Copilot 研修を買う前に、社内で決めること|ライセンスを渡す人・対象の業務・SharePoint の共有しすぎの整理と、公開教材で足りる範囲

Microsoft 365 Copilot の研修の見積もりを取る前に、社内で決めるのは、誰にライセンスを渡すか、対象にする業務、SharePoint の共有しすぎの整理、研修のあとに測る数字の4つです。Copilot が使うのは本人が見られるデータだけ、という Microsoft の説明を起点に、データ アクセス ガバナンス レポート・制限付きコンテンツ検出・制限付きアクセス制御の使い分け、Microsoft の公開教材で足りる範囲、見積もりで聞くこと、研修後の確かめ方を、Microsoft Learn で確かめて整理しました。

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この記事の要点

  1. Copilot 研修の見積もりを取る前に、社内で決めるのは4つです。誰にライセンスを渡すか、対象にする業務、SharePoint の共有しすぎの整理、研修のあとに測る数字。
  2. このうち共有の整理は、研修では代わりになりません。Copilot は、本人が表示の権限を持つデータだけを答えに使うため、権限が広すぎる資料は答えに出てくる可能性があります。Microsoft は、データ アクセス ガバナンス レポートや制限付きコンテンツ検出などの道具を用意しています。
  3. Microsoft が公開している教材で、基本操作とプロンプトの書き方、導入の進め方までは学べます。自社の業務の題材に直す部分を研修に頼むかどうかを、見積もりで比べます。研修のあとは、使っている人の割合に加えて、対象にした業務の所要時間を自社で測ります。

研修を頼む前に、社内で決める4つ

1・2 が決まると 3 で見る範囲が決まり、4 は研修の前に用意する(順序は当社の整理)

決めること 1

誰にライセンスを渡すか

  • Copilot のライセンスは、対象の Microsoft 365 プランへのアドオン
  • Copilot Chat (Basic) は対象のライセンスに含まれ、組織のデータは自動では使われない

研修への影響:ライセンスで画面と機能が変わるので、教える内容も変わる

決めること 2

対象にする業務

  • 業務を絞り、練習の題材にする
  • 業務ごとに、使うファイルの置き場所を書く

見る先:Microsoft の部門別プロンプト パックに同じ職種があるか

決めること 3

SharePoint の共有しすぎの整理

  • Copilot は、本人が表示の権限を持つデータだけを使う
  • 広く共有されているサイトを、レポートで探す

道具:データ アクセス ガバナンス レポート、制限付きコンテンツ検出、制限付きアクセス制御

決めること 4

研修のあとに測る数字

  • 使用状況レポートのアクティブ ユーザー率
  • 対象にした業務の所要時間(自社で測る)

時期:研修の前に、元の所要時間を記録しておく

出典:Microsoft Learn「Copilot のライセンス オプション」「Copilot の概要」「Copilot のデータ、プライバシー、セキュリティ」「Copilot の使用状況レポート」、Microsoft 導入支援サイトユーザー エンゲージメント ツールとテンプレート。決める順序は当社の整理(2026年10月4日確認)

Copilot 研修の見積もりを取る前に社内で決めるのは、ライセンスを渡す人、対象にする業務、SharePoint の共有しすぎの整理、研修のあとに測る数字の4つです。この4つが決まっていれば、研修会社に頼むことと、Microsoft の公開教材で済ませることが分かれます。

4つのうち、研修では代わりになりにくいのが共有の整理です。Microsoft Learn は、Copilot が表示するのは、個々のユーザーが少なくとも表示の権限を持つ組織データだけだと説明しています(Microsoft Learn、2026年10月4日に確認)。研修で使い方を覚えた社員が、権限の広すぎる資料を答えに引き出す可能性は、研修の内容ではなく SharePoint の権限の側で決まります(当社の整理)。

この記事は、Microsoft 365 Copilot を買う、または買った会社の担当者向けです。呼び方は、検索で多い「Microsoft 365 Copilot」に合わせました。Learn は、Microsoft 365 Copilot を Microsoft Copilot と呼び直しており、移行の期間はページによって旧名称が残る、と書いています(Microsoft Learn)。

ほかの記事とは、扱う範囲を分けています。研修の費用を助成金で賄えるかは生成AI研修と人材開発支援助成金の記事、研修の中身を1時間のデモとして組む側の話はCopilot 研修の1時間デモ設計の記事、自社で社内文書を検索できるAIを作る場合の文書の仕分けは社内の文書をAIで引けるようにする前にの記事、取引先に出している外部共有はSharePoint・OneDrive の外部共有の記事で書いています。ここでは、研修を買う側が先に決めることを扱います。

研修を買う前に決める4つ:ライセンス・業務・共有の整理・測る数字

Google Workspace を使っている会社が Gemini の研修を買う場合に、管理コンソールで先に決める使える人・つなぐデータ・会話の保存は「Gemini 研修を買う前に、Google Workspace の管理コンソールで決めておくこと」で解説しています。

誰にライセンスを渡すか

Learn の説明では、Copilot のライセンスは、Microsoft 365 Business Standard、Business Premium、E3、E5 などの対象プランへのアドオンで、ユーザーへの割り当ては Microsoft 365 管理センターで行います(Microsoft Learn)。ライセンスを持たない人にも、Copilot Chat (Basic) は対象の Microsoft 365 ライセンスに含まれ、Web ベースのチャットには追加料金がかからないと書かれています。

Learn の「Copilot の概要」にある3つのライセンスの違い(要点だけ)
ライセンスの呼び方(Learn の表記)組織のデータの使われ方Word・Excel などのアプリ内の Copilot
Copilot Chat (Basic)対象の Microsoft 365 ライセンスに含まれる。主に Web のデータを使い、組織のコンテンツは、ファイルのアップロードや、開いている内容、従量課金のエージェントで渡す使えない(Learn は、アドオン ライセンスが無いと Word、Excel、PowerPoint、OneNote の Copilot に入れない、と書いている)
Microsoft 365 Copilot (Basic)Microsoft Graph 経由の組織データは使えない。ファイルのアップロードなどで渡す標準アクセス。サービスの容量の影響を受け、1日のうちで変わることがある
Microsoft 365 Copilot (Premium)Microsoft Graph と Work IQ を通じて、メール・ファイル・会議・予定表・チームなどを自動で引くフル エクスペリエンスへの優先アクセス(アドオン ライセンス)

つまり、「Copilot の研修」と言っても、受ける人の持つライセンスで、使える画面と機能が違います。Learn の学習パスには、ライセンスによって Copilot の使い心地がこの教材と異なる場合がある、という注意書きがあります(Microsoft Learn)。研修会社の公開講座のページにも、研修で使うライセンスの種類と画面を書き、申し込む前に自分の環境で使えるかを確かめるよう案内しているものがあります(インソースの Copilot 研修のページ)。ライセンスの割り当て前には、Learn が勧めている「Copilot ライセンス詳細診断」で、ユーザーごとに要件を満たしているかを確認できます(Microsoft Learn)。

Premium のアドオンを誰に渡すかを決める問い(当社の整理)

違いの根拠は上の表(Learn)。2つの問いと、割り当ての順は当社の整理

1

組織のメール・ファイル・会議を、本人がファイルを指定しなくても答えに使わせたいか

Premium は Microsoft Graph と Work IQ を通じて自動で引く。Basic は手動で渡す

2

Word・Excel・PowerPoint で、混み合う時間帯でも安定して使わせたいか

Basic のアプリ内は標準アクセスで容量の影響を受ける。Premium は優先アクセス

どちらかに当てはまる人Premium のアドオンを渡す候補。その業務の担当者から割り当てる
どちらにも当てはまらない人Basic の範囲で足りるかを先に試す。研修で使う画面が Basic か Premium かは、見積もりで確かめる

出典:Microsoft Learn「Copilot の概要」(2026年10月4日確認)

対象にする業務

研修の題材にする業務は、研修のあとに所要時間を測れる、くり返しの業務を2〜3つに絞るところから始めます(当社の整理)。Microsoft の導入支援サイトには、営業・マーケティング・カスタマー サービス・運用・人事・財務・製品管理・法務の部門別のプロンプト パックが公開されています(導入支援サイト)。対象の業務がこの職種に入るなら、題材の下書きは公開されているものから始められます。

対象の業務を決めて、研修の題材にするまで

3 は情報システムの作業。見積もりを取る前に済ませる

1. 業務を絞る研修のあとに所要時間を測れる、くり返しの業務を選ぶ
2. 使うファイルの置き場所を書く業務ごとに、SharePoint のどのサイトか、メールか、会議の記録かを挙げる
3. その場所の権限を見る参加者全員が見てよいファイルかを、次の節の道具で確かめる
4. 見てよいファイルだけを題材にする自社のファイルを研修会社に使わせる場合も、この範囲に限る

根拠:Microsoft Learn「Copilot のデータ、プライバシー、セキュリティ」。段取りは当社の整理(2026年10月4日確認)

共有の整理と測る数字

残りの2つは、節を分けて書きます。共有の整理は、情報システムが Microsoft の管理画面で進める作業で、研修の前に済ませる範囲を決めます。測る数字は、研修のあとに何を見るかを、研修の前に決めておく話です。

研修が要るかどうか、要るならどこまでを頼むかの整理は、当社のAI セミナーのページにある相談(オンライン約30分)でも受けています。

共有の整理:Copilot が使うのは、本人が見られるデータ

Learn は、Microsoft 365 の権限の仕組みで、適切な人が適切なコンテンツにアクセスできるようにすることが重要だと書いています。その範囲には、Teams の共有チャネルなど、組織の外の人に与えた権限も入ります(Microsoft Learn)。取引先に出している外部共有の見直しは外部共有の記事に分けました。ここでは、社内に向けた共有を扱います。

「共有しすぎ」を探す手がかりになる語が、EEEU(外部ユーザーを除くすべてのユーザー)です。Learn によると、すべての内部ユーザーを自動で含み、外部ゲストを除く、組み込みの SharePoint グループです(Microsoft Learn)。このグループに開かれたコンテンツは、社内の全員が見られることになります。

使う道具は、SharePoint 高度な管理(SAM)の機能です。2025年の初めの時点で、SAM は Copilot ライセンスに含まれる、と Learn は書いています(Microsoft Learn、展開のブループリント)。管理者が使う画面は、SharePoint 管理センターです(Microsoft Learn)。

共有の整理の進め方(Microsoft の手順を順に並べた当社の整理)

Copilot ライセンスに含まれる SharePoint 高度な管理(SAM)の機能を使う

1

コンテンツ管理評価で全体を見る

  • SharePoint 管理センターの「高度な管理」から評価を始める
  • 共有しすぎ、非アクティブなサイト、所有者のいないサイトなどが分かる

くり返し:Learn は、30日ごとの再実行を勧めている

2

データ アクセス ガバナンス レポートで探す

  • サイトのアクセス許可のスナップショットで、広く公開されたサイトを探す
  • 共有リンクと EEEU のアクティビティ レポートで、直近の共有を見る

頻度:Learn は、スナップショットは四半期ごと、アクティビティは毎月

3

見直しの間は隠し、権限を直す

  • 制限付きコンテンツ検出(RCD):検索と Copilot の答えに出さない。権限は変えない
  • 制限付きアクセス制御(RAC):指定したグループ以外は開けなくする
  • サイト アクセス レビュー:サイトの所有者に権限の確認を任せる

位置づけ:RCD は一時的な制御と Learn は書いている

4

共有の既定と、サイトの管理を整える

  • 共有設定を見直す。Learn は、既定では最も許容的な設定だと書いている
  • サイトの所有権・非アクティブ・構成証明のポリシーを作る

場所:SharePoint 管理センターの「ポリシー」の「共有」

出典:Microsoft Learn「SharePoint 高度な管理を使用して Copilot とエージェントに備える」「データ アクセス ガバナンス レポート」「制限付きコンテンツ検出」「制限付きアクセス制御」。順序の並べ方は当社の整理(2026年10月4日確認)

データ アクセス ガバナンス レポートのうち、最初に出すものとして Learn が挙げているのは、組織全体のサイトのアクセス許可(スナップショット)です。SharePoint 管理センターの「レポート」から「データ アクセス ガバナンス」を開いて出します。数千人のユーザーや外部ゲスト、EEEU の権限を持つサイトのように、最も広いアクセスを持つサイトを見つける用途です。アクティビティ レポートは直近28日の動きを追うもので、共有リンクのレポートと EEEU のレポートがあります(Microsoft Learn)。

広く共有されているサイトが見つかったあと、見直しの間だけ Copilot の答えから外したい場合に使うのが、制限付きコンテンツ検出です。SharePoint 管理センターのサイトの設定で「Microsoft Copilot からのコンテンツを制限」をオンにします。Learn は、財務や人事のサイトを、所有者が権限を確認している間だけ一時的に対象にする例を挙げています(Microsoft Learn)。恒久的に誰が見られるかを決めるのは、制限付きアクセス制御や、権限そのものの修正です。

制限付きコンテンツ検出と制限付きアクセス制御の違い
道具何が変わるかアクセス許可は変わるか読んだ範囲での注意
制限付きコンテンツ検出(RCD)組織全体の検索と Copilot の答えに、そのサイトのコンテンツが出なくなる。サイトの Copilot ボタンなど AI のエントリ ポイントも消える変わらない。すでに権限のある人は、引き続き開けるSharePoint サイトだけが対象で、OneDrive は対象外。使いすぎると、Copilot の答えに使える内容が減る。反映に時間がかかり、アイテムが 500,000 件を超えるサイトでは1週間以上かかることがある
制限付きアクセス制御(RAC)指定したグループのユーザーだけが、サイトとそのコンテンツにアクセスできる。Copilot と組織全体の検索もこの制限に従う変わる。以前の権限や共有リンクがあっても、グループ外の人は開けなくなるサイトごとに最大10個のグループ。グループに入れても、権限は自動では付かない

制限付きコンテンツ検出を使うには、組織が Copilot のライセンスを持ち、SAM を使えることが条件です(Microsoft Learn)。使いすぎると、Copilot が答えに使える内容が減ることも書かれているので、対象はレビューが要るサイトに絞ります。

公開されている教材で足りる範囲

Microsoft Learn のトレーニングは、Microsoft 製品について学びたい人なら誰でも無料で使える、と Learn の質問ページに書かれています(Microsoft Learn)。学習パス「生成 AI の基礎スキルを身につける」は、初級の4モジュールで、生成 AI の基礎と責任ある AI、Copilot Chat の仕組み、プロンプトの書き方、作業の進め方を扱います(Microsoft Learn)。内容の中心は Copilot Chat (Basic) で、ライセンスによって使い心地が変わる点は先に書いたとおりです。

公開されている教材で進められる範囲

3つ目は、公開教材が一般の題材で組まれているために生じる差(当社の整理)

Microsoft の教材で進められる

基本操作とプロンプトの書き方

  • Learn の学習パス「生成 AI の基礎スキルを身につける」(初級、4モジュール、ビジネス ユーザー向け)
  • 生成 AI の基礎、Copilot Chat の仕組み、プロンプトの書き方、作業の進め方

費用:Learn のトレーニングは無料と、Learn のよく寄せられる質問のページに書かれている

Microsoft の教材で進められる

社内への導入の進め方

  • ローンチ デー キット、プロンプト マラソン、30日間のスキルアップ用メール
  • 部門別のプロンプト パック(営業・マーケティング・人事・財務など)

出どころ:Microsoft の導入支援サイト。Copilot Chat のサクセス キットは日本語版もある

自社で用意する

自社の業務の題材

  • 自社のファイルと手順を使った練習
  • 権限の整理が済んだ範囲のファイルだけを使う

担当:自社で用意するか、研修に頼む(当社の整理)

出典:Microsoft Learn「生成 AI の基礎スキルを身につける(学習パス)」「Microsoft Learn のよく寄せられる質問」、Microsoft 導入支援サイト「ユーザー エンゲージメント ツールとテンプレート」「Copilot Chat サクセス キット」(2026年10月4日確認)

導入の進め方のほうは、Microsoft の導入支援サイトの「ユーザー エンゲージメント ツールとテンプレート」に、ローンチ イベントのキット、プロンプト マラソン、30日間のスキルアップ用メール、仮想トレーニングのイベント キットなどが並んでいます。研修の成果を測る枠組みとして、スピード・精度・信頼性・コストの面から Copilot の影響を測る評価フレームワークも載っています(導入支援サイト)。

そのため、基本操作とプロンプトの書き方、導入の段取りまでは、公開されている教材で進められます。差が出るのは、自社のファイルと手順を題材にした練習と、その場での質問への回答です。この部分は、自社で用意するか、研修に頼むかを選ぶことになります(当社の整理)。

研修会社に頼むと変わること、見積もりの比べ方

頼んで変わるのは、題材が一般の例から、自社の業務に替わる点です。ただし、自社のファイルを題材にするなら、そのファイルを参加者全員が見てよいかが前提になります。共有の整理が済んでいない状態で自社のファイルを使う研修を始めると、題材の選び方がそのまま権限の確認になってしまいます(当社の整理)。

見積もりは、金額より先に、何を前提にした研修かを揃えて比べます。下の表の「社内で先に決めておくこと」が決まっていないと、各社に同じ条件で聞けません。

研修会社の見積もりを比べる項目(当社の整理)
項目見積もりで聞くこと社内で先に決めておくこと
使う環境研修で使うライセンスと画面は何か。自社が割り当てる予定のものと同じか誰にライセンスを渡すか
題材自社のファイルを使うのか、用意された題材か。自社のファイルを使う場合、参加者全員が見てよいファイルか対象の業務、共有の整理
事前の準備サイトの共有の確認は研修の範囲に入るのか、自社の情報システムが先に済ませるのか共有の整理
実習実習の時間と、講師1人あたりの人数対象者
研修のあと何を測り、何を報告してもらうか測る数字
助成金対象になる条件を満たす内容か(別の記事で整理)研修の時間と、職務との結びつき

研修のあとの確かめ方:使っている人の割合ではなく、業務の所要時間

Microsoft 365 管理センターの Copilot の使用状況レポートは、有効ユーザー(Copilot のライセンスを持つ人)、アクティブ ユーザー(期間中に、Microsoft 365 のアプリで Copilot の機能を試した人)、アクティブ ユーザー率(アクティブ÷有効)を出します。期間は7・28・90・180日から選べ、ある日のデータは通常、その日の終わりから48時間以内に見られます(Microsoft Learn)。

アクティブは、機能を1回でも試した人も数える定義です。研修の直後にこの割合が上がっても、業務の所要時間が変わったかは分かりません(当社の整理)。

Viva Insights の Copilot ダッシュボードは、準備・導入・影響・センチメントの指標を出し、データは過去28日分で、最大6日の遅れがあります(Microsoft Learn)。指標の中には、Copilot でアシストを受けた推定の時間数を示す「Copilot アシスト時間」があります(Microsoft Learn)。ダッシュボードで使える機能は、テナントのライセンスの数などで変わります。

研修のあとに見る3段

1 と 2 は Microsoft の画面から出る数字、3 は自社で記録する数字

1使われているか

使用状況レポートの有効ユーザー、アクティブ ユーザー、アクティブ ユーザー率

アクティブは、期間中に Copilot の機能を試した人。1回の利用でも数えられる

2Microsoft の推定値

Copilot ダッシュボードの導入・影響・センチメントと、Copilot アシスト時間(推定)

推定値なので、自社の業務の実時間とは別に見る

3対象の業務の所要時間

研修の前と後で、同じ業務を同じ方法で測る

自社で測る数字。Copilot の出力を確かめて直す時間も含める(当社の整理)

出典:Microsoft Learn「Copilot の使用状況レポート」「Copilot ダッシュボード」「Viva Insights のメトリック」。3段目の測り方は当社の整理(2026年10月4日確認)

3段目の測り方は、次のとおりです(当社の整理)。研修の前に、対象にした2〜3つの業務について、1件あたりの所要時間を、実際の担当者に数回記録してもらいます。研修のあとに、同じ担当者が同じ種類の資料で同じ業務を行い、同じ方法で測ります。Copilot の出力を確かめて直す時間も、所要時間に入れます。1と2の数字は、この記録と並べて読みます。

この記事で確かめられなかったこと
  • Copilot の価格や、購入窓口ごとの条件。読んだページには、ここで書く内容を決める根拠が無かったため、扱っていません
  • Copilot ライセンスに含まれる SharePoint 高度な管理の前提条件の細部。含まれることは Learn で確かめましたが、前提条件のページは読んでいません
  • Copilot アシスト時間の計算方法。Learn のメトリックのページには「推定時間数」とだけ書かれています。同じページには、メール関連のメトリックの過小計上を直したという記述があり、2026年2月18日以降のデータが対象です
  • 研修会社ごとの見積もりの内訳。研修会社のページは、公開講座の1件を読んだだけです
  • Microsoft の導入支援サイトの教材の日本語版の有無。Copilot Chat のサクセス キットは日本語版が載っていますが、ほかの教材は教材ごとに確かめてください
  • Learn が名称を「Microsoft Copilot」に移している途中であること。ページによって、旧名称と新名称が混ざっています

研修を頼むかどうか、頼む場合に先に決めること、共有の整理から研修後の測り方までの段取りは、Aurant Technologies のAI セミナーの相談と、生成AIの業務への組み込み支援で受けています。

Microsoft 365・Google Workspace の移行と設定のスポット相談

メールの移行、ドメインとDNS、共有アドレスや代理人の権限、新しいOutlookへの切り替え、Copilot・Geminiを使うときの社内ルール。調べた手順で直らないとき、同じことが何人もで起きているときに、いま困っていることを1件から相談できます。

AT
aurant technologies 編集

上場企業からスタートアップまで、数多くのデータ分析基盤構築・AI導入プロジェクトを主導。単なる技術提供にとどまらず、MA/CRM(Salesforce, Hubspot, kintone, LINE)導入によるマーケティング最適化やバックオフィス業務の自動化など、常に「事業数値(売上・利益)」に直結する改善実績多数。

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