SOLUTION 04
データ基盤とBIを、
設計から運用まで
基幹システム・会計ソフト・SaaS・広告・POSに散らばったデータをデータ基盤(DWH)に集め、「売上」「粗利」の数え方をそろえて、経営や現場が毎日見るダッシュボードにするまでを一緒に進めます。表計算や今のBIで足りるところはそのまま使い、データ基盤が要るところは、その理由を添えて提案します。まずは6本のデモで、明細まで降りられる画面や、数え方で前年比が変わるところを触ってみてください。
6本のデモは、どれも架空の会社・データで作った、操作できるモックです。このページからすぐに開けます。
※ 画面はイメージです(架空の会社・データ)
Interactive demo
触って確かめる、6本のデモ
どれも架空の会社・データで作った、操作できるモックです。スマホでもPCでも開けます。会計ソフトなど製品の仕様にふれるデモ(05・06)は、公式のヘルプや開発者向けの資料で確かめた内容だけを使い、デモの中に出典を書いています。
※ デモの会社名・店舗名・数値はすべて架空で、実在の企業・店舗とは関係ありません。特定の製品の画面をそのまま再現したものではなく、形と流れを伝えるためのイメージです。
What we build
データ活用でつくるものは3つ
データが1か所に集まり、数え方がそろい、毎日同じ画面で見られる。この3つを順につくります。
データを集める基盤
散らばったデータを、連携ツールやAPIで定期的にデータ基盤(DWH)へ集めます。Snowflake・BigQuery・Treasure AIなどから、データの量と使い方に合うものを選びます。
- データ基盤の選定と、権限・費用の上限の設計
- 定期的な取り込みと、止まったときの通知
- 受注から会計までの項目の受け渡し
同じ定義の数字
「売上」「粗利」「前年比」の数え方を決め、データ基盤の側に1か所で持たせます。dbtで定義を管理し、更新のたびにテストで確かめます。
- 計上日・税・返品・集計の窓の決め方
- dbtでの定義の管理と、データのテスト
- 案件・部門・品目など、集計の軸の持たせ方
毎日見る画面
経営・部門・店舗が、同じ数字を同じ画面で見られるようにします。上の数字から明細まで降りられ、差の理由も書き込める形にします。
- 経営ダッシュボードと、明細への掘り下げ
- 予実管理と着地見込みの更新
- 店舗・拠点の比較と、外れ値の確かめ
Features
機能の一覧と、作り方の目安
当社で設計・構築できる機能です。BIツールや会計ソフトの標準の機能で作れるところはそのまま使い、複数のデータをつなぐ・定義を1か所に持たせるといったところはデータ基盤の側で作ります。関係するデモと解説記事から詳しく見られます。
※ dbtのテスト(重複・空欄・決めた値以外・参照先の欠け)は、dbtに最初から入っている4つのテスト(unique・not_null・accepted_values・relationships)で確かめる内容です。出典:dbt Developer Hub「Add data tests to your DAG」(2026年9月16日更新)。2026年9月25日に確認。
How to build
作り方は3通り。
向いている条件が違います
どれが正解というものではありません。データの出どころの数と量、見たい数字、社内の体制で決まります。表計算で集めた数字をBIで見るなど、組み合わせることもよくあります。
| 表計算ソフトで集計する | BIツールに直接つなぐ | データ基盤を作る | |
|---|---|---|---|
| できること | システムから出したCSVなどを貼り、関数やピボットで集計して配る | 表計算・データベース・広告の管理画面などに、BIツールの接続機能で直接つなぎ、グラフと表で見る | 複数のシステムのデータを定期的に1か所へ集め、指標の定義を基盤の側に1か所で持ち、どの画面・どの資料にも同じ数字を出す。明細まで降りて確かめられる |
| 向いている条件 | データの出どころが少なく、量も多くない。集計する人と見る頻度が決まっている | 見たいデータの出どころが少なく、まず画面で見られるようにしたい | 出どころが複数あり、突き合わせに毎月手間がかかっている。部門ごとに数字が食い違う。履歴を残し、明細まで追いたい |
| 気をつけること | 集計の手順が作った人に残りやすく、その人がいないと更新が止まる。コピーが増えると、どれが最新か分からなくなる | 画面ごとに計算式を持つと、同じ「売上」でも画面によって定義がずれる。つなぐ先が増えると、突き合わせをBIの中で抱えることになる | 基盤・連携ツールの利用料と、定義・テスト・権限の設計と保守の手間がかかる。処理したデータ量で課金される製品では、画面の自動更新で費用が増えることがあるため、上限を決めておく |
| 費用の種類 | 表計算ソフトの利用料と、集計にかかる社内の作業時間 | BIツールの利用料(ツールの提供元へ)に加えて、画面の設計・設定を任せる場合はその費用(お見積り) | DWH・連携ツール・BIツールの利用料(各提供元へ)に加えて、設計・構築・保守の費用(お見積り) |
| 当社の関わり方 | 集計の手順と定義の整理、置き場所の見直し、ほかの作り方へ移すかの判断 | 画面と指標の設計、つなぎ方の設計と設定 | 基盤の選定から、連携・定義・テスト・権限の設計と構築、運用と社内への引き継ぎまで |
※ BIツールの接続機能の例:Google Cloud「データソースについて」(Data Studio。旧 Looker Studio。2026年9月23日更新)。2026年9月25日に確認。
データをどこに置くか、Excelのままでいい場合との分かれ目を動画で解説しています↓↓
Data warehouse
データ基盤(DWH)の
費用のかかり方
同じ量のデータでも、製品によって費用のかかり方が違います。重い集計を決まった時間に回すのか、画面を開くたびに問い合わせるのか、顧客への配信に使うのかで、合うものが変わります。
| 費用のかかり方 | 向いている条件 | 気をつけること | |
|---|---|---|---|
| Snowflake | 計算(ウェアハウスなど)・ストレージ・データ転送の合計。計算は、ウェアハウスが動いている時間に応じてクレジットを消費し、秒単位で、起動・再開のたびに最低60秒分がかかる。止めている間は消費しない | 用途や部門ごとにウェアハウスを分け、それぞれの消費を分けて見たい。重い集計と画面からの問い合わせを、別のウェアハウスで動かしたい | 使っていない時間に自動で止まるまでの長さの設定で、消費が変わる。ウェアハウスを大きくすると、時間あたりのクレジットも増える |
| BigQuery | 計算とストレージは別。計算は、処理したデータ量で払うオンデマンドか、スロット(仮想CPU)の時間で払う容量ベースかを選ぶ。オンデマンドは処理するクエリデータが毎月1 TiBまで、ストレージは毎月10 GiBまで無料 | サーバーの台数や大きさを事前に決めずに始めたい。Google 広告・Google アナリティクス 4など、Google のサービスのデータを多く扱う(BigQuery Data Transfer Serviceで定期的に取り込める) | オンデマンドでは、結果にLIMITを付けても、選んだ列の処理量で課金される。列の選び方・パーティション・クラスタで処理量を減らし、課金される最大バイト数などで上限を決める |
| Treasure AI (旧 Treasure Data) |
顧客プロファイル数または行動イベント数に応じた、年間のサブスクリプション。クエリによる追加の課金はないとされている。料金ページに金額の掲載はなく、提供元への見積りの相談になる | 顧客データをまとめ、メール・LINE・広告などへの配信に使うことが主な目的 | 年間の契約が前提。経営の数字を見ることが主な目的なら、DWHとBIの組み合わせと比べてから決める |
※ 出典:Snowflake Documentation「総コストについて」「コンピューティングコストについて」「コンピューティングコストの調査」「ウェアハウスの概要」、Google Cloud「BigQuery の料金」「BigQuery Data Transfer Service とは」(2025年12月22日更新)、Treasure AI「料金体系」、トレジャーデータ株式会社「『Treasure AI』へとブランド刷新」(2026年4月21日)。いずれも2026年9月25日に確認。料金の額は各社の公式ページでご確認ください。
製品別・関連する支援のページ
Process
進め方
相談から公開後の運用まで。新しい画面の数字は、公開する前に今の集計と突き合わせます。
今を確かめる
データの置き場所、今の集計の手順、毎月いちばん手間がかかっている作業を確かめます。
見る数字を決める
誰がどの場面でどの数字を見て判断するかを決め、その数字の数え方を書き出します。
作り方を決める
表計算・BI・データ基盤のどれで作るかを、データの量・出どころの数・社内の体制・費用のかかり方から決めます。
作って照合する
連携・定義・画面を作り、今の集計(Excelや会計ソフトの帳票)と数字を突き合わせます。
使い始める
会議や月次の報告で使いながら、見る粒度や並び順を直します。権限と更新の手順もここで確かめます。
運用と引き継ぎ
データの更新とテストを回します。運用のお引き受けも、社内への引き継ぎも選べます。
新しい画面の数字と今の集計が合わないときは、まず数え方の違い(計上日・税・返品・集計の窓など)を確かめます。どちらが正しいかではなく、どの定義にそろえるかを決め、その定義を画面と資料に書いてから公開します。
Case
導入事例
当社が支援した事例(企業名は匿名)と、各製品の提供元が公開している事例です。
各製品の提供元が公開している事例
※ 当社の事例は、実際の導入事例をもとに、企業名を匿名にして構成しています。 担当エンジニアの紹介:守高 成悟(CAIO) 曽我 滉貴(アーキテクト)
Method
数字を出す前に、
そろえること
同じデータでも、数え方をそろえないと、結論が反対になることがあります。ダッシュボードや報告の数字を作る前に、ここをそろえます。
Pricing
費用の考え方
費用はお見積りです。当社全体の目安は、小規模な自動化なら数万円〜、中規模のシステム統合なら数十万円〜、長期の伴走は月額制です。支援の範囲と作るものによって変わるため、まずは30分の相談で範囲を整理します。
スポット
特定の工程だけ。今の集計の整理や、基盤の選定だけの単発の支援。
プロジェクト
設計から構築までを一括で。
継続支援
運用・改善・内製化の伴走を月ごとに。
費用が変わる主な要因
- つなぐデータの出どころの数と種類(基幹・会計・SaaS・広告・POSなど。連携ツールに接続の部品があるかで作業が変わる)
- データの量と更新の頻度(日に1回の取り込みか、もっと細かい間隔か)
- そろえる指標の数と、定義の込み入り方(dbtで作る定義とテストの規模)
- 画面の数と、部門・役職ごとの見せ分け
- 権限・監査ログ・個人情報の扱いに求める水準
- 社内への引き継ぎの範囲(手順書・勉強会・一緒に作る時間)
- DWH(Snowflake・BigQueryなど)、連携ツール、BIツールの利用料は、当社の費用とは別に、各提供元へお支払いいただきます
無理な導入はおすすめしません。表計算や今のBIのままで足りる場合は、そのまま使う形をご提案します。現状の整理だけのご相談も歓迎です。
※ 各製品の料金は公式ページでご確認ください:Snowflake の料金、BigQuery の料金、Treasure AI 料金体系。データ活用やITツール導入の補助金の対象になる場合があります。要件は年度や事業内容で変わるため、個別に確かめたうえでご案内します。
FAQ
よくあるご質問
デモと同じものを作ってもらえますか?
デモは、架空の会社・データで形と流れを見ていただくためのモックです。実際には、御社のデータの出どころ・見たい数字・社内の体制に合わせて、画面と仕組みを組み立てます。デモの一部だけを使う形でも構いません。
特定のツールの販売代理店ですか?
いいえ。特定の製品の販売代理店ではありません。Snowflake・BigQuery・Treasure AIなどから、データの量・使う部門・今お使いのクラウドや費用のかかり方に合わせて選び、表計算や今のBIで足りる場合は、そのまま使う形をご提案します。
SnowflakeとBigQueryは、どちらが良いですか?
一概には言えません。計算の費用が、Snowflakeはウェアハウスが動いている時間で、BigQueryのオンデマンドは処理したデータ量で決まるため、重い集計を決まった時間に回すのか、画面を開くたびに問い合わせるのかで、費用の出方が変わります。今お使いのクラウドや、Google のサービスのデータの多さも見て、使い方を伺ったうえで比べます。
Excelやスプレッドシートのままではだめですか?
データの出どころが少なく、集計する人と見る頻度が決まっているなら、Excelやスプレッドシートのままで足りることもあります。出どころが増えて毎月の突き合わせに手間がかかる、部門ごとに数字が食い違う、といった状態になったら、BIやデータ基盤を考える時期です。
小さく始めて、後から広げられますか?
できます。1つの部門やテーマ(月次の予実、店舗の比較など)に絞ってデータ基盤とダッシュボードを立ち上げ、使われ方を見ながら対象を広げる進め方を基本にしています。
BIを入れたのに使われていません。相談できますか?
はい。今の画面の数字の定義、更新の手順、誰がどの場面で見るかを確かめ、使われない理由を切り分けます。画面を作り直す前に、数え方をそろえるだけで済むこともあります。
会計ソフトや基幹システムのデータもつなげますか?
つなげます。会計ソフト・基幹システム・販売管理・SaaSなどのデータを、連携ツールやAPIで定期的に取り込み、案件・部門・品目などの軸で集計できるようにします。受注から会計・BIまでの流れはデモ06で、案件別の集計はデモ05で確かめられます。
作った後、自社で運用できますか?
運用と拡張を見据えて設計し、更新の手順・指標の定義の一覧・テストを整えて引き継ぎます。運用をお引き受けすることも、社内で回せるように一緒に作ることもできます。
費用はどう決まりますか?製品の利用料とは別ですか?
当社の費用はお見積りです。つなぐデータの数、そろえる指標、画面の数、引き継ぎの範囲で変わります。Snowflake・BigQueryなどの利用料や、BIツール・連携ツールの利用料は、これとは別に各提供元へお支払いいただきます。
まずは30分の無料相談から
デモを見ながら、御社の場合にどのデータを集め、どの数字をそろえるかを一緒に確かめます。今の集計の整理やセカンドオピニオンだけでも歓迎です。費用感だけのご相談でも構いません。