3つに分かれている点は同じです。一方、商品ごとの在庫マスタには、不良在庫数、発注残数、欠品数、予約在庫数なども並んでいます。公式が挙げる名前を並べると、次のとおりです。

公式が挙げる「在庫の数」の名前(Shopifyのヘルプと、ネクストエンジンの公式API仕様の項目名)
製品と、公式が挙げる範囲在庫の数の名前数
Shopify(拠点ごとの在庫)手持ち、販売可能、引き当て済み、利用不可、入荷予定5つ
ネクストエンジン 在庫マスタ(商品ごと)在庫数、引当数、不良在庫数、発注残数、欠品数、フリー在庫数、予約在庫数、予約引当数、予約フリー在庫数9つ
ネクストエンジン 拠点在庫マスタ(拠点ごと)在庫数、引当数、フリー在庫数3つ
ネクストエンジン 区分け在庫マスタ区分け在庫名、区分け在庫数、期限名前と期限を付けた別枠

同じ製品の中でも、拠点ごとの表は3つ、商品ごとの表は9つです。数が多いか少ないかに良し悪しはなく、何のために持つ数かで決まります(当社の読み取り)。画面とECに出す数は1つにして、ほかの数は、その1つがどう作られたかを説明するために持つ、と考えると整理しやすくなります。引当や入荷予定を数に入れるときの計算を、kintoneで組む場合は、当社のkintone受発注の実装ガイドに手順があります。

拠点ごとに在庫を持ち、ECに出す数は「どう作るか」を決める

Shopifyのヘルプは、拠点ごとに在庫を別々に持ち、各拠点の在庫は独立していて、他の拠点と共有したり合算したりできない、と説明しています(複数のロケーションとアプリにおける在庫管理)。オンラインストアのお客様に見える数は、オンライン注文を受ける拠点のオンライン数量から作られます。実店舗だけの拠点の在庫は、合計在庫には数えられますが、オンライン数量には入りません。

ネクストエンジンの公式ページには、別の作り方が書かれています。1つの店舗に複数の拠点を紐づけた場合、在庫連携のタイミングで、フリー在庫数がいちばん多い拠点の数が店舗に連携されます(拠点管理)。合算ではなく、最大の拠点の数を出す動きです。拠点は最大10個まで登録でき、拠点を設定した状態で商品が売れると、該当する拠点の在庫数だけが更新されます。

ECに出す数を、どう作るか

同じ「ECに出す在庫」でも、製品によって数の作り方が違う

Shopify

オンライン注文を受ける拠点の分から作る

  • 拠点の在庫はそれぞれ独立している
  • オンライン数量は、オンライン注文を受ける拠点の分から作る

店頭だけの拠点:合計在庫には入るが、オンライン数量には入らない

ネクストエンジン

紐づけた拠点のうち、いちばん多い拠点の数

  • 1つの店舗に複数の拠点を紐づけた場合の動き
  • 店舗で売れたら、該当する拠点の数だけ更新される

拠点の数:最大10個まで登録できる

自社で決めること

合計にするか、最大にするか、割合にするか

  • ネクストエンジンには、個数でなく割合で店舗に出す設定がある(一部のモール・カートのみ)

決める人:在庫を持つ現場と、ECの運営

出典:Shopify「複数のロケーションとアプリにおける在庫管理」、同「ロケーションの注文フルフィルメントの設定」、ネクストエンジン 拠点管理、同 在庫管理(2026年10月6日確認)

つまり、「ECに出す数」は、製品の中で決まっているのではなく、合算、最大、割合のどれにするかの選び方です(当社の読み取り)。選び方が違うと、拠点が複数あるときに、ECで買える数が変わります。店舗の取り置きの置き場も、2通り読み取れます。公式ヘルプは、店舗販売専用の在庫を置く拠点に、オンライン注文を受けない設定ができると書いており、安全在庫は、利用不可として数えられると書いています。取り置きを別の拠点にするか、利用不可の数にするかは、取り置きの数を誰が変えるかで決めます。

店舗とECで先に取る順番は、引当ルールとして決める

Shopifyの既定の動きは、公式ヘルプに次のとおり書かれています。オンラインの注文が入ると、注文のルーティングの設定と拠点の在庫で、割り当てる拠点が決まります。1つの拠点で注文全体をそろえられるなら、その拠点の在庫を引き当て、どの拠点でもそろえられないときは、注文を複数の拠点に分けるか、優先度がいちばん高い拠点で売り越しになります(ロケーションの注文フルフィルメントの設定)。

注文が入ったとき、どの拠点の在庫から引くか(Shopifyの既定の動き)

注文が入るオンラインの注文は、注文のルーティングの設定と、拠点の在庫で割り当てる
1つの拠点で全部そろうかを見るそろう拠点があれば、その拠点の在庫を引き当てる
どの拠点でもそろわない注文を複数の拠点に分けるか、優先度がいちばん高い拠点で売り越しになる

出典:Shopify「ロケーションの注文フルフィルメントの設定」(2026年10月6日確認)

ヘルプの例では、優先度が最も高い拠点Aに在庫が1点、2番目の拠点Bに2点あり、3点の注文が入ると、拠点Aで売り越しになり、在庫が-2になります。2点の注文なら、全部そろえられる拠点Bが担当します。同じ注文でも、1つの拠点でそろうか、そろわないかで、動きが変わります。ルーティングのルールは、順番に適用されます(注文のルーティング)。

店舗の販売は別の経路です。Shopify POSで完了した店舗の購入は、販売した拠点の在庫を使い、お客様の住所への配送を伴う注文は、ルーティングの設定に従います。ECと店頭が、同じ数を別々の経路で引くので、先に取る順番を決めておく必要があります。決め方を4つに整理すると、次の表になります。

引当のしかた4つ(当社の整理。右の列は、各社の公式ページに書かれている設定)
引当のしかた起きること先に決めておくこと公式に出てくる設定の例
店舗もECも、同じ販売可能の数から取る(先着)先に注文が入った側が取る。売れ行きの偏りが、そのまま出る店舗の販売が、システムの数に入るまでの遅れShopify POSの購入は、販売した拠点の在庫を使う。ネクストエンジンは、店舗との在庫連携が5分以内
ECに出さない数を取っておく(取り置き)ECの画面の数が減る。店舗の販売は、その数を使える取り置く数を、誰がどの間隔で見直すかShopifyは、オンライン注文を受けない拠点を作れる。ネクストエンジンは、拠点管理(実店舗の取り置き用など)と指定在庫数・上限在庫数
店舗とECで、割合を決めて分ける一方が売り切れても、もう一方の数は残る売れ行きに合わせて、割合を変える時期ネクストエンジンの割合在庫数(一部のモール・カートのみ)
優先する拠点を決めて、順に引く足りない分は、次の拠点へ回るか、売り越しになる足りないときに、分けるか、売り越すかShopifyの注文のルーティング(ルールを順に適用して、優先する拠点を決める)

売り越しの防ぎ方は、表のどの行を選ぶかと、数が反映される間隔の2つで決まります。ネクストエンジンは、EC店舗との在庫連携の間隔を5分以内と書いています(在庫管理)。この間隔のあいだは、店舗とECが、同じ数を別々に売れる状態になります(当社の読み取り)。Shopifyは、商品の「在庫切れの場合でも販売を続ける」を無効にしておくと、オンライン注文を受けるすべての拠点のオンライン合計数量で、在庫切れの表示になると書いています。

納期の答え方は、どの数を根拠にするかで3通りに分かれる

店舗とECが同じ在庫を見ていても、「いつ渡せるか」の答えは1つではありません。Shopifyの店舗受取は、受取の拠点に在庫がないとき、他の拠点から受取の拠点へ在庫を自動で転送する設定を持ち、転送が要る商品には、移動時間を含めた受取予定時間をチェックアウトで表示します(オンライン注文の店舗受取を設定する)。受取の拠点にある数で答えるか、他の拠点の数と移す日数で答えるかが、別の答えになります。

納期の答えは、どの数を根拠にするかで3通りに分かれる

「店舗にあります」と「ECで買えます」は、別の問い

今日渡せる

受け取る店舗の販売可能

  • その店舗に、販売可能の数がある

出す数:販売可能

移して渡せる

他の拠点の販売可能と、移す日数

  • 受取店舗に在庫がないとき、他の拠点から転送できる
  • Shopifyは、移動時間を含めた受取予定時間を、チェックアウトに表示する

出す数:他の拠点の販売可能+移す日数

入荷待ち

入荷予定

  • 受け取るまで売れない
  • 売るなら予約として別に扱う

出す数:入荷予定(予約は別の数)

出典:Shopify「オンライン注文の店舗受取を設定する」、同「在庫状況を理解する」、ネクストエンジン 在庫マスタの項目(予約在庫数・予約フリー在庫数)(2026年10月6日確認)。3通りの分け方は当社の整理。

3つめの入荷待ちは、入荷予定の数が根拠です。入荷予定は受け取るまで売れないので(在庫状況を理解する)、販売可能に足さずに別の数で持ちます。予約として売る場合は、予約を別の数で持つ作りもあります。ネクストエンジンの在庫マスタは、予約在庫数、予約引当数、予約フリー在庫数を、通常の数とは別の項目にしています。どの答えを画面に出すかは、数の種類の話ではなく、納期の答え方の決めごとです。

配送の面でも、Shopifyは、お客様の配送エリアに配送できる拠点に在庫がある商品だけを購入できるようにしています(フルフィルメント可能な在庫の設定)。同じ販売可能の数でも、どの拠点にあるかで、そのお客様に出せるかが変わります。

拠点間の移動と棚卸しは、数をどの種類で動かすかを決めておく

拠点間の移動は、送り先では入荷予定として入り、受領すると販売可能になって、手持ちにも数えられます(在庫転送と荷物)。Shopifyのヘルプでは、発送準備完了としてマークされた移動中の在庫は、引き当て済みに含まれます。未発送の注文や進行中の転送がある拠点からは、商品の在庫の割り当てを解除できません。

拠点間の移動は、送り先では「入荷予定」として入る(Shopify)

転送を作る送り元から送り先へ
送り先の「入荷予定」受け取るまで売れない
受領する全量でも、一部でもよい
送り先の「販売可能」手持ちにも数えられる

出典:Shopify「在庫状況を理解する」、同「在庫転送と荷物」(2026年10月6日確認)

棚卸しは、数えた数を手持ちと照合します。結果を責任者が承認すると、棚卸しの数と予測の数の差が適用され、変更ごとに調整履歴に記録されます(在庫の棚卸し)。手持ちの数量を編集すると、販売可能も同じ分だけ変わるので、差の分を手持ちで直すのか、販売可能から利用不可へ移すのか(品質管理の保留など)を、数の種類として分けて記録できます。

棚卸しは、数えた数と「手持ち」を照らす(Shopify)

拠点と商品を選ぶ棚卸しを作る
数えて、記録するバーコードか手入力
手持ちと照合する差が出る
責任者が承認する差が適用される
調整履歴に残る変更ごとに記録

出典:Shopify「在庫の棚卸し」(2026年10月6日確認)

棚卸しで合わなかった分を、数の上書きで合わせてしまうと、ずれの出どころが分からなくなります。Excelの在庫表でこのずれが起きる理由は、当社のExcelの在庫表が現物と合わなくなる理由にまとめています。

既製の一元管理製品で足りるか、専用に作るか

ここまでの決めごとが、製品の設定で表せるなら、既製の製品で足ります。表せない決めごとだけを、専用に作る範囲として切り出す、という分け方になります(当社の整理)。判断は、次の4つの問いで見ます。

既製の製品で足りるか

当社の整理。製品ごとの対応は、公式の仕様と試用で確かめる

1

持ちたい在庫の数は、製品が挙げる項目で足りるか

取り置き・予約・不良を、別の数で見たいか

2

引当のしかたは、製品の設定で表せるか

取り置き、割合、拠点の優先順位

3

店舗の販売が数に反映されるまでの間隔を許せるか

ネクストエンジンは5分以内と公式ページに書いている

4

納期の答えを、ECの画面に出せるか

他の拠点から移して渡す、入荷待ち

全部「はい」既製の製品で足りる見込み。設定で試せる
1つでも「いいえ」その決めごとだけを、専用に作る範囲として切り出して見る

根拠にした公式の記載:ネクストエンジン 在庫管理、Shopify 注文のルーティング(2026年10月6日確認)

店舗のPOSがすでにあって、在庫の数を外へ出せるかどうかも、同じ並びの問いです。POSの売上が在庫に入るまでの間隔と、入る数の種類が、決めごとと合うかを確かめます。製品の機能の一覧が似ていても、拠点ごとの数の作り方や、引当の順番の決め方は、ここまで見たとおり、製品によって違います。買うか作るかの考え方は、当社の業務システムを買うか作るかにまとめています。店舗とECの連携の全体像は店舗×EC連携ガイドです。

試す順番:まず拠点と商品群を絞って動かす

数の種類と決めごとは、すべての拠点、すべての商品を対象に決めようとすると、決まりません。1つの拠点と、ECの1つの商品群で動かして、数が合うかを見てから広げます。

試す順番

いきなり全拠点、全商品でそろえない

手順1

数の種類を書き出す

  • ECに出す数は何か
  • 持つだけの数は何か

残すもの:数の一覧と、その作り方

手順2

1つの拠点と、ECの1つの商品群で動かす

  • 店舗の販売、ECの注文、入荷、棚卸しの4つを記録する

見るもの:手持ちと実物の差

手順3

引当ルールを1つずつ変える

  • 取り置きの有無、割合、優先する拠点のうち1つだけ変える

見るもの:売り越しの有無

手順4

拠点と商品群を増やす

  • 納期の答え(移して渡す、入荷待ち)を足す

見るもの:数の作り方が崩れないか

当社の整理。

手順2の「手持ちと実物の差」は、毎日見ます。差が出た日に、どの記録(店舗の販売、ECの注文、入荷、棚卸し)が遅れたかを見ると、数の作り方のどこを直すかが分かります。引当ルールを一度に複数変えると、売り越しの原因が分からなくなるので、1つずつ変えます。

この記事で確かめられなかったこと
  • 製品ごとの料金・機能の比較。この記事は製品を並べていないので、書いていません。
  • ネクストエンジンの「不良在庫数」「発注残数」「欠品数」「予約在庫数」などの定義。公式のAPI仕様は項目名を挙げていますが、計算の式までは書かれておらず、確かめていません。
  • 割合在庫数・指定在庫数・上限在庫数に対応するモール・カート。公式ページは「一部のモール・カートのみ」と書いており、一覧は確認していません。
  • ほかの製品(POS、受注管理、倉庫管理)の在庫の数の分け方。Shopifyとネクストエンジンの2つだけを確認しました。
  • Shopifyの日本語ヘルプは、同じ状態を「引き当て済み」「コミット済み」、「利用不可」「販売不可」、「入荷予定」「仕入れ予定」と書き分けています。本文は「引き当て済み」「利用不可」「入荷予定」にそろえました。
  • 画面の操作手順。記事では書いていません。

数の種類と引当ルールを決める段階の相談は、Aurant Technologies の受発注・在庫管理システムのページで受けています。受発注の入口が複数あるときの考え方は、受発注システムの開発費用の記事も参考になります。

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上場企業からスタートアップまで、数多くのデータ分析基盤構築・AI導入プロジェクトを主導。単なる技術提供にとどまらず、MA/CRM(Salesforce, Hubspot, kintone, LINE)導入によるマーケティング最適化やバックオフィス業務の自動化など、常に「事業数値(売上・利益)」に直結する改善実績多数。

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