【2026年版】クリニック・診療所(内科・眼科・耳鼻科)のLINE公式アカウント活用完全ガイド|予約・順番案内・再診リマインドの全手順

予約や順番待ちの電話対応、慢性疾患の通院中断に悩む内科・眼科・耳鼻科などのクリニック向けに、LINE公式アカウントで予約・順番案内・再診リマインドを仕組み化する手順を、医療情報の扱いの注意点も含めて解説します。

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「日中は予約の電話が鳴り止まず、受付が診療の補助に回れない」「血圧やアレルギーの薬が切れたまま、次の受診が数か月空いてしまう患者さんがいる」——内科・眼科・耳鼻科でよく聞く悩みです。LINE公式アカウントは、この受付の電話対応通院の中断の両方に同時に効きます。予約・順番案内をLINEに逃がして電話を減らし、再診や予防接種の時期はスマホへ直接リマインドする。ポイントは、検査結果などの医療情報そのものは送らず「お知らせ」に徹すること。この線引きさえ守れば、無理なく安全に続けられます。以下、導入の7ステップと、季節性の強いクリニックならではの運用カレンダーまで、具体的に見ていきます。

クリニックのLINE:受診 → 案内・リマインド → 再診の循環1受診・友だち追加診察券や受付でLINE登録を案内2予約・順番案内予約や順番待ちをLINEで受付・通知3再診・通院リマインド定期通院や次回を自動でリマインド4予防・健診案内予防接種や健診を時期に合わせ案内

なぜクリニック・診療所にLINEが効くのか

クリニックがLINEと噛み合う最大の理由は、「声をかけるべきタイミングが医学的に決まっている」点にあります。次回受診の目安、ワクチンの接種期、健診のシーズン——いずれも“いつ届けるか”が明確で、リマインドと相性が抜群です。具体的には次の5つ。

  • 予約・順番待ちの電話を減らせる:受付と通知をLINEに移すと、ピーク時間帯の電話対応がそのまま軽くなります。
  • 通院の中断を防げる:生活習慣病など定期通院が必要な方に、次回受診の目安に合わせて自動でリマインドできます。
  • 予防接種・健診を逃さない:インフルエンザや自治体健診の時期に、対象となる方だけへ絞って案内できます。
  • 休診・混雑をすぐ伝えられる:臨時休診や待ち時間の状況を、来院前のスマホに即座に届けられます。
  • そもそも見てもらいやすい:メールより開封されやすく、受診案内が埋もれません。

LINE活用の7ステップ

あれもこれもと欲張らず、次の順番で一つずつ整えると無理なく続けられます。

1
プロフィールを整える
診療科目・受付時間・休診日・アクセス・オンライン資格確認の対応などを掲載し、初めての方が受診しやすい入口にします。
2
あいさつメッセージを設定
受診の流れ・持ち物(保険証・診察券・お薬手帳)・予約方法を、友だち追加直後に自動で案内します。
3
友だち追加を案内
受付での声かけ・診察券や院内POPのQRで登録を促します。「予約と受診のお知らせが届きます」とメリットを一言添えます。
4
予約・順番案内の導線をつくる
予約や順番待ちをLINEで受け付け、呼び出しや順番の通知を行って待ち時間の負担を減らします。
5
再診・定期通院のリマインド
次回受診や定期通院の目安に合わせて、リマインドをステップ配信で自動的に届けます。
6
予防接種・健診の案内
インフルエンザ予防接種や健診の時期に、対象となる方へセグメント配信で案内します。
7
分析して改善
友だち数・ブロック率・予約数を見て、内容と頻度を調整します。

配信イメージ:再診リマインドと予防接種の案内〇〇クリニック次回のご予約時期が近づいています🩺ご予約はこちらから。インフル予防接種も受付中です。予約する※画面はイメージです

運用カレンダー(例)

クリニックは季節性の受診需要(感染症・花粉症・健診)が明確なため、配信計画を先に決めておくと運用が楽になります。

時期 主な配信内容
通年 定期通院・再診のリマインド/予約・順番のご案内
春(2〜5月) 花粉症シーズンの受診案内(耳鼻科・眼科)/新生活の健診案内
秋冬(10〜2月) インフルエンザ予防接種の受付案内/発熱外来・混雑状況のお知らせ
健診時期 特定健診・企業健診・自治体健診の案内
随時 臨時休診・診療時間変更・混雑状況の連絡

やりがちな失敗と対策

  • 医療情報そのものを配信で扱ってしまう:検査結果や診療内容などの個別情報は配信に載せず、案内・予約・リマインドにとどめます。詳細は対面か個別のやり取りで。
  • 全員に同じ内容を一斉送信してしまう:定期通院中の方、予防接種の対象年齢、といった条件でセグメントし、必要な人にだけ届けます。ブロック増を防ぐ勘所です。
  • 効果を断定する表現を使ってしまう:一般の診療科も医療広告の規制対象です(医療広告ガイドライン)。「必ず治る」等の断定や、体験談の見せ方には注意します。
  • 予約導線だけで満足してしまう:予約を受けて終わりではなく、再診・予防接種のリマインドまで設計して初めて、通院の継続という成果につながります。

診療科別の再診・予防リマインドと、予約・WEB問診の連携

同じクリニックでも、診療科によって案内すべき内容は異なります。科ごとに出し分けると効果的です。

  • 内科:生活習慣病の定期通院リマインド、インフルエンザ予防接種の受付案内
  • 眼科:コンタクトの定期検査、緑内障など継続通院のリマインド
  • 耳鼻科:花粉症シーズン前の受診案内、補聴器のフォロー

LINEは、予約システム・WEB問診・電子カルテと連携させると効果が高まります。「LINEで予約 → 来院前にWEB問診 → 受診 → 再診リマインド」という一気通貫の流れを、今の仕組みを活かして組めます。予約直前の問診で、当日の受付や院内の待ち時間の短縮にもつながります。

まとめ:まずは3つから

最初から完璧な運用を目指す必要はありません。プロフィールを整える・あいさつメッセージで受診の流れを伝える・受付でひとこと友だち追加を案内する——まずはこの3つだけで、鳴り止まない予約電話は目に見えて減ります。そこに再診と予防接種のリマインドを足していけば、“次の来院のきっかけ”を自動でつくる仕組みになります。いきなり全部そろえず、続けられる範囲から育てていきましょう。

そのまま使える:LINE配信・あいさつ例文

自院・自店の名称や情報に置き換えて、コピペでお使いいただけます。トーンは実際の雰囲気に合わせて調整してください。

あいさつ(友だち追加時)
〇〇クリニックです。LINEでは診察のご予約・順番のご案内、再診や予防接種の時期のお知らせをお送りします。受診の際は保険証・診察券・お薬手帳をお持ちください。
リマインド(再診・予防接種)
【定期通院のお知らせ】次回の受診のお時間が近づいています。ご予約はこちらから。インフルエンザ予防接種の受付も始まりました▶
お知らせ(混雑・季節)
本日は混雑が予想されます。待ち時間の目安はLINEでご確認いただけます。花粉の時期のご相談もお気軽にどうぞ。

導入のご相談・お問い合わせ

「予約や順番案内、再診リマインドを自動化したい」「電子カルテや予約システムと連携したい」といったご相談を、Aurant Technologiesが承っています。今の仕組みを入れ替えず、その上にLINEの接点を乗せる形で、現場の負担を抑えて始められます。まずはお気軽にお問い合わせください。

よくある質問

Q. クリニックがLINEで最初に始めるべきことは何ですか?
A. 診療科目・受付時間・持ち物を載せたプロフィール整備、受診の流れを伝えるあいさつメッセージ、受付や診察券QRでの友だち追加の案内、の3つからです。これで予約対応の入口ができます。
Q. LINEで医療情報を扱っても大丈夫ですか?
A. 検査結果や診療内容などの個別の医療情報は配信では扱わないのが基本です。LINEは予約・順番案内・再診リマインドなどの案内に使い、詳細は対面や個別の方法で行うと安心です。一般診療科も医療広告の対象のため、効果を断定する表現も避けます。
Q. 定期通院の中断を減らすにはどうすればいいですか?
A. 次回受診や定期通院の目安に合わせて、ステップ配信でリマインドを自動送信するのが効果的です。予防接種や健診の時期案内も、対象者にセグメント配信すると受診率が高まります。
Q. LINE公式アカウントの費用はどれくらいですか?
A. 無料プランから始められ、配信メッセージ数に応じた有料プランがあります。2026年10月に料金体系の改定が予定されているため、配信数の見込みに合わせて検討するのがおすすめです。
Q. 電子カルテや予約システムと連携できますか?
A. 多くの場合、API連携で予約データの同期やリマインドの自動送信が可能です。既存のシステムを入れ替えず、その上にLINEの接点を乗せる形で導入できます。

LINE公式アカウント支援

LINE公式アカウントの配信設計からCRM連携、LINEミニアプリ開発まで。顧客接点のデータを統合し、LTVと売上を上げるLINE活用を実現します。

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aurant technologies 編集

上場企業からスタートアップまで、数多くのデータ分析基盤構築・AI導入プロジェクトを主導。単なる技術提供にとどまらず、MA/CRM(Salesforce, Hubspot, kintone, LINE)導入によるマーケティング最適化やバックオフィス業務の自動化など、常に「事業数値(売上・利益)」に直結する改善実績多数。

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