古い .NET Framework(4.6.2)・Visual Studio 2017・Dynamics NAV 2017 のサポートは2027年1月〜4月に終わる|社内の業務アプリが何で動いているかを確かめる

Microsoft の2027年のサポート終了の表では、Dynamics NAV 2017 が1月11日、.NET Framework 4.6.2 が1月12日、Visual Studio 2017 が4月13日に終わります。社内の業務アプリがどの .NET Framework で動いているかを確かめる3か所と、上げ先の考え方を、Microsoft Learn の公式情報で整理しました。

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この記事の要点

  1. Microsoft の「2027年のサポート終了」の表では、Dynamics NAV 2017 が2027年1月11日、.NET Framework 4.6.2 が1月12日、Visual Studio 2017 が4月13日に終わる。業務アプリを動かす部品と、直す道具の期限で、Windows Server 2016(OS)の記事とは別の話。
  2. .NET Framework は 4.5.2 以降、載っている Windows の期限に従う。4.6.2 から 4.8 に上げても、Windows Server 2016 の上なら、4.8 の期限も OS と同じ日になる(当社の読み取り)。
  3. 最初にやるのは、自社の業務アプリがどの版を対象に作られ、どの Windows に載っているかの一覧づくり。パソコン・サーバーに入っている版、アプリの設定ファイル、開発会社への問い合わせの3か所で確かめる。

2027年に期限が来る3つの部品(確認日から数えた日数つき)

いずれも Microsoft の「2027年のサポート終了」の表にある日付。日数は2026年10月5日から当社が数えた

2027年1月11日

Dynamics NAV 2017

  • 同じ日に、Visual Studio Team Foundation Server 2017、BizTalk Server 2016 も終わる

確認日から:98日

2027年1月12日

.NET Framework 4.6.2

  • 同じ日に、IIS 10 on Windows Server 2016、Windows Server 2016 も終わる

確認日から:99日

2027年4月13日

Visual Studio 2017

  • プログラムを作る道具。同梱のBuild Toolsなどもこの製品のライフサイクルの中

確認日から:190日

出典:Microsoft Learn「2027 年のサポート終了」、Visual Studio 2017 のライフサイクル(2026年10月5日確認)

社内で10年近く動いている Windows 用の業務アプリ(会計・販売・生産管理など)は、いま動いていても、それを載せている部品には期限があります。Microsoft の「2027 年のサポート終了」の表には、Dynamics NAV 2017 が2027年1月11日、.NET Framework 4.6.2 が1月12日、Visual Studio 2017 が4月13日と載っています。確認した2026年10月5日から数えて、98日、99日、190日です。

表は、期限のあとに新しいセキュリティ更新プログラムやサポートが提供されなくなる、と説明しています。業務アプリが止まるとは書かれていません。止まらなくても、脆弱性が見つかったときに直してもらえない部品の上で、業務の情報を扱い続けることになります。そのため、最初にやるのは、どの業務アプリがどの部品で動いているかを一覧にすることです。

この記事は、作った会社は分かるが、どの .NET で動いているかは知らない、という担当の方向けです。OS である Windows Server 2016 は 別の記事、.NET 8・9 や PHP など新しい側の部品は こちらの記事に書いたので、ここでは .NET Framework、Visual Studio、Dynamics NAV に絞ります。表に出ている日付は Microsoft の公式の情報で、確かめ方や上げ先の読み方は当社の整理として書き分けます。部品の一覧づくりから一緒に見たい場合は、当社の古い業務システムの移行・保守の案内から相談できます。

2027年1月〜4月に切れる部品のうち、業務アプリに関わるもの

表に載っている部品のうち、業務アプリに関わるものを並べます。期限は Microsoft の表の日付で、右の2列は当社の整理です。

業務アプリに関わる、2027年1月〜4月の期限(Microsoft の表の日付。右の2列は当社の整理)
部品期限業務アプリとのかかわり(当社の整理)確かめる相手
.NET Framework 4.6.22027年1月12日Windows 用の業務アプリを実行する部品。アプリが4.6.2を対象に作られている場合に当たる開発会社、社内のIT担当
IIS 10 on Windows Server 20162027年1月12日Web の画面で使う業務アプリを、Windows Server 2016 の上で動かしている場合に当たる開発会社、サーバーの管理者
Windows Server 20162027年1月12日上の2つを載せる OS。扱いは Windows Server 2016 の記事に書いたサーバーの管理者
Dynamics NAV 20172027年1月11日NAV を使っている会社だけに当たるNAV の導入パートナー
Visual Studio Team Foundation Server 20172027年1月11日開発側で、ソースコードや作業の管理に使っている場合に当たる開発会社
BizTalk Server 20162027年1月11日システム同士をつなぐ基盤として使っている場合に当たる開発会社
Visual Studio 20172027年4月13日業務アプリを直す・作り直すときの道具。使っているのは開発する側開発会社

期限までの日数(2026年10月5日から数えて)

日数は確認日から各期限の日までを当社が数えた(検算済み)

Dynamics NAV 2017(2027年1月11日)98日後
.NET Framework 4.6.2(2027年1月12日)99日後
Visual Studio 2017(2027年4月13日)190日後

出典:Microsoft Learn「2027 年のサポート終了」(2026年10月5日確認)

.NET Framework 4.6.2 と Windows Server 2016 と IIS 10 は、同じ1月12日です。Web の画面で使う業務アプリを Windows Server 2016 の上で動かしている場合は、3つが同じ日に重なります。Dynamics NAV 2017 と Team Foundation Server 2017 は、その前日の1月11日です。

.NET Framework の期限は、版と、載っている Windows で決まる

.NET Framework は、4.5.2 以降、Windows の部品として扱われます。Microsoft のサポート ポリシーは、部品の扱いは親の製品と同じで、4.5.2 以降は、インストールされている Windows のライフサイクルに従う、と書いています。4.5.2・4.6・4.6.1 は2022年4月26日に終わっていて、4.6.2 以降への更新が必要でした(Microsoft の Q&A)。

.NET Framework は、版ごとに期限の決まり方が違う

4.5.2 以降は、Windows の部品として扱われる

4.5.2・4.6・4.6.1

2022年4月26日に終了済み

  • 4.6.2 以降への更新が必要だった
  • 業務アプリがこの版を対象にしていたら、すでに期限の後

4.6.2

2027年1月12日

  • Microsoft の2027年の表に、単独の行がある
  • Windows Server 2016 の期限と同じ日

4.7・4.7.1・4.7.2・4.8

載っている Windows の期限に従う

  • Microsoft の Q&A は、4.7 以降の各版について、親の OS のライフサイクルに従うと書いている
  • 4.8 は Windows Server 2016 の対応一覧に入っている

出典:ライフサイクルに関する Microsoft の Q&A(.NET Framework)、.NET Framework サポート ポリシー(2026年10月5日確認)

ここから読み取れること(当社の読み取り)は、4.6.2 から 4.8 に上げるだけでは、期限が先に延びるとは限らない、という点です。4.8 の期限は載っている Windows に従い、Windows Server 2016 は4.8 の対応一覧に入っています。Windows Server 2016 の上で4.8 に上げても、期限は OS と同じ2027年1月12日です。上げ先の期限が伸びるのは、Windows Server 2019(延長サポートは2029年1月まで)や Windows Server 2022(2031年10月まで)以降に載せ替えたときです。

4.8 に上げたあとの期限は、載せる Windows で決まる

.NET Framework の期限は、載っている Windows の期限に従うので、版を上げる話と OS の話は一緒に決める

Windows Server 2016

2027年1月12日

  • 4.8 を入れても、期限は OS と同じ日(当社の読み取り)

Windows Server 2019

2029年1月

  • 延長サポートの終了の月

Windows Server 2022

2031年10月

  • 延長サポートの終了の月

出典:Windows Server 2016・2019・2022 のライフサイクル、.NET Framework の Q&A。2027年1月12日は 2027年の表(2026年10月5日確認)

名前が似ている「.NET」が2系統あるので、業務アプリが「.NET で作られている」と言われたときは、まず、どちらの系統かを聞きます。Windows 専用の .NET Framework と、Windows 以外でも動く新しい .NET は、期限の決まり方が別です。

名前が似ている2つの系統:.NET Framework と、新しい .NET

業務アプリが「.NET」で作られていると言われたら、どちらの系統かを最初に聞く

.NET Framework(4.x)

Windows 専用の、古いほうの系統

  • 4.5.2 以降は、載っている Windows のライフサイクルに従う
  • 最新の版は 4.8.1
  • 4.6.2 は2027年1月12日

この記事で扱う:4.6.2 と、その上げ先の 4.x

.NET 8・9 など(新しい .NET)

Windows 以外でも動く系統

  • リリースごとにサポート期間が決まっている
  • 期限は別の記事に書いた

扱う記事:業務システムの部品の期限(.NET 8・9)

出典:.NET Framework サポート ポリシー、.NET アプリのアップグレードの概要(.NET Framework は Windows 専用、新しい .NET はクロスプラットフォームと説明)。.NET 8・9 の期限は当社の 部品の期限の記事(2026年10月5日確認)

自社の業務アプリが何で動いているかを、3か所で確かめる

確かめる場所は3つあります。1つ目は、パソコンやサーバーに入っている .NET Framework の版で、レジストリの Release の値で分かります。2つ目と3つ目は、アプリごとに対象にしている版です。1つ目は「入っている版」、2つ目と3つ目は「アプリが対象にしている版」で、見ているものが違います。

どの .NET Framework で動いているかを確かめる3か所

1は「入っている版」、2と3は「アプリが対象にしている版」。2つは別のことを見ている

1. パソコン・サーバーに入っている版

レジストリの Release の値

  • 場所は HKLM\SOFTWARE\Microsoft\NET Framework Setup\NDP\v4\Full
  • 値が394802以上なら4.6.2以上、528040以上なら4.8以上

2. アプリごとの設定ファイル

.config の中の対象の版

  • デスクトップのアプリは、アプリ名.exe.config の supportedRuntime の sku
  • Web のアプリは、web.config の compilation の targetFramework

3. プログラムそのもの

作られたときの対象の版

  • アセンブリには、どの版で作ったかを示す TargetFramework という属性が付く
  • 見るのは開発会社の作業になることが多い

出典:インストールされている .NET Framework のバージョンを確認する、supportedRuntime 要素、CompilationSection.TargetFramework、TargetFrameworkAttribute(2026年10月5日確認)

1つ目は、Microsoft の手順では、レジストリの NDP\v4\Full に、Release という値があり、4.6.2 以上なら394802以上です。Windows Server 2016 では、4.6.2 の値は394802と書かれています。値と版の対応は、下の折りたたみに抜き出しました。

Release の値と .NET Framework の版の対応(最小値)
版Release の最小値
4.6.2394802
4.7460798
4.7.1461308
4.7.2461808
4.8528040
4.8.1533320

Microsoft のドキュメントの「最小バージョン」の表から抜き出した値です。PowerShell では、(Get-ItemPropertyValue -LiteralPath 'HKLM:SOFTWARE\Microsoft\NET Framework Setup\NDP\v4\Full' -Name Release) -ge 394802 が、4.6.2 以上が入っているかどうかを True か False で返す、と書かれています(インストールされている .NET Framework のバージョンを確認する)。

2つ目は、デスクトップのアプリなら、アプリの設定ファイル(アプリ名.exe.config)の supportedRuntime の sku に、対象の版(たとえば .NETFramework,Version=v4.6.2)が書かれます(supportedRuntime 要素)。Web のアプリなら、web.config の compilation の targetFramework が、Web サイトが対象にする .NET Framework の版を表します(CompilationSection.TargetFramework)。

3つ目は、プログラム(アセンブリ)に付く TargetFramework 属性で、どの版で作ったかを示します(TargetFrameworkAttribute)。これは、設定ファイルだけで分からないときに、開発会社に聞く材料です。設定ファイルに版が書かれていない場合は、書かれていないという事実を、そのまま開発会社に伝えます。

上げ先:同じ .NET Framework の 4.8 へか、新しい .NET へ作り直すか

上げ先は2通りで、コードを変えるかどうかで分かれます。Microsoft の Q&Aは、4.6.2 以降の 4.x は前の 4.x に対してインプレース更新ができ、以前の 4.x で作ったアプリは、再コンパイルしなくても動くと想定している、と書いています。ただし、動作が変わる修正もわずかにあるので、実運用に入れる前に検証用の環境で確かめるよう案内しています。

上げ先は2通り。コードを変えるかどうかが分かれ目

どちらが正しいかではなく、業務アプリごとに選ぶ

同じ .NET Framework の 4.8 へ

Windows 上のまま上げる

  • 4.6.2 以降の 4.x は、前の 4.x からのインプレース更新ができる
  • 以前の 4.x で作ったアプリは、再コンパイルしなくても動く想定
  • 動作が変わる修正がわずかにあるので、検証環境で確かめる

先に決めること:載せる Windows の期限

新しい .NET へ作り直す

移植になる

  • アプリモデル、プロジェクト形式、一部の API が変わる
  • 新しい .NET に無い技術は、置き換えが要る
  • Microsoft は、リスクの低いプロジェクトで先に試すよう案内している

先に決めること:作り直す範囲と、使われていない機能

出典:.NET Framework の Q&A、.NET Framework 4.8 への移行、.NET アプリのアップグレードの概要(2026年10月5日確認)

新しい .NET への移植は、アップグレードの概要によると、アプリモデル、プロジェクト形式、一部の API が変わり、新しい .NET に無い技術を置き換える作業になります。同じ文書は、リスクとリターンで優先順位を付け、リスクの低いプロジェクトで先に試すよう案内しています。作り直す範囲の考え方は、当社の基幹システムの入れ替え費用と期間の記事に書きました。

どちらから考えるかは、次の3つの問いで分けます。問いの立て方は当社の整理です。

4.8 へ上げる方向で考えてよいか

問いの立て方は当社の整理。4.x 同士の更新で再コンパイルが要らない想定は、Microsoft の Q&A による

1

アプリは .NET Framework 4.x で作られていて、画面や処理を変える予定がない

設定ファイルや開発会社の回答で、対象の版を確かめる

2

載せている Windows が、2027年1月12日より後も使える(Windows Server 2019 以降など)

Windows Server 2016 なら、OS の移行先も同時に決める

3

更新を試せる検証用の環境がある、または用意できる

Microsoft は、実運用の前に検証環境で動作を確かめるよう案内している

3つとも当てはまる同じ .NET Framework の 4.8 へ上げる方向で、見積りを取る
当てはまらないものがある載せる Windows の移行や、新しい .NET への作り直しも含めて、開発会社に見積りを分けてもらう

根拠:ライフサイクルに関する Microsoft の Q&A(.NET Framework)、.NET Framework 4.8、4.7、および 4.6.2 に移行する(2026年10月5日確認)

Visual Studio 2017 で保守している社内ツールは、道具の移し先を決める

Visual Studio 2017 は、Visual Studio 2017 のライフサイクルによると、メインストリームが2022年4月に終わり、延長サポートが2027年4月13日までです。サポートされている版は 15.9 だけで、同梱の Build Tools などもこの製品のライフサイクルの中にあります。

この期限は、道具のものです。Microsoft の Q&A は、Visual Studio と一緒にインストールされた .NET Framework は、Visual Studio のライフサイクルに従わず、Windows のものとして扱われる、と書いています。つまり、Visual Studio 2017 が終わっても、ビルドした業務アプリが載っている .NET Framework と Windows の期限は、別に決まります(当社の読み取り)。道具の期限で困るのは、あとからプログラムを直したり、作り直したりするときです。

移し先の候補として、Visual Studio 2019 は延長サポートが2029年4月まで、Visual Studio 2022 は2027年1月12日にメインストリームが終わって延長サポートに移り、延長サポートは2032年1月までです(2019、2022、2027年の表)。古いプロジェクトを新しい Visual Studio で開くと、プロジェクトの互換性のダイアログが開く、と Microsoft の移行ガイドに書かれています。ビルドできる環境が、特定の担当者のパソコンにしかない場合は、先にその場所と手順を書き出します。

  • ビルドに使っているパソコンと、Visual Studio の版
  • ソースコードの置き場。Team Foundation Server 2017 に置いている場合は、1月11日の期限が重なる
  • ビルドの手順書が、担当者以外にも読める形であるか

ソースコードがあっても中身を説明できる人がいない場合は、当社の作った人がいない業務システムの仕様書をAIでソースコードから起こす記事に、読み取れる範囲を書きました。

Dynamics NAV 2017 を使っている場合

Dynamics NAV 2017 は、ライフサイクルのページによると、メインストリームが2022年1月に終わり、延長サポートが2027年1月11日までです。上げ先として、Microsoft は Business Central への経路を表にしています。Supported upgrade paths to Business Centralでは、NAV 2017(バージョン10)から最新の Business Central(2026 release wave 2、バージョン29)へは、Business Central Spring 2019(バージョン14)と2024 release wave 2(バージョン25)を経由する経路が載っていて、C/AL から AL への変換が要る、と書かれています。

NAV に独自に作り足した部分がある会社は、その量が上げる作業の大きさを決めます。導入パートナーに聞くのは、独自に作り足した範囲、連携している他のシステム、保守契約の範囲の3点です(当社の整理)。この記事では、上げ先の費用や期間は確かめていません。

開発会社に聞くことと、期限までの段取り

ここまでを、開発会社・保守会社への問い合わせの表にまとめます。1と2は、一覧の形で受け取ると、期限と並べて読めます。

開発会社・保守会社に聞くこと(聞く順番と、答えの読み方は当社の整理)
聞くこと返してもらうもの答えが出たら
1. 業務アプリごとに、どの版の .NET Framework を対象に作られているかアプリ名と対象の版の一覧表4.6.1 以前なら期限の後。4.6.2 なら2027年1月12日。4.7 以降なら、載せる Windows の期限
2. 載せている Windows と、Web の画面を出す IIS の版サーバーごとの OS の版と、載っているアプリWindows Server 2016 なら、OS 側の記事の手順で移し先を決める
3. ビルドに使っている Visual Studio の版と、ビルドできる環境ビルド用の環境の場所と、手順書の有無Visual Studio 2017 なら、2027年4月13日までに道具の移し先を決める
4. NAV など業務パッケージの版と、独自に作り足した範囲版、追加したプログラムの量Dynamics NAV 2017 なら、導入パートナーに上げ先の経路を聞く
5. 版を上げる作業が、保守契約の中か別見積か契約書の該当箇所と、開発会社の回答別見積なら、期限の前に見積りをもらう(保守契約の確かめ方は別の記事に書いた)

期限は、99日後と190日後です。ただし、版を上げる作業は、動作の確認まで含めると、期限の前に終わらないことがあります。見積りと日程が出ていないものは、先に洗い出しておくと、予算を取る時間が残ります(当社の整理)。版を上げずに使い続ける場合は、期限のあとに見つかる弱点への備えを開発会社に聞き、判断の理由と次に見直す時期を社内に記録しておきます。

日付の読み方と、この記事で確かめられなかったこと
  • 各製品のライフサイクルのページは、日時を時刻つきで表示します。たとえば Windows Server 2016 のページは1月13日と表示し、2027年の表は1月12日と書いています。この記事は、2027年の表の日付で書いています。
  • Microsoft の2027年の表は、期限のあとは、セキュリティの更新、それ以外の更新、サポートの選択肢、オンラインの技術情報の更新が出なくなる、と説明しています。業務アプリが止まるかどうかは、この表には書かれていません。
  • 有料の延長セキュリティ更新(ESU)が、.NET Framework 4.6.2 や Visual Studio 2017 にあるかどうかは確かめていません。
  • .NET Framework 2.0・3.0・3.5 など、4.x より前の版の扱いは確かめていません。
  • BizTalk Server 2016 と System Center 2016 は、期限の日付だけを表から写しています。使い方や上げ先は確かめていません。
  • 個別の業務アプリが、どの版を対象に作られているか、どの Windows に載っているかは、この記事では分かりません。自社で確かめる必要があります。

部品の一覧づくりと、上げ先の見立てについては、Aurant Technologies の基幹システムの刷新・レガシー移行の相談ページから、気になる点だけでも相談できます。OS の側はWindows Server 2016 の記事をあわせて見てください。

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