Zapier vs Make(Integromat)比較【費用・選び方】どちらが自社に合うか
ZapierとMake(旧Integromat)の費用・機能・使い勝手を徹底比較。業務自動化ツールの選び方、n8nも含めた3ツール比較表、費用相場と外注活用のポイントを解説。
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Zapier vs Make(Integromat)比較【費用・選び方】どちらが自社に合うか徹底解説
業務自動化ツールとして人気の「Zapier」と「Make(旧Integromat)」——「どちらを選べばいいか」「費用はどちらが安いか」という疑問を持つ担当者が増えています。本記事では、ZapierとMakeの費用・機能・使いやすさを徹底比較し、自社に最適なツールを選ぶための判断軸を解説します。
追加解説:2026年DX推進のポイントと補助金動向
2026年は中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進が加速しています。
中小企業のIT・AI活用は年々広がっており、
クラウドサービス・AIツールの活用が急速に広がっています。
2026年のDX支援施策
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デジタル化・AI導入補助金(旧 IT導入補助金)通常枠:
中小企業のITツール導入費用を補助(通常枠の補助率は原則1/2、上限額は枠・類型により異なります)。
kintone・Salesforce・HubSpotなどのSaaSツールが対象になるケースがあります。 -
ものづくり補助金:
製造業・サービス業のデジタル設備投資等を補助(上限額は従業員規模・申請枠により数百万〜数千万円規模で異なります)。
基幹システムのクラウド化・AI導入が対象になるケースがあります。 -
事業再構築補助金:
(事業再構築補助金は新規公募を終了し、後継として「中小企業新事業進出補助金」等が設けられています。)ビジネスモデル転換を伴う新分野展開・システム刷新を支援する制度です。
デジタルサービス新規立ち上げや業務システム全体の刷新が対象になるケースがあります。
補助金申請には事前の要件確認・採択後の導入という順序が必要です。
Aurant Technologiesはデジタル化AI導入補助金(旧IT導入補助金)の活用支援を行っており、
申請から導入完了まで一貫してサポートしています。
補助金を活用した場合の実質的な費用負担を試算した上でご提案しますので、
まずはお気軽にご相談ください。
※ 補助金は公募回ごとに枠・補助率・上限額・対象経費が変わります。最新情報はIT導入補助金・中小企業庁等の公式サイトで必ずご確認ください。
DX推進における現場定着のポイント
どれだけ優れたツールを導入しても、現場に定着しなければ効果は出ません。
DX推進で成功する企業の共通点として、以下の3点が挙げられます。
-
経営トップのコミット:
社長・部門長が「このツールを使うことが当社のやり方だ」と明確にメッセージを発信することで、
スタッフの定着率が大幅に向上します。 -
「なぜ変えるか」の丁寧な説明:
新しいツールを「使わされている」と感じるスタッフは使い方が雑になります。
「このツールでこの業務がこう楽になる」を具体的に示すオンボーディングが重要です。 -
スーパーユーザーの育成:
社内に「このツールに詳しい人」(スーパーユーザー)を2〜3名育てることで、
日常的な疑問・トラブルを社内解決できるようになり、定着率が飛躍的に向上します。
Zapier vs Make — 費用比較
| プラン | Zapier | Make(旧Integromat) |
|---|---|---|
| 無料プラン | 100タスク/月・5 Zap | 1,000オペレーション/月 |
| 入門有料プラン | 約$20/月(750タスク) | 約$9/月(10,000オペレーション) |
| 中規模プラン | 約$49/月(2,000タスク) | 約$16/月(40,000オペレーション) |
| 本格活用プラン | 約$69/月(5,000タスク)以上 | 約$29/月(150,000オペレーション) |
Zapier vs Make — 機能・特徴比較
| 項目 | Zapier | Make |
|---|---|---|
| 使いやすさ(非エンジニア) | ◎ 非常に直感的 | ○ 慣れが必要 |
| フローの複雑さ | △ 線形フロー中心 | ◎ 分岐・ループ・条件分岐が強力 |
| アプリ連携数 | 約6,000+ | 約1,500+ |
| 日本語対応 | △ 英語UI | ○ 部分的に日本語対応 |
| AIツール連携 | ○ OpenAI等に対応 | ○ OpenAI・Claude等に対応 |
| 費用対効果 | △ 処理量が増えると高額 | ◎ 処理量が多い場合に有利 |
| デバッグのしやすさ | ○ | ◎ ビジュアルデバッグが秀逸 |
Zapierが向いているケース
- プログラミング知識のない非エンジニアが自分で設定・管理したい
- Slack・Gmail・Notion・HubSpotなどの主要SaaSツールを素早く繋ぎたい
- 自動化フローの数は少なく(月100〜2,000タスク程度)シンプルなもの
- 英語UIに抵抗がなく、豊富なテンプレートを活用したい
Makeが向いているケース
- 複雑な条件分岐・ループ処理・データ変換が必要な業務フローを自動化したい
- 処理量が多く、Zapierでは費用が高くなるケース
- WebhookやカスタムAPI連携を多用する開発寄りのワークフロー
- Salesforce・kintone・freeeなどとの複雑な連携をビジュアルで管理したい
Zapier・Make外注費用の相場
| 作業内容 | 外注費用の目安 | 期間 |
|---|---|---|
| シンプルなフロー設計・構築(1〜3フロー) | 5〜20万円 | 1〜2週間 |
| 複数システム統合の本格的な自動化 | 30〜100万円 | 1〜2か月 |
| AI(ChatGPT/Claude)と組み合わせた自動化 | 30〜80万円 | 1〜2か月 |
| 運用保守・改善(月次) | 5〜15万円/月 | 継続 |
n8nも加えた3ツール比較
| ツール | 費用 | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| Zapier | 有料:$20〜/月 | 最も使いやすい・連携数が多い | 非エンジニアの自社運用 |
| Make | 有料:$9〜/月 | コスパ良好・複雑フロー対応 | 中規模以上の自動化 |
| n8n | セルフホスト:無料 | オープンソース・完全カスタマイズ | エンジニアがいる企業・コスト重視 |
iPaaS 主要4製品の本質的な違い
| 製品 | 料金 | 強み | 弱み | 適合 |
|---|---|---|---|---|
| Zapier | $19.99-$799/月 | コネクタ最多(7,000+)、シンプル | 複雑なフロー・大量タスクは高額 | 非エンジニア、シンプル自動化 |
| Make (旧Integromat) | $9-$29/月- | ビジュアルフロー、複雑処理可能 | 学習コスト中 | マーケ・複雑な分岐 |
| n8n (OSS/Cloud) | 無料(セルフ)/$20-/月 | OSS版あり、コード拡張可能 | 初期構築は技術的 | エンジニア・カスタム要件 |
| Workato | 年300万円〜 | エンタープライズ機能・ガバナンス | 料金高い、中小には不向き | 大企業・基幹連携 |
| Power Automate | $15/user/月- | Microsoft 365統合、デスクトップRPA | 非Microsoft連携は弱め | Microsoft中心組織 |
| Tray.io | 個別見積 | 大規模・複雑、開発者向け | 料金高い | テック企業・SaaS |
| Pipedream | 無料-$49/月 | コードファースト、Node.js/Python | 非エンジニアには難しい | 開発者向け |
| Boomi / MuleSoft | 年500万円〜 | 大規模iPaaS・エンタープライズ | 非常に高額 | 大企業・SAP連携 |
Zapier と Make:典型的な使用シナリオで比較
シナリオ1:問い合わせフォーム → Slack 通知
- Zapier:3-step Zap、月100件で Free 範囲
- Make:3-operation シナリオ、無料で月1,000 operation
- 勝者:Make(無料枠が圧倒的に大きい)
シナリオ2:複数条件で分岐するフロー
- Zapier:Paths 機能で複数分岐、Pro プラン以上必要
- Make:Router で標準対応、無料プランから可能
- 勝者:Make(複雑フローの自由度)
シナリオ3:1,000件以上のレコードを一括処理
- Zapier:1タスク=1レコードでカウント、料金が膨らむ
- Make:Iterator でループ処理、operation課金で割安
- 勝者:Make(大量処理は明確に有利)
シナリオ4:非エンジニアでも作れる簡単な自動化
- Zapier:直感的なUI、テンプレ豊富
- Make:ビジュアルだが学習必要
- 勝者:Zapier(マニュアルなしで触れる)
シナリオ5:エラー時のリトライ・通知
- Zapier:自動リトライ・エラーメール基本
- Make:エラーハンドラを明示的に組み込み可能、リトライ戦略も指定
- 勝者:Make(本番運用での堅牢性)
料金モデルの実態:「タスク」と「operation」の違い
Zapier の Task カウント方式
- 1 Action 実行 = 1 Task
- 10ステップのZapを1回実行 = 9 Tasks(trigger除く)
- 月10万Tasks: $69/月(Pro)
- 意外な落とし穴:Filter で弾かれてもTask消費
Make の Operations カウント方式
- 1モジュール実行 = 1 Operation
- Iterator で 100件ループ = 101 Operations(Iterator自体+100回)
- 月10万Ops: $29/月
- 同じ処理量でMakeはZapierの1/3〜1/5の料金
料金シミュレーション(月10万件処理の場合)
- Zapier:Company プラン $399/月
- Make:Pro プラン $29/月(10万Ops)
- 差額:年間 約44万円
n8n(OSS)が選ばれる理由
セルフホストの自由度
- データを社内インフラに保管(情報漏洩リスク低減)
- OSS版は無料、コードでの拡張も可能
- 金融・医療・大企業のセキュリティ要件に適合
- API レート制限を自社で制御
セルフホスト運用コスト
- サーバー費用 月1-5万円(小規模)
- 運用人件費 月10-30万円相当(兼任)
- 初期構築 50-200万円
n8n Cloud(マネージド版)の料金
- Starter:$20/月(5,000 executions)
- Pro:$50/月(15,000 executions、複数アクティブワークフロー)
- Enterprise:個別見積
iPaaS 導入失敗パターン
- 「とりあえずZap作る」で月額が爆発:複数Zapが乱立、Tasksが想定の3倍。回避:定期棚卸し、不要Zap削除
- エラー時の通知設定なし:データ連携が止まっていることに気づかず、業務影響大。回避:Slack/メール通知必須化
- 属人化:作った人しか分からない、退職時に運用崩壊。回避:ドキュメント化・命名規則・チーム共有
- 無料枠超過後の判断遅れ:気づいたら有料プランに自動アップグレード。回避:使用量モニタリング
- セキュリティ軽視:機密情報をiPaaS経由で送信、ログに残る。回避:DLP・暗号化・社内ポリシー
業務システム・DX全般のご相談
業務の課題整理からツール選定、システム導入・連携・運用までを幅広く支援します。何から手をつけるべきか迷う段階でも、貴社の状況に合わせて最適な進め方をご提案します。
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