LINE公式アカウントの計測タグ|LINE Tagの終了予定と、使うための2つの条件

LINE公式アカウントで計測タグを使えるのは、認証済アカウントで、ビジネスマネージャーの認証済み組織と接続しているときです。LINE Tagの終了日は2026年10月時点で未定。審査の順番と、変わる数え方を公式資料で確かめました。

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この記事の要点

  1. LINE公式アカウントで計測タグを使えるのは、ビジネスマネージャーの認証済み組織と接続していて、認証済アカウントであるときです。計測タグはビジネスマネージャーで発行し、LINE公式アカウントの管理画面では発行できません。
  2. LINE Tag の提供終了日は、2026年10月時点で決まっておらず、公式は決まり次第お知らせするとしています。ただし LINEヤフーの資料は、終了の時点で認証審査が通っていなければタグの機能が使えなくなるとしているので、先に進めるのはタグの貼り替えより認証です。
  3. 計測タグはコンバージョンを最後にクリックされた配信にだけ付けます(LINE公式アカウントの LINE Tag は複数の配信に付ける線形モデル)。実際の購入・申込の件数は変わりませんが、配信ごとのコンバージョンは下がって見えることがあるので、切り替えの前後を同じ条件で比べられるようにしておきます。

今のアカウントで、計測タグに移れるか

マニュアルの条件は2つ(認証済み組織との接続、認証済アカウント)。1つ目の「接続」は、接続審査が「認証済み」になって完了する

1

LINE公式アカウントは認証済アカウントか

管理画面の[設定]>[アカウント設定]の「認証ステータス」で見る

2

接続しているビジネスマネージャーの組織は「認証済み」か

ビジネスマネージャーの画面で、ヘッダーの組織名の横に「認証済み」と出る

3

組織への接続審査は「認証済み」か

ビジネスマネージャーの[アカウント・チャネル]の「接続審査ステータス」で見る

3つとも「はい」計測タグをビジネスマネージャーで発行してサイトに置き、今の LINE Tag と同じゴールを並べて数え始められる
1つでも「いいえ」計測タグはまだ使えない。LINE Tag の終了日が決まる前に、認証と接続の審査を申請しておく

出典:LINEヤフー for Business 管理画面マニュアル「トラッキング(計測タグ・LINE Tag)」・「アカウント設定」、ビジネスマネージャーマニュアル「02. 組織にアカウントやチャネルを接続する」・「03. 組織の認証審査」

計測タグに移れるのは、LINE公式アカウントが認証済アカウントで、ビジネスマネージャーの認証済み組織と接続しているときです(管理画面マニュアル「トラッキング(計測タグ・LINE Tag)」)。条件を満たしていれば、ビジネスマネージャーで計測タグを発行してサイトに置き、LINE公式アカウントの管理画面でカスタムコンバージョンを作ると、配信からのコンバージョンを数えられます。LINE Tag の提供終了日は、2026年10月時点でまだ決まっていません。それでも先に動いておく理由は、LINEヤフーの資料が、LINE Tag の終了の時点でビジネスマネージャー・LINE公式アカウントの認証審査が通っていなければタグの機能が使えなくなる、としているからです(LINEヤフー「計測タグ」について・2026年8月版の p.23)。

LINE Tag から計測タグへの切り替えは、LINE公式アカウントの設定と、タグを置くサイトの両方にかかわります。当社が支援しているのも、LINE公式アカウントの運用と、LINE とサイトなどほかのシステムとの連携の両方です。LINE公式アカウントでは2026年1月21日から、LINE Tag に加えて計測タグが使えるようになり、LINE Tag は将来的に提供を終える予定と案内されています(計測タグの提供開始のお知らせ)。2026年9月25日には、LINE広告の広告配信と新規作成・編集を2026年10月26日に停止する日程が示されました(LINE広告の配信終了のお知らせ)。LINE広告で使えるタグは LINE Tag だけで、LINE広告とタグを共有する場合は LINE Tag も併用するよう案内されていました。広告の配信が止まったあと、LINE Tag を使い続けるかどうかは、LINE公式アカウントで何を数えるかで決めることになります。

この記事は、LINE公式アカウントの配信から自社サイトでの購入・申込を LINE Tag で数えている担当者に向けて、計測タグに移れるか、移ると数字の何が変わるかを、LINEヤフー for Business のマニュアル・お知らせ・PDF資料と LINE Developers の記載で書きます。広告アカウントを LINEヤフー広告へ移すときの計測は「LINE広告の配信停止までに、LINEヤフー広告へ移すもの」、GA4 で LINE からの流入を見る方法は「GA4でLINEからの流入を見る方法」に書いています。オーディエンスの作り方は「LINE公式アカウントのオーディエンスの作り方」、何を KPI にするかは「LINE公式アカウントのKPI設計」にあります。

LINE Tag の終了日は未定で、決まっているのは終了の時点で認証が要ること

LINE Tag と計測タグについて、公式から出ている発表を日付で並べると次のとおりです。LINE Tag の終了日を書いた発表は見当たりません。

LINE Tag と計測タグをめぐる公式の発表

LINE Tag の終了時点で認証審査が通っていない場合、タグ機能が使えなくなると資料(p.23)にある

2025年12月18日

計測タグの提供開始を告知

内容:2026年1月21日から LINE公式アカウントで計測タグ。LINE Tag は将来的に提供終了の予定で、詳細は決まり次第お知らせ

条件:当時の文言は「認証済アカウントまたはプレミアムアカウント」

2026年1月21日

LINE公式アカウントで計測タグが使えるように

内容:コンバージョン計測と、ウェブトラフィックのオーディエンス。Messaging API でも計測タグのウェブトラフィックオーディエンスを使えるようになった

2026年4月1日

プレミアムアカウントを廃止

内容:認証済アカウントに統合。今のマニュアルの条件は「認証済アカウントであること」

2026年9月25日

LINE広告の停止日を案内

内容:2026年10月26日に広告配信と新規作成・編集を停止する予定と案内。停止後も一定期間は管理画面を読み取り専用で使えるとしている

終了日

LINE Tag の提供終了

内容:2026年8月版の資料でも未定(p.23「2026年3月現在、時期は未定」、p.10「現在未定」)。決まり次第早めに案内するとしている

出典:LINEヤフー for Business「LINE公式アカウントにおける計測タグの提供開始について」・「認証バッジおよび識別仕様の変更について」・「LINE広告の機能停止および配信終了スケジュールのご案内」・「計測タグ」について(2026年8月版)、LINE Developersニュース(2026年1月21日)

認証は、終了日の発表を待たずに進められます。認証済アカウントの審査には5〜10営業日かかり(認証済アカウントのページ)、ビジネスマネージャーの組織の審査と接続の審査はそのあとに続きます(次の節)。終了日の発表から実際の終了までにどれだけの期間があるかは分からないので、審査の日数を考えると、申請は発表を待たずに済ませておくほうが確実です。先にやることは認証の確認と申請で、タグの貼り替えはそのあとに続けられます。

LINE広告と LINE Tag を共有していた会社は、もう1点を確かめます。LINE公式アカウントで使っている LINE Tag が、ビジネスマネージャーで LINE広告のアカウントから共有されたものかどうかです。共有された LINE Tag は、共有元で LINE Tag が有効で正しく動いていることが前提で、共有先の LINE公式アカウントではカスタムコンバージョンを作って使います(ビジネスマネージャー「04. リソースの共有」)。LINE広告が提供を終えたあと、LINE広告から共有された LINE Tag がいつまで動くかは、公式の資料には見当たりません。管理画面の[ホーム]>[データ管理]>[トラッキング]の[LINE Tag]タブで、「共有されたLINE Tag」の一覧と、ステータス(7日間タグが動かないと[停止中])を見れば、共有されたタグを使っているか、それが動いているかが分かります(トラッキングのマニュアル)。どのタグでコンバージョンを数えているかは、カスタムコンバージョンの「②タグの選択」で確かめます(「カスタムコンバージョン」)。

2つの条件は、3つの審査がそろって満たされる

マニュアルの条件は、「ビジネスマネージャーの認証済み組織と接続していること」と「認証済アカウントであること」の2つです(トラッキングのマニュアル)。LINE Developers のニュースは、これに加えて日本の LINE公式アカウントであることも条件に挙げています(2026年1月21日のニュース)。2025年12月のお知らせでは2つ目が「認証済アカウントまたはプレミアムアカウント」でしたが、2026年4月1日にプレミアムアカウントは認証済アカウントに統合されました(認証バッジのお知らせ)。今は、認証済アカウントかどうかだけを見れば足ります。

1つ目の条件の中には、審査が2つ入っています。組織が「認証済み」になる組織の認証審査と、LINE公式アカウントをその組織につないだあとの接続審査の2つが要り、2つ目の条件の LINE公式アカウントの認証と合わせて、審査は3つです。ビジネスマネージャーのマニュアルも、組織と LINE公式アカウントが未認証なら、両方の認証の手続きが終わってから計測タグの発行やリソースの共有ができるとしています(「02. 組織にアカウントやチャネルを接続する」)。

計測タグを使えるまでに、誰がどの画面で何をするか

組織の審査が始まるのは、ビジネス情報の入力・メール認証・アカウントの接続(1つ以上)・審査の申請がそろったとき。LINE公式アカウントは認証済であることが前提

LINE公式アカウントの管理者LINE公式アカウントの管理画面
[設定]>[アカウント設定]「アカウント認証をリクエスト」から認証済アカウントを申請する(審査5〜10営業日)
同じ画面の「組織(ビジネスマネージャー)」「接続する」を押し、組織を選ぶ・組織IDで申請する・組織を作る、のどれかで接続する
ビジネスマネージャーの管理者ビジネスマネージャーの画面
ビジネス情報必須項目を入れ、届いたメールで組織のメール認証をする
組織の認証審査書類による審査か、ビジネス情報を基にした審査を申請する(個人事業主は書類)
接続リクエスト組織IDで申請された場合、届いた URL を開いて承認する(URL は168時間有効)
アカウント・チャネル「接続審査ステータス」が「認証済み」になったかを見る
サイトの担当者自社サイト
全ページ審査がそろったあと、発行された計測タグのグローバルスニペットを置く

出典:LINEヤフー for Business「アカウント設定」・「認証済アカウント」とは・ビジネスマネージャー「02. 組織にアカウントやチャネルを接続する」・「03. 組織の認証審査」

順番には決まりがあります。組織の認証審査が自動で始まる条件の1つが「組織に接続したアカウントが1つ以上ある」ことで、LINE公式アカウントの場合は、そのアカウントが認証済であることを確かめるようにと書かれています(「03. 組織の認証審査」)。接続審査も、接続した LINE公式アカウントが未認証なら、アカウントの認証が終わってから始まります(「02. 接続」)。LINE公式アカウントの認証を先に申請しておくと、ほかの2つが止まりません。

3つの審査には、あとで変えられなくなるものがあります。認証済アカウントを申請したあとは、アカウント名を変えられません(認証済アカウントのページ)。組織が認証済みになると、法人ならビジネスタイプ・法人番号・法人名・住所、個人事業主ならビジネスタイプ・屋号・オーナー名を変えられません(「03. 組織の認証審査」)。申請の前に、アカウント名と組織の登録内容を、正式な名称にそろえておきます。認証済アカウントのメリットや審査で気をつける点は「LINE認証済アカウントとは」にまとめています。

運用を代理店に任せているときは、どの組織につなぐかを先に決める

組織の認証審査は、組織を作った法人や個人事業主が実在するかと、その法人に所属する従業員が組織の管理者であるかを確かめます(「03. 組織の認証審査」)。接続審査は、接続した組織とアカウントの所有者が一致するかを確かめるために行います(「02. 接続」)。2つを合わせると、LINE公式アカウントは、そのアカウントを持つ会社自身の組織につなぎ、組織を作って審査を受けるのもアカウントを持つ会社の側だと読めます(代理店の組織につなげないとは、公式には書かれていません)。代理店の担当者が LINE公式アカウントの管理者として接続の手続きをする場合など、手続きをする人がその組織の管理者権限を持っていないときは、組織の管理者から組織IDを教えてもらい、「組織IDで選択」で接続リクエストの URL を発行して、組織の管理者に承認してもらいます。なお、LINEヤフーの認定セールスパートナーが開設または管理しているアカウントは、認証済アカウントの申請の扱いが異なるとアカウント設定のマニュアルにあるので、その場合は開設・管理している会社に手順を確かめます。

一度つなぐと戻しにくいものもあります。CRMオプション・レストランオプション・Beautyオプションを使っている LINE公式アカウントは、組織に接続したあとで別の組織へ移せません。1つの組織に接続できるアカウントは、種類ごとに最大1,000件です(「02. 接続」)。計測タグはビジネスマネージャーで最大100個まで発行でき、削除はできず、組織に接続したアカウントの間で共有されます(「計測タグの作成・変更」)。事業部やブランドごとにアカウントを分けている会社は、どの単位で組織を作るかを、計測タグを発行する前に決めておきます。

タグを替えると、配信ごとのコンバージョンは下がって見えることがある

計測タグに替えても、今までの LINE Tag と同じ数字が続くわけではありません。LINEヤフーの資料によると、LINE公式アカウントの LINE Tag は、コンバージョンを複数の接点に付ける「線形モデル」で、計測タグは、コンバージョンの直前の最後の接点にだけ付ける「ラストクリックモデル」です(「計測タグ」について p.15・p.22)。旧LINE広告の LINE Tag はラストクリックモデルなので、ここでの違いは LINE公式アカウントの LINE Tag の話です。

例は資料と同じものを1つ使います。ある友だちが、クーポン配布のお知らせ①②③を受け取り、①②③のリンクを順に押したあとで、サイトで購入したとします。

同じ1件の購入が、どの配信のコンバージョンになるか

例:お知らせ①②③のリンクを順に押してから購入した友だち1人

LINE Tag(LINE公式アカウント)

線形モデル

  • お知らせ① にコンバージョンが付く
  • お知らせ② にコンバージョンが付く
  • お知らせ③ にコンバージョンが付く

読み方:購入の前に押された配信のそれぞれに付く

計測タグ

ラストクリックモデル

  • お知らせ① には付かない
  • お知らせ② には付かない
  • お知らせ③ にだけ付く

読み方:最後に押された配信にだけ付く

購入の件数そのものは変わらない。①②の配信のコンバージョン数と、それをもとにした指標が、切り替えの後に下がって見えることがある

出典:LINEヤフー「計測タグ」について(2026年8月版) p.15・p.22。図の例は資料の図と同じ流れ

資料は、実質のコンバージョン数は変わらないが関連する指標が下がって見える可能性がある、として、切り替えの前後でコンバージョンを比べるときに注意するよう書いています(p.22)。月次の報告で「先月より配信ごとのコンバージョンが減った」と見えたとき、それが配信の中身の変化なのか、数え方の変化なのかを分けられるよう、切り替えた日を記録しておきます。一方で資料は、ラストクリックモデルのほうが、1通の配信をコンバージョンにつなげる使い方では、どの配信が効いたかを見やすいとも書いています(p.15)。

気をつけたいのは、管理画面のマニュアルの書き方です。「分析 – メッセージ配信」(2026年10月2日更新)は、コンバージョンユーザーを、メッセージ内の該当のリンクを最後にクリックされたリンクとして、そこから生まれた数と説明していて、タグの種類で書き分けていません。資料の「LINE Tag は線形モデル」と、マニュアルのこの説明がどう対応するかは、公式の資料には見当たりません。差が出るかどうかは、次の3つ目のように、2つのタグで同じ期間を数えて確かめるのが確実です。

比べられるようにするための3つの合わせ方

1つ目は、数える期間です。LINE Tag のコンバージョンコードは30日間、カスタムコンバージョンは設定した期間(最大90日間)数えます(分析 – メッセージ配信)。「分析 – ダッシュボード」(2023年2月2日更新)には最大180日間とありますが、設定画面で選べる有効期間は1〜90日です(「カスタムコンバージョン」)。トラッキングのマニュアルには、計測タグでコンバージョンを数える方法として、カスタムコンバージョンを設定する形だけが書かれています(トラッキングのマニュアル)。今 LINE Tag のコンバージョンコードで数えているなら、計測タグのカスタムコンバージョンの有効期間を30日にしておくと、期間の違いを比べる材料から外せます。

2つ目は、数える場所です。LINE Tag では申込完了ページにベースコードとコンバージョンコードを置いていました。計測タグでは、全ページに置くグローバルスニペットだけで URL を指定したコンバージョンを数えられ、イベント(購入・申込など)で数えるときに、そのページにイベントスニペットも置きます。イベントスニペットの設置は任意です(「計測タグの設置」・「計測タグ」について p.31)。カスタムコンバージョンの条件を URL で決めるなら、LINE Tag と同じ申込完了ページの URL を入れます。

3つ目は、数える時期です。トラッキング画面には[計測タグ]と[LINE Tag]のタブがあり、カスタムコンバージョンは「①Tag」でタグの種類を選んで作ります(トラッキングのマニュアル・「カスタムコンバージョン」)。LINE Tag を使ったまま計測タグを置き、同じ申込完了ページについてタグごとのカスタムコンバージョンを作って、同じ期間を数えます。そうすれば同じ配信でタグごとの数を並べられ、切り替えた後の数字を前の数字とつなげて読めます。LINE広告と LINE Tag を共有している会社には、もともと LINE Tag も併用するよう案内されています(計測タグの提供開始のお知らせ)。

計測タグで数え始めるまでの手順

3つの審査がそろったら、計測タグを作って置きます。発行と設置はビジネスマネージャーとサイトで、コンバージョンの設定と結果の確認は LINE公式アカウントの管理画面で行います。今の LINE Tag と比べて、設定するものは次のように変わります。

LINE Tag と計測タグで、設定するものの違い(LINE公式アカウントで使う場合、2026年10月時点)
LINE Tag計測タグ
発行する場所LINE公式アカウントの管理画面の[トラッキング]>[LINE Tag]タブ。[LINE Tagの利用を開始する]は管理者権限のある人だけビジネスマネージャーの「トラッキング(タグ)」。LINE公式アカウントの管理画面からは発行できない(発行済みのものを参照はできる)
サイトに置くものベースコード(計測したい全ページ)、コンバージョンコード、カスタムイベントコードグローバルスニペット(全ページの head 開始直後)。イベントで数えるときは、そのページにイベントスニペット(任意。グローバルスニペットより後)
コンバージョンの数え方コンバージョンコード(30日間)か、カスタムコンバージョンカスタムコンバージョン(有効期間1〜90日)
ほかのサービスとの関係LINE広告(2026年10月26日に配信停止の予定と案内)とタグを共有できる。LINE広告で使えるのは LINE Tag だけLINEヤフー広告のディスプレイ広告・検索連動型ショッピング広告と同じタグを、ビジネスマネージャーで共有できる

出典:トラッキング(計測タグ・LINE Tag)、LINE Tagを設置する、計測タグの作成・変更、計測タグの設置、カスタムコンバージョン、分析 – メッセージ配信、LINEヤフー「計測タグ」について(2026年8月版) p.8・p.31、計測タグの提供開始のお知らせ、LINE広告の配信終了のお知らせ(2026年9月25日)

計測タグで、配信からのコンバージョンを数え始めるまで

LINE公式アカウントの管理画面の[トラッキング]>[計測タグ]タブにある[計測タグの発行・確認(ビジネスマネージャー)]から、接続しているビジネスマネージャーへ移れる

1 発行ビジネスマネージャーの「トラッキング(タグ)」で「計測タグを作成」
2 調整ローカルストレージ・ファーストパーティCookieのオプション、イベント種別
3 設置全ページにグローバルスニペット。イベントで数えるページにはイベントスニペットも
4 動作確認イベントマネージャーのイベントログ
5 コンバージョン管理画面の[分析]>[メッセージ配信]>[カスタムコンバージョン]

トラッキングステータスを「オフ」にしている間に取ったイベントは、コンバージョンにもオーディエンスにも使われない。共有先でも同じ

出典:LINEヤフー for Business「トラッキング(計測タグ・LINE Tag)」・「計測タグの作成・変更」・「計測タグの設置」・「カスタムコンバージョン」

1の発行では、初回だけ利用規約への同意画面が出て、タグの名前は「Tag:」に年月日時分秒の数字を付けた形で自動で入ります。名前は変えられるので、どのサイトのどのタグか分かる名前にしておきます。削除できないタグなので、試しに作るのは避けます(「計測タグの作成・変更」)。

2の調整で、ローカルストレージのオプションにチェックが入っていると、一部の OS でコンバージョンを測れる期間が、Cookie の1日からローカルストレージの7日(サイトに再訪すると延びる)になります。マニュアルはこのオプションの利用を勧めています。ファーストパーティCookieのオプションは、ブラウザーのセキュリティ機能の影響を受けにくくするものです。申込や購入を「イベント」で数えるなら、イベントスニペットのイベント種別をここで選びます。

3の設置では、グローバルスニペットを、サイトの全ページの HTML の head タグの開始直後に置きます。イベントで数えるときは、イベントスニペットを、そのページの head タグの中でグローバルスニペットより後に置きます。置いたタグが動いているかは、4のとおりビジネスマネージャーのイベントマネージャーで確かめます(「計測タグの設置」)。

5のカスタムコンバージョンでは、①Tag で「計測タグ」を選び、②タグの選択でビジネスマネージャーで作ったタグを選んで、コンバージョン名・説明・有効期間(1〜90日)・マッチング方法を決めます。マッチング方法は「URL」(1つ、または OR・AND の条件で最大20個)か「コンバージョンイベント」です。カスタムコンバージョンの画面は、接続している組織で計測タグを発行しているか、LINE Tag の利用を開始しているときにだけ表示されます(「カスタムコンバージョン」)。

結果は[分析]タブの「メッセージ配信」で見ます。コンバージョンしたユーザーが20未満(1〜19)だと、配信の詳細ではそのコンバージョンの行が表示されず、概要では「ー」になります。これとは別に、セグメント別の表示ではコンバージョン数とコンバージョン率がセグメント表示の対象外のため、20以上あっても常に「ー」です(分析 – メッセージ配信)。画面で配信1通ずつ切り替えの前後を比べられるのは、コンバージョンが20以上ある配信に限られます。

ウェブトラフィックのオーディエンスは、計測タグで作り直す

サイトを訪れた人に配信するウェブトラフィックのオーディエンスは、作るときの「ターゲット設定」で「計測タグ」か「LINE Tag」を選びます(オーディエンスのマニュアル)。オーディエンスは作るときに選んだタグの記録で集まるので、計測タグを置いたら、計測タグを選んだオーディエンスを別に作ります。作り方と有効期限は「LINE公式アカウントのオーディエンスの作り方」にあります。Messaging API でナローキャストに使う場合、計測タグのウェブトラフィックオーディエンスはオーディエンスの種類が TRACKINGTAG_WEBTRAFFIC(LINE Tag のものは WEBTRAFFIC)として返ります。どちらも Messaging API では作れず、管理画面で作ります(Messaging APIリファレンス「オーディエンスの情報を取得する」・「オーディエンス管理」)。

サーバーからコンバージョンを送る「コンバージョンAPI」は、2026年8月時点の資料では LINE公式アカウントに対応しておらず、今後対応する予定とされています(「計測タグ」について p.8)。LINE公式アカウントでは、サイトに置いたタグで数える形になります。

条件を満たせないうちと、タグで測れない場所は、UTM と GA4 で数える

認証済アカウントの審査や、組織の認証審査・接続審査が終わっていない間は、計測タグは使えません。また、計測タグか LINE Tag かにかかわらず、リッチメニューとテスト配信はタグを使った計測ができません(トラッキングのマニュアル)。この2つは、配信やリッチメニューのリンクに UTM パラメータを付けて、サイト側の GA4 で LINE から来た人の購入・申込を数える方法で補えます。置き場所ごとの付け方は「GA4でLINEからの流入を見る方法」に書いています。

ただし GA4 の数字は、LINE公式アカウントの管理画面に出るコンバージョンとは数え方が別です。GA4 はサイト側で記録した流入元で数え、管理画面は配信のリンクのクリックをもとに数えます。2つを足したり、片方をもう片方の代わりに報告したりはせず、「LINE の管理画面のコンバージョン」と「GA4 で LINE から来た人の成果」を別の行で並べます。

まず、認証の状態を3か所で見る

LINE公式アカウントの管理画面の[設定]>[アカウント設定]で、「認証ステータス」と、いちばん下の「組織(ビジネスマネージャー)」の欄に組織名と組織IDが出ているかを見てください。組織につながっていれば、ビジネスマネージャーの[アカウント・チャネル]で接続審査ステータスを見ます。どこかが「認証済み」でなければ、LINE公式アカウントの認証、組織の作成と接続、組織の認証審査の順に申請します。3つとも済んでいれば、計測タグを発行して、今の LINE Tag と同じ申込完了ページを、同じ期間(コンバージョンコードなら30日)で並べて数え始めます。どちらの場合も、切り替えた日と数え方の違いを、月次の報告の表に1行書き添えておくと、あとで数字の段差を説明できます。

配信からサイトの購入・申込までを、どのタグとどの数字で報告するかを、今の運用と合わせて決めたいときは、当社のLINE運用・伴走支援でご相談いただけます。

条件・手順・画面の名前・数え方は、2026年10月14日に LINEヤフー for Business のマニュアル・お知らせ・PDF資料「LINEヤフー『計測タグ』について」(2026年8月 ver1.3)と LINE Developers のリファレンス・ニュースで確かめたものです。

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上場企業からスタートアップまで、数多くのデータ分析基盤構築・AI導入プロジェクトを主導。単なる技術提供にとどまらず、MA/CRM(Salesforce, Hubspot, kintone, LINE)導入によるマーケティング最適化やバックオフィス業務の自動化など、常に「事業数値(売上・利益)」に直結する改善実績多数。

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