LINE × SmartHR連携ガイド2026|勤怠リマインダー・入社手続き通知を自動化
SmartHRとLINEを連携して勤怠締めリマインダー・入社手続き案内・有給申請通知を自動化する方法を解説。中小企業の人事労務DXに活用できる実践手順と費用を紹介。
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LINE × SmartHR連携ガイド2026
勤怠リマインダー・入社手続き・人事通知を自動化
人事・労務担当者が毎月繰り返す「勤怠締めリマインダー送信」「入社書類提出催促」「有給残日数照会対応」をLINE × SmartHR連携で自動化。担当者の工数を月間20〜40時間削減した事例も出ています。
LINE × SmartHR連携のユースケース
- 勤怠締めリマインダー:毎月25日にSmartHRの未承認打刻者リストを取得しLINEで個別通知
- 入社手続き案内:SmartHRに新入社員登録時に、入社書類提出期限をLINEで自動通知
- 有給申請ステータス通知:有給申請の承認・却下時に申請者のLINEへ即時通知
- 年次更新リマインド:社会保険料改定・年末調整の手続き期限を従業員のLINEで告知
- 有給残照会ボット:LINEで「有給残日数」と送ると自動でSmartHRから取得して返答
連携アーキテクチャ
SmartHRはREST APIとWebhookを提供しています。従業員情報・申請ステータスの変更イベントをWebhookで受信し、LINE Messaging APIへ転送することで、リアルタイム通知が実現できます。
ノーコード連携手順(Make利用)
LINEユーザーIDの取得方法
SmartHR連携では「誰のLINEに送るか」の紐付けが最大の課題です。以下の方法が有効です:
- 入社手続き時にLINE友だち追加を促す:QRコードを入社書類に同封し、友だち追加時にSmartHR従業員IDを入力してもらう
- 既存社員向け一斉案内:メール・Slackで友だち追加URLを配布し、登録フォームとSmartHRIDを照合
- LINE Loginで自動紐付け:社内ポータルにLINE Loginを実装し、ログイン時にユーザーIDを自動取得
ユースケースを5つ挙げましたが、実装段階では「どのSmartHR APIを叩いて、どんなトリガーで、何の文面をLINEに流すか」を1件ずつ決め込む必要があります。下表は、本記事の5ユースケースについて、SmartHR側のエンドポイント・トリガー・LINE通知テンプレートの例・人事情報を扱う上での配慮・エラー時のフォールバックを整理したものです。Makeのシナリオ設計や、自社開発時の設計レビューチェックリストとしてご利用ください。
| ユースケース | トリガー | SmartHR側エンドポイント/Webhook | LINE通知テンプレート例 | 個人情報配慮 | エラー時の対応 |
|---|---|---|---|---|---|
| 勤怠締めリマインダー | 毎月25日 18:00(cron) | GET /api/v1/crews+勤怠連携先API(連携している打刻SaaSのAPI) |
「◯◯さん、今月分の打刻でまだ未承認のものがあります。本日中にご確認ください」 | 未承認件数のみ伝え、具体的な打刻時刻は記載しない | LINE送信失敗時はメール/Slackへ自動フォールバック |
| 入社手続き案内 | SmartHRに新入社員登録時(Webhook) | Webhook:employee.createdイベント |
「ご入社おめでとうございます。入社書類の提出期限は◯月◯日です。詳細はこちら:[書類提出URL]」 | マイナンバー収集はLINE経由で行わない(必ず専用画面へ誘導) | 新入社員のLINE未登録時:人事担当へ別経路で連絡し、初回登録用QRを送付 |
| 有給申請ステータス通知 | SmartHR申請のステータス変更(Webhook) | Webhook:application.updatedイベント |
承認:「◯月◯日の有給申請が承認されました」/却下:「◯月◯日の有給申請について確認したい点があります。担当者へご連絡ください」 | 却下理由はLINEに書かない(対面または社内ポータルで通知) | Webhook受信失敗時はMakeのリトライ機能で最大3回再送、超えたら管理者通知 |
| 年次更新リマインド | 事前に設定した年次イベント日の数日前(cron) | GET /api/v1/crews+対象者の絞り込み(社保改定/年末調整対象等) |
「年末調整の入力期限が◯日後です。社内ポータルから手続きをお願いします:[URL]」 | 対象者の属性(扶養・配偶者情報等)はLINEに含めない | 期限超過後は人事担当へまとめてリスト通知(個別追跡) |
| 有給残照会ボット | LINEでユーザーが「有給残」等のキーワード送信 | GET /api/v1/crews/{id}/paid_holidays(リアルタイム取得) |
「現在の有給残は◯日、次回付与は◯月◯日です。詳細は社内ポータルからご確認ください」 | 本人確認をLINEユーザーIDで担保(他者の残日数照会を防ぐ) | SmartHR API障害時は「ただいまSmartHRへの接続が混み合っています。少し時間をおいてお試しください」と定型応答 |
表の「個人情報配慮」列は、特に注意が必要です。LINEはエンドユーザー所有のスマートフォン上に表示されるため、退職者がスクリーンショットを残すリスク・家族や同僚の覗き見リスクがあります。給与額・評価・健康情報・マイナンバーといった機微情報はLINEに直接載せず、社内ポータルや専用フォームへの誘導URLのみを送るのが運用上の安全基準です。SmartHRの全項目をLINEへ流せる仕組みは技術的には作れますが、人事側のリスクレビューを必ず通過させてください。
導入コスト試算
| 項目 | 費用(月額) |
|---|---|
| SmartHR(50名以下) | 月額7,700円〜 |
| LINE公式アカウント(フリープラン) | 無料(月200通まで) |
| Make(Basicプラン) | 月約1,400円 |
| 初期設定代行 | 15〜30万円(任意) |
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