LINEタッチ(NFCタグ)のやり方|申し込みから設置までの手順と、始める前の確認表
LINEタッチは認証済のLINE公式アカウントで、PCの管理画面から申し込み・タグ購入・誘導先の作成をし、スマホの管理アプリでタグを登録して置きます。継続費用はなく、かかるのはタグ代。手元のNFCタグとの違いも表にしました。
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この記事の要点
- LINEタッチは、認証済の LINE公式アカウントで使える機能です。初回だけ管理者がPCの管理画面から利用を申し込みます。その後、専用のNFCタグを買い、かざしたときに開くもの(アクション)を作ります。届いたタグは、スマホの管理アプリで登録してから置きます。
- LINEタッチを続けて使うための費用はかからず、かかるのはタグの代金です。ステッカータイプが1枚300円、スタンドタイプが1台2,000円(いずれも税別)です。
- 市販のNFCタグに友だち追加のURLを書き込んでも、かざして友だちを増やすことはできます。ただし、それは LINEタッチではありません。QRコードを読んでも開かないようにする不正防止の設定、タグごとのタッチ回数、管理画面での誘導先の付け替えは、専用タグを登録したときだけ使えます。
LINEタッチを始める流れと、操作する端末
④の登録画面では、③で作ったアクションから誘導先を選ぶ。だから③を先に済ませておく
LINEタッチを使うと、お客さまがスマホを専用のNFCタグにかざすだけで、LINE公式アカウントのプロフィールやクーポン、ショップカード、LINEミニアプリが開きます。NFCタグは、近距離無線通信(NFC)でスマホと情報をやり取りする小さなICチップで、かざしたスマホから電力を受けて動きます。始めるまでの手間は、PCの管理画面での申し込み・タグの注文・アクションの作成と、届いたタグをスマホの管理アプリで登録して置くことです。
「専用のタグを買うのか、手元のNFCタグでよいのか」の答えは、何をしたいかで分かれます。友だち追加のURLを市販のNFCタグに書き込めば、かざして友だちを増やすことはできます。一方で、LINEタッチとして使えるのは、管理画面から買った専用タグを、管理アプリで登録したものだけです。タグにかざしたときだけポイントを付ける設定や、タグごとのタッチ回数の分析は、専用タグでしか使えません。詳しい比べ方は、後ろの「QRコード、自分で書き込むNFCタグとの違い」に表でまとめました。
当社は、お店や会社の LINE公式アカウントの運用を支援しています。この記事は、店頭に LINEタッチを置くかどうかを決め、設定まで進める立場の方に向けて書きました。LINEタッチは2025年11月17日に始まった機能で、LINEヤフーのマニュアルは2026年10月7日に更新されています。そこで、更新後のマニュアルとサービスページで、画面の名前と条件を確かめました。手順はPCの管理画面でしかできないことと、スマホの管理アプリでしかできないことに分かれているので、手順ごとにどちらで操作するかを書いています。LINEミニアプリの作り方と、レストランオプションの細かい設定は扱いません。
個人の LINE どうしで友だちになる方法を探している方へ。LINEタッチは、お店や会社が LINE公式アカウントに専用のタグを登録して使う機能です。個人どうしの友だち追加は、LINE の公式ガイド「リンクやQRコードで友だち追加する」の方法で行います。
この記事では、レジが1か所、テーブルが10卓ある飲食店(説明のための架空の店)を例にします。レジにはスタンドタイプを置いて友だち追加に、テーブルにはステッカータイプを貼ってクーポンの表示に使う想定です。
始める前に確かめること:認証・権限・端末・誘導先
LINEタッチは、アカウントと端末の条件がそろっていないと始められません。条件のうち、申し込みの前に分かるものを表にしました。上から順に確かめてください。根拠は、LINEヤフー for Business のマニュアル「LINEタッチ」とサービスページです。
| 確かめること | 確かめ方・決まり | そろわないとき |
|---|---|---|
| 1. アカウントが認証済か | アカウントに緑色の認証バッジが付いているか。LINEタッチは認証済アカウントでないと使えない | 管理画面の右上の[設定]から「アカウント認証をリクエスト」で申請する。申請と審査は無料で、審査には5〜10営業日かかる(LINEヤフー for Business「認証済アカウント」、コラム「認証済アカウント申請の注意点」) |
| 2. 申し込む人が管理者か | 初回の申し込みは、管理者権限を持つユーザーだけができる | 管理者に初回の申し込みだけしてもらう |
| 3. PCとスマホの両方で管理画面を開けるか | タグを買えるのはPCの管理画面(Web版)だけ。タグを登録できるのはスマホの管理アプリだけ | 管理アプリを入れ、同じアカウントで使えるようにしておく |
| 4. 登録に使うスマホがNFCを読めるか | NFCで読んで登録するには、NFC対応の端末と、管理アプリのバージョン7.0.0以上が要る | タグに印刷されたQRコードをカメラで読んで登録する |
| 5. かざしたときに何を開くか | 選べるのはプロフィール表示・クーポンリスト表示・ショップカードのポイント付与・LINEミニアプリ起動・フォーム表示。テーブル注文の「LINEで注文起動」は専用タグで使う | 自社サイトやスマホアプリに誘導したいなら、LINEタッチではなくQRコードやURLを使う |
| 6. 誘導先の準備ができているか | クーポンは、LINEヤフーサービスへの掲載を許可した有効なものが要る。ショップカードのポイント付与は、ショップカードで作ったポイント付与QRコードの条件から選ぶ。LINEミニアプリは公開できる状態のもの。フォームは CRM・Beauty・レストランのいずれかのオプションの契約が要る | 先にクーポンを作る。ショップカードなら、カードとポイント付与QRコードを先に作る。不正防止機能を使うなら、ポイント付与QRコードは LINEタッチ用に新しく作る |
| 7. どこに何枚置くか | タグは貼り直せない。金属や静電気・磁気の出る場所、スマホを置きがちな場所、重い物を置く場所は避ける | 貼る場所と枚数を、注文の前に一覧にする |
| 8. 友だち追加を置き場所ごとに数えたいか | プロフィール表示のアクションで友だち追加経路を選ばなければ、経路「LINEタッチ」で数える。作っておいた友だち追加経路を選べば、その経路で数える | 分けて数えたいなら、先に友だち追加経路を作る |
例の店なら、1〜4は申し込みの前に一度確かめれば済みます。まだ認証済でなければ、審査の5〜10営業日がタグの注文より前にかかります。5と6は、レジとテーブルで決め方が違います。レジのタグはプロフィール表示にするので、準備は要りません。テーブルのタグはクーポンリスト表示にするので、LINEヤフーサービスへの掲載を許可したクーポンを先に作っておきます。有効なクーポンが無いと、かざしたお客さまには、使えるクーポンが無いと表示されます。クーポンの作り方は「LINE公式アカウントのクーポンの作り方」、ショップカードは「ショップカードの作り方」に書いています。
費用は、スタンドの台数とステッカーの枚数で決まる
LINEヤフーのサービスページでは、必要なのはNFCタグを買うときの導入費用だけで、LINEタッチを続けて使うための費用はかからないとされています(LINEヤフー for Business「LINEタッチ」)。スタンドタイプとステッカータイプは、中に入っているNFCタグが同じで、違うのは置き方です。スタンドタイプは、キャッチコピーを印刷した紙(フライヤー)の裏にタグを貼り、組み立て式のアクリルスタンドに差し込んで置きます。ステッカータイプは、キャッチコピーが印刷されたタグを、レジ前やテーブルに直接貼ります。デザインは、スタンドタイプが5種類、ステッカータイプが6種類あります。
タグの代金(税別)= 2,000円 × スタンドの台数 + 300円 × ステッカーの枚数
例の店で、レジにスタンドを1台、テーブル10卓にステッカーを1枚ずつ置くなら、2,000円×1+300円×10で5,000円(税別)です。送料・支払い方法・届くまでの日数は、注文の画面(「注文前にご確認ください」など)で確かめてから確定してください。テーブル注文用の専用タグについては、マニュアル「LINEタッチ for レストランオプション」に、支払いは代引きのみ、届くのは注文完了から約3週間以内とあります。開店やキャンペーンの日に合わせて置くなら、認証の審査とタグが届くまでの日数を見込んで、逆算して申し込みます。
申し込みから設置までの手順:PCと管理アプリで分かれる
LINEタッチの手順は、操作できる場所が決まっています。タグの購入はPCの管理画面だけ、タグの登録はスマホの管理アプリだけでできます。利用の申し込みとアクションの作成は、どちらでもできます。どこで何をするかを、操作する場所ごとに並べると次の図になります。
どこで・何をするか
出典:LINEヤフー for Business マニュアル「LINEタッチ」。アクションの作成と利用の申し込みは、管理アプリからもできる
PCの管理画面でやること:申し込み・購入・アクション
- [ホーム]>[LINEタッチ]を開き、利用規約を確かめて同意し、「LINEタッチの利用を開始」を押します。これは初回だけの操作で、管理者権限を持つ人が行います。
- [NFCタグ購入]を開き、タイプ(スタンドかステッカー)とキャッチコピーを選んで、商品ごとの数量を入れます。
- 「注文前にご確認ください」を読み、「売買約款」に同意して[次へ]を押します。
- 連絡先と配送先を入れて[次へ]を押します。注文内容と配送先を確かめて[購入]を押し、表示される画面で[確定]を押します。
- [アクション設定]>[作成]を開き、アクション名を入れ、アクションの種類を選んで[保存]を押します。
アクションの種類は、作った後で変えられません。1つのアクションは複数のタグに付けられ、同じ種類のアクションを複数作ることもできます。例の店なら、「レジ_友だち追加」(プロフィール表示)と「テーブル_クーポン」(クーポンリスト表示)の2つを作れば、テーブルの10枚には同じアクションを付けられます。選べるアクションと、それぞれの前提は次のとおりです。
| アクション | かざすと開くもの | 前提・注意 |
|---|---|---|
| プロフィール表示 | LINE公式アカウントのプロフィール。友だち追加を案内できる | 友だち追加経路を選ばなければ、経路「LINEタッチ」で数える |
| クーポンリスト表示 | LINEヤフーサービスへの掲載を許可した、有効なクーポンの一覧 | 有効なクーポンが無いと、その旨が表示される |
| ショップカード ポイント付与 | ショップカード。条件に応じてポイントを付ける | 付与の条件は、ショップカードで作ったポイント付与QRコードの条件から選ぶ。ショップカードを持っていない人は、初回だけ取得の操作が要る。不正防止機能を使える |
| LINEミニアプリ起動 | LINEミニアプリ。入れるのはミニアプリの URL(LIFF URL と呼ばれ、https://miniapp.line.me/ で始まる) | そのアカウントに関係する、公開できる状態のミニアプリに限る。QRコード無効化を使える |
| フォーム表示 | 顧客管理機能で作ったフォーム | CRM・Beauty・レストランのいずれかのオプションの契約が要る。不正防止機能を使える |
| LINEで注文起動 | テーブルごとの「LINEで注文」の画面 | レストランオプションの契約と専用タグが要る。作成画面では選べず、専用タグを登録すると自動で作られる |
不正防止機能とQRコード無効化は、タグに印刷されたQRコードを読んでも開かないようにして、タグにかざしたときだけ動かす設定です。来店した人だけにポイントを付けたいときはショップカードの不正防止機能を、店内でだけミニアプリを開いてほしいときはQRコード無効化を使います。ただし、LINEヤフーは、あらゆる不正を完全に防ぐ機能ではないとしています。オンにしたタグのQRコードを読むとエラーの画面が出るので、付属のQRコードカバーシールで隠すかどうかを、置く側で決めます。ショップカードで作ったポイント付与QRコードは、この設定では無効になりません。そのため、マニュアルは、LINEタッチ用に新しくポイント付与QRコードを作ることを勧めています。フォームは、不正防止機能をオンにしても、フォームのURLやQRコードからは直接回答できます。
スマホの管理アプリでやること:タグの登録
タグの登録は、Web版の管理画面ではできません。届いたタグは、スマホの LINE公式アカウントの管理アプリで登録します。
- 管理アプリで[ホーム]>[LINEタッチ]>[NFCタグ管理]を開き、[NFCタグを登録]を押します。
- NFCで読むときは、[NFCリーダーを起動]を押してタグにかざします。続けて登録するなら[スキャンを続ける]を押して次のタグを読み、終わったら[スキャンを完了する]を押します。続けて読めるのは100件までです。
- QRコードで読むときは、[カメラを起動]を押し、タグに印刷されたQRコードを枠に入れます。NFCに対応していない端末や、管理アプリが7.0.0より前の版のときは、こちらで登録します。
- 登録画面でタグ名を入れ、作っておいたアクションを選んで[保存]を押します。
続けて読んだタグには、同じタグ名と同じアクションがまとめて付きます。分析では登録したタグごとの数が出ますが、同じ名前のタグが並ぶと置き場所を見分けにくくなります。タグ名は後から[NFCタグ管理]で1枚ずつ直せますが、置き場所ごとに数を見たいタグは、登録のときに1枚ずつ読んで、置き場所の分かる名前を付けておくと手間が少なくて済みます。例の店なら、レジのスタンドは「レジ」の名前で登録します。テーブルの10枚は、まとめて登録するか、「テーブル01」から「テーブル10」まで分けて登録するかを、ここで決めます。
登録する前のタグのQRコードは、第三者に公開しないようマニュアルで注意されています。届いたタグは、登録が済むまで人目に触れない所に保管します。登録したタグを使うのをやめるときは、[NFCタグ管理]から削除します。削除したタグは、もう一度登録できます。
店頭で置いて、かざして確かめる
- スタンドタイプは、タグの裏のシールをはがしてフライヤーの裏の枠に貼り、組み立てたスタンドに差し込みます。
- ステッカータイプは、タグの裏のシールをはがして、レジ前やテーブルに貼ります。タグの表のQRコードが要らないときは、同梱のシールを上から貼ります。
- タグは貼り直さないでください。中のアンテナやICチップが壊れる原因になります。強い衝撃・圧力・水濡れでも動かなくなることがあります。
置いたら、iPhone と Android の両方でかざして、設定した画面が開くかを確かめます。例の店なら、レジのスタンドでプロフィールが、テーブルのステッカーでクーポンの一覧が開けば完了です。
テーブル注文に使うとき:レストランオプションの専用タグ
テーブルからモバイルオーダーの「LINEで注文」を開くには、レストランオプションの契約と、レストランオプション専用のNFCタグが要ります。ふつうのタグとは、買う画面と設定の流れが違います(マニュアル「LINEタッチ for レストランオプション」)。
レストランオプション専用タグの流れ
専用タグはステッカータイプだけで、本体にQRコードは印刷されていない。QRコードで登録するときは、タグが貼られたシートのQRコードを読む
専用タグは、登録しただけでは使えません。レストランオプションの管理画面で、どのテーブルに置くタグかを割り当てて、初めて注文画面が開きます。割り当てただけでは、入卓のときに注文用のQRコードを自動で印刷する設定は切り替わりません。印刷が要らなければ、同じ画面の[QRコード印刷]をオフにします。
お客さまがかざしたときの動きと、反応しないとき
お客さまは、画面ロックを外したスマホを、タグの中央に近づけます。反応する距離は2〜5cmほど、タグの中で反応する範囲は5cm×8cmほどです(サービスページのよくある質問)。マニュアルによると、読み取れるのは、iPhone なら iPhone XS/XR(2018年発売)以降の機種です。Android は、いま販売されている多くの機種が読み取りの機能を備えていますが、端末の設定で NFC の読み取りをオンにしておく必要があります。かざした後の動きは、OSと LINE アプリの状態で変わります。
かざした後に、お客さまのスマホで起きること
iPhone
iPhone XS/XR 以降
- 画面の上に通知が出る
- 通知をタップすると LINE が開き、設定した画面が出る
Android
NFC の読み取りがオンの機種
- LINE が開いて、設定した画面が出る
- 初回だけ、開くアプリを選ぶ画面が出ることがある
- LINE を開いていると、LINE の中に通知が出る。通知のボタンで画面が開く
LINE が使えないとき
未インストール・古い版・端末の設定
- 設定した画面がブラウザで開く
- プロフィール表示なら、LINE を開く画面か、ダウンロードの画面が出る
出典:LINEヤフー for Business マニュアル「LINEタッチ」(NFCタグにタッチする、設定できるアクション)
スマホケースの形や、金属・静電気・磁気の影響でタグを読めないこともあります。iPhone には、ほかにも読まない条件があります。Apple の開発者向けの説明では、iPhone がタグを読むのは、持ち主が iPhone を操作しているときだけです。電源を入れてから一度もロックを解除していないとき、カメラを使っているとき、Apple Pay のウォレットを使っているとき、機内モードのときは読みません。
店頭で「反応しない」と言われたら、画面ロックが外れているか、カメラが開いたままになっていないか、厚いケースや金属の付いたケースではないかを確かめてもらいます。それでも開かなければ、ふつうのタグなら、タグに印刷されたQRコードをカメラで読んでもらうと同じ画面が開きます。この代わりの手が使えない場合が2つあります。1つは、レストランオプションの専用タグで、本体にQRコードが印刷されていません。もう1つは、不正防止機能やQRコード無効化をオンにしたアクションで、QRコードを読むとエラーの画面が出ます。
置いた後:誘導先の付け替えと、数字の見方
置いたタグの誘導先は、タグをはがさずに管理画面で変えられます。
- [ホーム]>[LINEタッチ]>[NFCタグ管理]を開き、変えたいタグの名前を押します。
- アクションの×で今の設定を外し、[選択]から別のアクションを選びます。
- [保存]を押します。
まとめて変えるときは[NFCタグ一括編集]を使います。登録したタグが5,000件を超えると一括編集は使えませんが、アクションの編集画面からは、そのアクションに付いたタグをまとめて編集できます。アクションの中身を変えるときは[アクション設定]から開きます。アクションの種類は変えられないので、種類ごと替えたいときは、新しいアクションを作ってタグに付け替えます。タグに付いているアクションは削除できないので、先にタグのアクションを替えてから削除します。
例の店で、テーブルのタグをクーポンの一覧からショップカードのポイント付与に替える場合も、10枚のステッカーは貼ったままです。ショップカードのポイント付与のアクションを新しく作り、10枚のタグのアクションを付け替えれば済みます。
数字は、管理画面の分析の「LINEタッチ」で見ます(マニュアル「分析‐LINEタッチ」)。見られるのは2025年11月17日以降の数値です。画面は3つのタブに分かれています。
分析‐LINEタッチで見られること
概要
アカウント全体
- すべての接触回数(タッチとQRコードの読み取りの合計)
- 1日あたりのアクティブユーザー(その日の利用者の数)
- CSV で書き出せる
アクション
アクションごと
- アクションごとの接触データ
- 削除したアクションは「削除済み」で、削除前までの数が残る
- 「LINEで注文起動」はこのタブに出ない
NFCタグ
登録したタグごと
- タグごとの接触データ
- 削除したタグの数も、切り替えて見られる
- タグごとの画面から CSV で書き出せる
数値が10件未満だと表示されない。タッチとQRコードの読み取りは、どちらかが10件未満だと両方とも表示されない。平均値は、10件未満の日を0として計算する
タッチとQRコードの読み取りの内訳は、CSV で書き出して見ます。10件未満の数は表示されないので、置くタグの枚数が多いほど、1枚ごとの数は見えにくくなります。平均値も、10件に届かない日を0として計算するので、実際より低く出ることがあります。例の店のように、テーブルの10枚に同じアクションを付けておけば、[アクション]のタブでテーブル全体の数を、[NFCタグ]のタブで1枚ずつの数を見られます。友だち追加の数は、分析の友だちの追加経路で見ます。プロフィール表示のアクションで友だちになった人は、経路「LINEタッチ」として数えられます(マニュアル「分析 – 友だち」)。置き場所ごとの経路の作り方と、件数が少ない経路がどう見えるかは「どのQRから友だちが増えたかを見る方法」に書いています。
QRコード、自分で書き込むNFCタグとの違い
LINEタッチで開けるものは、どれもQRコードかURLでも開けます。友だち追加は、管理画面の[友だち追加ガイド]で作るQRコードとURLで開けます。クーポンとクーポンリストは、同じ画面の[クーポンQRコードを作成]でQRコードを作れます(マニュアル「友だち追加ガイド」)。ショップカードのポイント付与にはポイント付与QRコードが、フォームにはフォームのURLとQRコードがあります(マニュアル「LINEタッチ」)。LINEミニアプリも、ミニアプリの URL やQRコードから開けます(LINE Developers「パーマネントリンクを作成する」)。市販の書き込みできるNFCタグに、こうしたURLを書き込んで置く方法もあります。友だち追加のQRコードとURLの作り方、どの経路で数えられるかは「LINE公式アカウントの友だち追加URL・QRコード」に書いています。ここでは、3つを同じ項目で並べます。
3つの入口の違い
QRコード・URL
管理画面などで作って印刷・掲載する
- お客さまはカメラかQRコードリーダーで読む
- 開くのはQRコード・URLの先の画面
- 変えるときは刷り直す
- 友だち追加の数は経路ごとに見られる
LINEタッチ
認証済のアカウントで専用タグを買って登録する
- お客さまはかざす。読めなければタグのQRコード(使えない場合あり)
- 開くのはプロフィール・クーポン・ショップカード・ミニアプリなど
- 変えるときはタグに触れずに管理画面で付け替える
- タッチの回数をタグごとに見られる
自分で書き込むNFCタグ
市販のタグにURLを書き込む
- お客さまはかざす
- 開くのは書き込んだURLの画面
- 変えるときは書き込み直す
- LINEタッチの分析には入らない
| 項目 | QRコード・URL | LINEタッチ | 自分で書き込むNFCタグ |
|---|---|---|---|
| 使うための条件 | 管理画面の[友だち追加ガイド]などで作る | 認証済のアカウント。初回の申し込みは管理者 | 書き込みできるNFCタグと、書き込みに使うアプリ |
| 費用 | 印刷の費用 | ステッカー300円/枚、スタンド2,000円/台(税別)。続けて使うための費用はかからない | 市販のタグの代金 |
| 開けるもの | 友だち追加・クーポン・ポイント付与・フォーム・ミニアプリ・自社サイトなど、URLのある画面 | プロフィール・クーポンリスト・ショップカード・LINEミニアプリ・フォームなど。自社サイトは不可 | 書き込んだURLの画面。自社サイトのURLも書き込める |
| お客さまの操作 | カメラかQRコードリーダーを開いて読む | かざす | かざす |
| 誘導先を変えるとき | 刷り直す | 管理画面でタグのアクションを付け替える。タグはそのまま | タグに書き込み直す。書き込みを禁止したタグは書き換えられない |
| 友だち追加の数え方 | 友だち追加ガイドのものは経路「友だち追加URL・QRコード・ボタン」。経路を設定したものは、その経路の名前 | プロフィール表示なら経路「LINEタッチ」。友だち追加経路を選べばその経路 | 書き込んだURLの経路に入ると考えられるが、NFC経由の扱いは公式に書かれていない。置く前に一度追加して確かめる |
| 分析で見られる数 | 友だちになった数(経路ごと) | タッチとQRコードの読み取りの回数、1日あたりの利用者数。友だちになった数も経路で見られる | LINE に登録したタグではないので、分析‐LINEタッチには入らない |
| URLが広まったとき | QRコードを写せば、来店していない人も開ける | ショップカード・ミニアプリ・フォームでは、タグのQRコードを読んでも開かないようにできる(フォームは、フォーム自体のURL・QRコードからは回答できる) | タグの中身はURLなので、写せば来店していない人も開ける |
| かざした後の動き | — | LINEヤフーがOSごとに説明している | LINEヤフーの説明の対象外。端末ごとに確かめる |
開けるものだけを比べると、QRコードやURLでも、LINEタッチとほぼ同じ画面に誘導できます。LINEタッチを選ぶ理由は、公式に書かれている利点のうち、主に次の4つです。
- お客さまがカメラを開かずに、かざすだけで開く。
- タグにかざしたときだけ動かせる。来店した人だけにポイントを付ける、店内でだけミニアプリを開く、といった使い方ができる。
- タグごとのタッチの回数を見られる。
- タグに触れずに、管理画面からいつでも誘導先を替えられる。
LINEヤフーの発表(2026年5月12日)によると、提供開始から半年の誘導先の内訳は、LINEミニアプリが約6割、ショップカードが約3割です。プロフィールとクーポンリストがそれに続きます。同じ半年で、累計のタッチ回数は100万回を超えました。導入したアカウントの数は2,000を超えています。
LINEタッチにするか、QRコード・URLで足りるか
来店した人だけにポイントを付けたい、店内でだけミニアプリやフォームを開いてほしいか
タグにかざしたときだけ動かす設定(不正防止機能・QRコード無効化)は、LINEタッチの機能
置き場所ごとのタッチの回数を見たいか。タグに触れずに、管理画面から誘導先を替えたいか
例:レジとテーブルで使われ方を比べる、季節ごとにクーポンからショップカードへまとめて替える
自分でNFCタグに書き込むなら、友だち追加には[友だち追加ガイド]の[URLを作成]か[友だち追加経路を設定]で出る https://lin.ee/ で始まるURLを書き込みます。Apple の開発者向けの説明では、iPhone がアプリを開かずにタグを読むときに扱えるのは、https などの決まった形のURLだけで、アプリ独自の形のURLは扱えません。タグに書き込みの禁止(ロック)をかけると、Apple の説明のとおり元に戻せず、その後は書き込めません。ロックしないタグは、ほかの人のスマホからも書き換えられるおそれがあります。ロックするかどうかは、誘導先を後で変えるかどうかで決めます。
最初にやること:確認表の上の3つと、置き場所の一覧
最初に、確認表の1〜3を確かめます。アカウントが認証済か、申し込む人が管理者か、PCとスマホの両方で管理画面を開けるか、の3つです。そろったら、置き場所ごとに「何を開くか」と「何枚か」を一覧にして、費用の式に当てはめます。タグが届くまでの間にアクションを作っておけば、届いた日に登録と設置まで進められます。
どの置き場所に LINEタッチを置き、どこはQRコードで足りるか、何を数えるかの線引きは、当社のLINE運用・伴走支援で一緒に決められます。
画面の名前・価格・条件は、2026年10月21日に確かめました。確かめたのは、LINEヤフー for Business のマニュアル「LINEタッチ」(2026年10月7日更新)、「LINEタッチ for レストランオプション」(2026年10月9日更新)、「分析‐LINEタッチ」(2026年6月3日更新)、サービスページ、LINEヤフーのプレスリリース(2025年11月17日、2026年5月12日)です。価格は税別です。QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
LINE運用・伴走支援
LINE公式アカウントの友だち獲得の設計、セグメント配信・ステップ配信・リッチメニューの構築、自動応答、CRM/MAや基幹データとの連携までを支援します。
